(画像処理がうまくいきません。今回は写真なしです。涙・・
写真を取り込みなおして、日を置いて試しても、縮小して保存しようとすると消えてしまいます)
初めての上野芝駅で集合
ユネスコ世界文化遺産登録されている古市百舌鳥古墳群のいくつかの古墳をまわり、お堀の鳥などを観察した。
履中天皇陵はすぐ近くだった。
履中天皇陵
「百舌鳥耳原南陵」として宮内庁により第17代履中天皇の陵に治定されている。
実際の被葬者は不明だそうである。
「上石津ミサンザイ古墳」ともいわれる。ミサンザイとは陵(ミササギ)が転訛したものだという。
百舌鳥古墳群を構成する古墳の1つで、全長365m。日本で3番目の大きさをもつ前方後円墳
何か所かお堀が見えるところで水鳥が来ていないか覗きながら正面の拝所へ回り込む。
大きくて御陵全体は見えない。ビュースポットもあった。
マガモ・カイツブリ・カルガモ シジュウカラ ミコアイサ♀
大仙公園
百舌鳥古墳群の一角にある都市公園。
堺市都市緑化センターに立ち寄る。
いたすけ古墳
5世紀中頃築成 全長約146mの前方後円墳
宅地造成の計画があったが、住民の保護運動によって破壊を免れたという。
その時の橋の名残があった。
ダイサギ・ミコアイサ♀・カルガモ・カイツブリ・ハクセキレイなど
ミコアイサはあちこち複数羽いるのに♀ばかり。♂は一羽も見かけなかった。なぜ?
いたすけ古墳の培塚といわれる善右ヱ門山古墳前を通り・・
百舌鳥・御廟山古墳
宮内庁により15代応神天皇陵 陵墓参考地とされているが、被葬者は明らかではない。
全長203mの前方後円墳
オオバン・カイツブリがいた。
市博物館の近くにある茶室「伸庵」で一服 立礼席でお茶をいただく。
建物は、元 東京芝にあったものを移築されたもの。
行かなかったが、隣にある黄梅庵と共に登録有形文化財に指定されている。
博物館のシアターに入った後、仁徳天皇陵へ。
仁徳天皇陵
百舌鳥古墳群を代表する古墳
お堀の周囲の松も剪定手入れされていた。
拝所前でボランティアさんが説明してくださった。
宮内庁により「百舌鳥耳原中陵」と治定されている日本最大の前方後円墳。
堀を含む最大長840m 百舌鳥駅から三国ケ丘の1駅分の長さを有する。
広さは甲子園の12倍あるという。
墳丘の高さは486m これは堀を掘った土で盛り土したものだそうだ。
堀は3重ある。一番外側の堀は幅15mもある。
今、海は遠いが、当時は海岸線が近く、海から古墳の威容を誇っていたことだろう。
享保年間の大仙陵絵図を見せてくださった。
明治の頃の墳丘は禿山で外堀もなく、堀の水は灌漑に利用され、墳丘にも立ち入れたそうだ。
墳丘の木々は明治中頃に植樹されたものだという。
被葬者ははっきりしないが、日本書紀などの文献に基づいて仁徳陵と定められた。
百舌鳥駅に着いた。
駅の桜が、もう咲いてる。3分咲き?
ネットでみるとここの桜は毎年早い時期に咲くという。
ソメイヨシノのように見えるが違うのかな?