みどりの野原

野原の便り

5月10日 桜井 穴師周辺 イヌビワのお味は? 

2016年05月10日 | Weblog
雨を覚悟だったが、運よく会の終了までは降らなくてラッキーだった。

巻向駅からは、初めての道・山の辺の道として見覚えのある道もあったが新鮮だった。

 
       天照御霊神社 クスノキ大木             ムクロジ大木
マルバヤナギやアラカシ?の大木もあった。

      
         色づいたイヌビワ     高いところにあるのをとってくださった。
食べてみた人がいて「味がしない」と言っておられたが、雄株では?


     1つ持って帰って切ってみた。 
イヌビワコバチらしい虫が入っていた。 やはり雄果のうだった。
イヌビワとイヌビワコバチの共生はよく知られている。
イヌビワは雌雄異株で、雄株の花嚢の中には雌花も雄花もある。
イヌビワコバチは雄株の花嚢の雌花に産卵するのだ。

中をしっかり見たのは初めてだったが、入り口近くには雄しべの葯らしいものも見えた。


アメリカフウロ これもゲンノショウコと同じで神輿形に弾けて種を飛ばす。
ちょっと粘って写真を撮ったのできれいに「御神輿」を撮れたが、みんなに遅れてしまった。

 
         ヤブヘビイチゴ              ナワシロイチゴは花期

 
テイカカズラに飲み込まれそうな?小屋  花筒の長さの割合からすると、ケテイカカズラ


植栽されたバイカウツギ 何箇所かで満開のを見た。

万葉楽園
『外国産の輸入などで県内の生産量が激減している「大和シャクヤク」の復活を目指して2013年からスタートしたプロジェクト』(資料より)

シャクヤクの他にも約130種の薬用植物が植えられているそうだ。

 
シャクヤク 「大和シャクヤク」がどれだったのか、肝心のところを見るのを忘れた。


     園内に薄紫色の花が群生していた。
ラッキョウ?と思ったが、名札によると「チャイブ」とのこと。
別名はエゾネギとのこと。エゾネギなら去年いただいてベランダに植えて利用しているが、こんな花が咲くのかな? ラッキョウとどこが違うのかわからない。

他にもサンザシ、エゴノキ、マユミ、ウンシュウミカンなどが咲いていた。

午後からは檜原神社を通って三輪駅まで歩く。

 
         シラホシムグラ              ツマグロヒョウモン雌


弁天社古墳と一体となっているようなケヤキの老木
根元はだいぶ傷んでいるが、まだまだかくしゃくと枝葉を伸ばしている。
年月を経てこそこの貫禄。

駅へ向かう頃になって雨が降り出した。よく一日もってくれた。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする