八木駅から耳成山を1周して、耳成山を登って、家まで歩いて帰った。
耳成山 耳成山公園と池
桜満開 風が吹いて花吹雪 ピンクの吹き寄せができている。
せっかく1年ぶりに咲いた桜、ほめてくれる人も少なく・・残念に思っているだろうなあ。
公園の隅や山すそでタンポポ調査資料 8個体の花と果実を採取。
斜面には在来カンサイタンポポが多い。シロバナタンポポ・雑種らしいもの・セイヨウらしいものも混じっていた。
花の見かけはごつく、セイヨウか雑種か?と思ったが、総苞片は上向きに。
でも何だか変。こんなのも雑種なのかも。
耳成山の麓を1周する。
イモカタバミ・ウマノアシガタ・アカオニタビラコ・スイバなど春の草花。
植えられたらしいシラユキゲシの群生。
カキ若葉が美しく、アケビの花も咲いていた。
高い所に咲いていた花、拡大してみるとウワミズザクラだった。
「耳無井」社の前に四角い井戸がある。
平安時代、空海によって掘られた「大師井戸」
明治天皇が大演習の時にここに来られ、この井戸の水を飲まれた。・・と説明板に書かれていた。
明治41年1908年 陸軍特別大演習 というものが行われ、明治天皇が「御統裁された」とのことで、山頂に碑があったらしいが見逃した。
山裾を1周した後、山に登る。
麓から何本かある登山道。公園前から緩い登山道を登る。
なだらかに山をまわって頂上に至る道だ。
右)山に開いた「穴」下ってきた男性に尋ねたら防空壕らしい。2か所あった。
カシノナガキクイムシの被害木か、ビニールに包まれた木。 右)頂上近くにあった薬剤注入跡?のある枯れ株。
山は常緑樹が多い。目線の高さにあるのはアラカシ・カナメモチ・ヤブニッケイ・シカラシ・マンリョウやベニシダ・植林のヒノキ など。あまり変化のない道。
消火栓のある広場に出た。 ここから頂上へ、ごつごつ岩肌が露出したところを登る。
頂上の広場 シラカシ・ヤマモモ・シャシャンボなどあり。
右)香久山が見えた。
耳成山は畝傍山・香久山と共に大和三山の1つ。
広場から少し登ったところに3等3角点の石標がある。標高139、2mと大和三山の中ではもっとも低い。
畝傍山(198.8m)・香久山(152.4m)
頂上から少し下ると耳成山口神社がある。
大和の国の山口神社6社(飛鳥・石見・忍坂・畝火・長谷)の内の1社
皇室の用材を伐り出す山の神として祀られた。
明治時代以前は天神社と呼ばれ、農耕神・水の神を祀っていたらしい。
灯籠の並ぶ参詣道を下る。 鳥居のある麓へ降りてきた。(手前が麓)
今日のご褒美は、山で見たヒオドシチョウ(って書いたけれど・・エルタテハかもしれない。後日 記)
。地面に下りると翅を広げて止まる。
家まで歩いたが、途中で気になったもの。
高い木に白い花が咲いている。何かな? フェンスの中だったが、入れたので近寄ってみた。
葉に手が届いた。匂いを嗅ぐと・・ゲッケイジュか~。
でも、よく見るものと違って、葉に波打ちがないので何か違和感がある。
帰って調べたら、剪定していないものは縁は波打たないらしいとわかり納得。
勢いの良い若枝の葉は波打つとのこと。
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