みどりの野原

野原の便り

2月13日 京都府立植物園 セツブンソウ 午後は講演「自然の恵みのごちそう」

2017年02月13日 | Weblog
少し早めに行って植物園を回る。

寒い日が続いていたので、きっと植物園にも雪が残っているのではと思ったが、雪は全くなし。

 
      ハナミョウガ 果実           アリドオシ 果実

 
今の時期の主役はセツブンソウ 小さくて見逃しそう。
白いガク片 二股に分かれた黄色い腺に変化した花弁 ブルーの雄しべ 中心に薄紫の雌しべ カラフルな花。

 
    フキノトウも出ていた。     右)針状の鋸歯のある葉 この幼木は何だろう。
近くに成木があってオオカナメモチとわかった。

春の草花展開催中 ドームの中は春爛漫
 
    色とりどりの春の花           フクジュソウも満開
   
 
       バイカオウレン            ユキワリソウ

午後から「自然の恵みのご馳走」の演題で「草喰なかひがし」のご主人のお話を聞いた。
「草喰なかひがし」は、現在京都で一番予約が取れない店の1つとか。
毎日ご主人自ら野や山へ出向いて集められるという自然の食材を使ったお料理が出される。
「食べられるものを食べつくす」ことが命ある食べ物への責任だと。
「四季を感じ命を食す」ことに心を砕かれているのがよくわかった。

そしてもう一つのこだわりは”おくどさん”で”特別の釜”で焚く白ご飯 
「おくどさん研究会」を主宰し、かまど文化の魅力を発信しておられるらしい。

その日に採れた食材の持ち味を生かし、食材と相談しながら作る。
食材と語り合う。野菜に寄り添う。そんな風におっしゃる。
食材に感謝することを言われた。
ふだんあまりに何も考えないで食べているのをちょっと反省。

お店で四季それぞれに出されるという献立を画面で見て味わう。(実際に味わいたいところだが)

終わりに実演があった。甘酢漬けのカブラを使ったツバキ

 
赤カブの甘酢漬けをずらして広げ、芯に干し柿を入れて巻き、中央にノリを巻き半分に切る。

 
それをやさしく花びら状に広げる。 炒り卵の裏ごし?を花の芯に振りかけて雌しべに見立てる。                  右)ツバキの枝に花を飾って出来上がり。

お店に食べには行けないけれど、次のお正月に、このツバキ「いただき」
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