午後から広陵町ぶらり歩き。
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車を止めて、高田川堤防へ。
高田川の東側を並行して流れる川がある。尾張川というらしい。初めて聞く名。
高田川の支流(基点は神楽あたりとのネット記事あり)
この先に合流点が見られるという。
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笠橋から見た高田川(左)と尾張川(右)の合流点
右)南を向けば2つの川の内側の堤防がつながって馬蹄形の面白い形になっていた。
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下街道から1つ東側の、村の中を通る自然なカーブの道。下街道が付くまではこの道が主な道だったのではないかな?という。 右) 角に役行者を祀ったお堂があった。
火の見櫓もあった村の中心部を通る道。 向こう突き当りに八坂神社が見えてきた。
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八坂神社 大木が多い境内の中でもひときわ大きいケヤキの巨樹 説明版には「幹周4.3m 樹高25m」とあり。葉が繁っていればさぞ貫禄があるだろう。
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境内の端に小さい丸い池。そばに「大杉神社 祈雨」の石標 謂れはわからない。
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八坂神社境内から門をくぐれば正楽寺 ちょっと入ってみよう。正面は観音堂
右)お堂の横に小寺公民館。昔の小学校のようなノスタルジックな建物 下駄箱も懐かしい感じ。
その横に「木造11面観音立像」の説明板があったので見に行ってみよう。
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観音堂は格子戸が閉まっていて、小さい小窓が付いていた。覗いたが暗くて何も見えず。
横にスイッチがついているが・・押したら「ビィ~~~」と鳴り響くんじゃないの?
こわごわ押してみたらパッと中に電気がついた。すご~い。良く見える。
「木造11面観音立像」はヒノキの寄木造 鎌倉初期の作と考えられている。奈良県指定文化財 平成7年の解体修理中に墨書銘が発見されている。照明はありがたい。
隣のお堂は薬師堂
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薬師堂の格子戸の小窓にはスイッチがなくて見えない。「あんた懐中電灯持ってるのとちがうの?」「そうや忘れてた」、ミニの懐中電灯の威力で薬師如来(右)もばっちり見ることができた。
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八坂神社を出た東の3差路になったところに太神宮灯篭と道標があった。
道標の3面には 「こふ里やま なら 京」「たつた ほふ里ふじ」「こうや 山上 たかだ」「みわ はせ よしの」などが記されて、やはりこの道は主要道路だったに違いない。
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村の中を通った時も環濠の名残が見えたが、小寺は環濠集落で、この近くにも3面張りになった環濠が残り、環濠の位置はよくわかる。
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太くてまっすぐな下街道を北へ。
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「小北稲荷神社」の鳥居があった。名前を聞いたこともない。向こうの森がそれらしい。
小北稲荷神社 狐はお稲荷様のお使い。阿吽ではなく、巻物をくわえた狐(もう1方には玉を加えた狐)が両側を守る。 舒明天皇の頃の創建という。
稲荷って何? よくわからない。
境内には灯籠や狛犬もある。狛犬を見ていて・・あら半兵衛さん・・こんなところで・・
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台石に「大阪西横堀 石工 小島屋半兵ヱ」半兵衛は江戸後期の石工で当時人気の石工だったらしいと聞いている。後ろ脚あたりがちょっと手抜き?
右)柵に囲われた「千本カシ」株立ち状になったアラカシ
高田川 赤部橋を西へ。
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ここは何神社なのか?鳥居にも拝殿にもどこにも神社名が書いてない。
「蓮台寺」の説明板があった。読んでももひとつ理解ができない。
ネットで見ると『旧蓮台寺(廃寺)」跡に建つ「記三上神社(きさんじょうじんじゃ又はきみがみじんじゃ)』だということがわかった。 右は拝殿 新しい。
記三上神社は『舒明天皇が百済宮に坐した時の創祀と伝わり・・元は讃岐神社の摂社だったそうです』とのこと。
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境内に建つ小堂が 宝陶山「蓮台寺」(廃寺)のものとのこと。 そばには石仏も。
右)お堂の中の地蔵菩薩
そして、鳥居を出るとき・・太神宮灯篭を見る。
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太神宮灯籠 台石に「石工 當村 平蔵 桜井 庄造」
えっ?あの「しょうぞうさん」?
飛鳥の櫛玉命神社に私の好きな狛犬「桜井驛石工平野屋庄蔵」信繁の花押(慶応年代)がある。
この灯籠を作った石工は同一人物かと思ったが・・名前の字が違う・・
ネットで調べると「桜井 平井庄造」なる石工もいるらしく、明治35年ぐらいの狛犬もあるようで時代も少し違うかな? 残念。
3時間ほどのウォークだったが、そんなに遠くないのに知らない所や知らないことがいっぱいあって面白かった。
まだまだ案内したい所があるらしいが又今度連れて行ってもらうことにして帰路につく。
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車を止めて、高田川堤防へ。
高田川の東側を並行して流れる川がある。尾張川というらしい。初めて聞く名。
高田川の支流(基点は神楽あたりとのネット記事あり)
この先に合流点が見られるという。
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笠橋から見た高田川(左)と尾張川(右)の合流点
右)南を向けば2つの川の内側の堤防がつながって馬蹄形の面白い形になっていた。
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下街道から1つ東側の、村の中を通る自然なカーブの道。下街道が付くまではこの道が主な道だったのではないかな?という。 右) 角に役行者を祀ったお堂があった。
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火の見櫓もあった村の中心部を通る道。 向こう突き当りに八坂神社が見えてきた。
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八坂神社 大木が多い境内の中でもひときわ大きいケヤキの巨樹 説明版には「幹周4.3m 樹高25m」とあり。葉が繁っていればさぞ貫禄があるだろう。
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境内の端に小さい丸い池。そばに「大杉神社 祈雨」の石標 謂れはわからない。
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八坂神社境内から門をくぐれば正楽寺 ちょっと入ってみよう。正面は観音堂
右)お堂の横に小寺公民館。昔の小学校のようなノスタルジックな建物 下駄箱も懐かしい感じ。
その横に「木造11面観音立像」の説明板があったので見に行ってみよう。
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観音堂は格子戸が閉まっていて、小さい小窓が付いていた。覗いたが暗くて何も見えず。
横にスイッチがついているが・・押したら「ビィ~~~」と鳴り響くんじゃないの?
こわごわ押してみたらパッと中に電気がついた。すご~い。良く見える。
「木造11面観音立像」はヒノキの寄木造 鎌倉初期の作と考えられている。奈良県指定文化財 平成7年の解体修理中に墨書銘が発見されている。照明はありがたい。
隣のお堂は薬師堂
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薬師堂の格子戸の小窓にはスイッチがなくて見えない。「あんた懐中電灯持ってるのとちがうの?」「そうや忘れてた」、ミニの懐中電灯の威力で薬師如来(右)もばっちり見ることができた。
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八坂神社を出た東の3差路になったところに太神宮灯篭と道標があった。
道標の3面には 「こふ里やま なら 京」「たつた ほふ里ふじ」「こうや 山上 たかだ」「みわ はせ よしの」などが記されて、やはりこの道は主要道路だったに違いない。
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村の中を通った時も環濠の名残が見えたが、小寺は環濠集落で、この近くにも3面張りになった環濠が残り、環濠の位置はよくわかる。
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太くてまっすぐな下街道を北へ。
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「小北稲荷神社」の鳥居があった。名前を聞いたこともない。向こうの森がそれらしい。
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小北稲荷神社 狐はお稲荷様のお使い。阿吽ではなく、巻物をくわえた狐(もう1方には玉を加えた狐)が両側を守る。 舒明天皇の頃の創建という。
稲荷って何? よくわからない。
境内には灯籠や狛犬もある。狛犬を見ていて・・あら半兵衛さん・・こんなところで・・
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台石に「大阪西横堀 石工 小島屋半兵ヱ」半兵衛は江戸後期の石工で当時人気の石工だったらしいと聞いている。後ろ脚あたりがちょっと手抜き?
右)柵に囲われた「千本カシ」株立ち状になったアラカシ
高田川 赤部橋を西へ。
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ここは何神社なのか?鳥居にも拝殿にもどこにも神社名が書いてない。
「蓮台寺」の説明板があった。読んでももひとつ理解ができない。
ネットで見ると『旧蓮台寺(廃寺)」跡に建つ「記三上神社(きさんじょうじんじゃ又はきみがみじんじゃ)』だということがわかった。 右は拝殿 新しい。
記三上神社は『舒明天皇が百済宮に坐した時の創祀と伝わり・・元は讃岐神社の摂社だったそうです』とのこと。
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境内に建つ小堂が 宝陶山「蓮台寺」(廃寺)のものとのこと。 そばには石仏も。
右)お堂の中の地蔵菩薩
そして、鳥居を出るとき・・太神宮灯篭を見る。
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太神宮灯籠 台石に「石工 當村 平蔵 桜井 庄造」
えっ?あの「しょうぞうさん」?
飛鳥の櫛玉命神社に私の好きな狛犬「桜井驛石工平野屋庄蔵」信繁の花押(慶応年代)がある。
この灯籠を作った石工は同一人物かと思ったが・・名前の字が違う・・
ネットで調べると「桜井 平井庄造」なる石工もいるらしく、明治35年ぐらいの狛犬もあるようで時代も少し違うかな? 残念。
3時間ほどのウォークだったが、そんなに遠くないのに知らない所や知らないことがいっぱいあって面白かった。
まだまだ案内したい所があるらしいが又今度連れて行ってもらうことにして帰路につく。