最寄り駅への途中西に見える葛城山を見てびっくり。雪国の山みたい。
近くに写ってますが、望遠で撮ってます。
こんなに真っ白になったのは見たことがありません。
でも家のあたりは全く雪はない。
そして、京都北山駅を上がって植物園前。
わ~っ。積もってる。測ってみると5㎝はあった。
これで少し溶けたと言われた。
後で聞くと、この前はもっと積もったという。
早めに来て、予定の時間まで植物園を歩いて、温室も見るつもりだったが・・温室に直行することにした。
雪の植物園内 上から木の枝の雪が解けてボタボタ落ちてくる。
枝に残った雪が花のよう。
雪の花
温室前の池も薄氷。
ジャングル室と熱帯有用植物室を回る。
ロウソクノキ 若い果実
ヒメショウジョウヤシ
ホウガンノキ 大きい砲丸のような果実
ヤエヤマアオキ・パパイア(果実)・コーヒーノキ(アカネ科)・カカオ(果実)・ナンバンアカアズキ・・
台湾でたくさん見たケガキも(実はなし)。
食べれると知っていたら食べてみたのに惜しいことをした。
熱帯植物はたくさん思い出がある。
ビンロウジュ(ヤシ科) ビンロウジュの実を薄切りにしたもの。
ビンロウジュは「噛みタバコ」の材料にする。
ミャンマーへ行った時、街角や路地で見た噛みタバコを作って売る屋台。
どんなものやろ。
物好きな私と友達の2人が「噛みタバコ」体験。
ミャンマーの街角の屋台で「噛みタバコ」作製中。
下の葉はキンマ(コショウ科)、前のボールの白い液体は水で溶いた石灰。
葉の上に石灰を塗り、ビンロウジュの薄切りを乗せて包む。
「噛みタバコ」完成。
噛みタバコ初心者用に、少しスッとする香辛料を入れてくれた。
発がん性があるとか、習慣性があるとか言われているが、冒険心の方が勝る。
さて、お味は?
味と言うより、ぐしゃぐしゃして口の中が気持ち悪くて長くは噛んでいられない。
吐いたツバは赤かった。
まもなく、道の端に吐き出した。香辛料のせいか口の中はスッキリ。
・・というわけで習慣性に至らずにすんだ。面白い経験だった。
温室のオヒルギ(赤いガク)・サキシマスオウノキ(板根)・ウナズキヒメフヨウ(花)
仏教3霊樹のインドボダイジュやサラノキ。ナツメヤシなど。
カンテンイタビ 壁に這っているのを見つけた。
果嚢が出来るのかなあ。
台湾土産でカンテンイタビから愛玉子というお菓子を作ったことがある。
半分回ったところで今日は温室見学終わり。
ハリモミ 球果がついていた。
イナゴマメが3本 最近植えられたのかな?
雌雄異株で雄株と雌株もあった。
ソテツ 薦で防寒
午後の講演の演題は「熱帯雨林」
「熱帯」とは、緯度で言うと「北回帰線から南回帰線に挟まれた帯状の地域」
熱帯というと「暑くて雨が多い」印象があるが、多雨の地域・雨季と乾季がある地域・乾燥地もあるなど多様な環境があるという話から始まる。
熱帯地方に見られる植物や、その特性などのお話で、見たことのある植物がたくさん出てきてなつかしかった。
フタバガキ・ニッパヤシ・マングローブの話・ボルネオテツボクの大きい種子・幹生果・ガジュマルやベンガルボダイジュ・板根・つる植物。種子散布を動物に頼って匂いの強いものがある。株立ちの竹バンブー。
興味深い話を聞けた。
初めて聞いた「竹の実」スライドの写真ではピン球のような丸い形。
アボカドぐらいの大きさになることもあるとか。
牧野植物園で48年ぶりに開花結実したとか。
イネ科らしからぬ実・・不思議。
その名前は・・聞き逃したか? 言われなかったか?
帰って調べたらメロカンナという竹の仲間に丸い実ができるというネット記事を見つけた。
見たいなあ。
熱帯・亜熱帯 大好き。