雨も一段落したかと思ったので、午後から耳成山へ。
麓の古池 水が抜かれた池の中にアオサギとダイサギがいた。
残った水の中に獲物がいるのだろう。
ゆったり上る外周コース。
これは防空壕だそうだ。 3つぐらいはあった。
山麓を螺旋状に登る形の道
景色の見えるのはここぐらい。真正面に畝傍山
耳成山口神社 ここは耳成山の8合目ぐらいになるそうだ。
耳成山口神社 大和山口神社6社の1つと言われている。
明治以前は天神社と言われていた。
狛犬も立派 子連れの狛犬 吽形
狛犬 玉を手に乗せた阿形
狛犬の後ろの灯籠(→) 太神宮灯籠・・と思っていたが・・
息子が「天の字の上を埋めてある」と気付く。
上の写真も拡大すればわかるのだが、下の、息子の写真がわかりやすい。
なるほどうっすらと埋めた部分がわかり、元は [天]の字だったことがわかる。
天神宮→大神宮に・・
何のためにこうなったかはわからない。
耳成山口神社については、
『「天神社」と称していたものが式内社耳成山口神社で、「耳成天神宮」と称していたものが、山上にある当社ではないか』という「大和志料」を紹介しているネット記事もある。
これが灯籠の文字と関係あるのかどうかもわからない。
ここからは今までと違う感じの岩の道
頂上 1か所開けているだけで見晴らしは良くない。
3等3角点があり、登山した気分。
標高139.7m 麓からは比高80m なあんだ。
・・とはいえ少しふうふう。
下りは耳成井へ降りた。
耳成井(大師の井戸)平安時代に僧 空海によって掘られた。
井戸の蓋を開けてみると、澄んだ水が上まで溜まっていた。
飲めるのかどうかはわからない。
麓の集落の中にある神社を見に行った。
樋口神社
帰ってネットで調べると御祭神は推古天皇とのこと。
庚申塔を除いて鳥居や灯籠は真新しい。
ここにも知らない由緒があるのだろうな。