みどりの野原

野原の便り

2月9日 「冬芽・葉痕」集め

2020年02月12日 | Weblog

先日行った下見で、2月の観察会は冬のことで、やはり「冬芽・葉痕」が主かなと思った。
苦手ではあったが、そうもいっておれないので、今日は半日、冬芽・葉痕を集めに歩いた。


 集めた「冬芽・葉痕」

現地で見ると、落ち葉や木の雰囲気などの情報も目に入るので、まだわかりやすい。
分かったつもりで写真を撮ってきても、家で枝だけ見ると、どれがどれだったかわからない。
今日は、採集したら、すぐに名前を書いたテープを貼っておいた。
それでも本当にこれでよかったかな?これは対生のはずだけど??などと迷ったり・・

 
 クズの葉痕が面白い。 

いくつか気が付いたこともある。

アカメガシワは 三叉の枝ぶり 
先端の頂芽が花芽になるために、翌年、枝として成長することができず、その直下の側芽が成長し3-5本の枝となる、ということ。


クサギの若い枝の断面は、ゆるい四角形をしていること。

知っているつもりの植物ほど知らないことがあるなあ。

本番の資料は省略するつもりだったが、自分も資料がないとわかりにくいかなあと思った。
わからないのは置いておいて、9種類の冬芽の資料を作ることにした。
なんとか自前の写真で資料が作れそう。

コメント
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