6月6日 宇治市植物公園

樹木医さんのお話を聞く。

「植物っていうのは4億年の進化の中で住みやすいところを見つけ
て生活している。掘り取って家へ持って帰らないで」と言われた。
動けない植物が、進化して条件に適応して今あるっていうのはすご
いことだなあとあらためて思う。

松枯れのお話ではマツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウと
マツの関係の話。　
人間にとってはマツ枯れは都合が悪いけれど、カミキリ・ザイセン
チュウ・マツ　生きるための丁々発止の戦いが繰り広げられている
のにちょっと感動。
手入れされたマツはタンニンが木に溜まりセンチュウが生きにくい
そうだが、完全に防除する方法はまだないらしい。

　
マツノマダラカミキリの侵入孔　　　　　　脱出孔

その後、園内を案内していただいた。
マダケとハチクは肩毛でも見分けられること他教えてもらった。

　
マダケの肩毛は稈に直角に解放　　　　　　　　ハチクは稈に平行


タペストリーはテントウムシ　タペストリーは年4回変えられる

午後からは温室を案内していただく。

　
　　　　トックリキワタ　　　　　開きかけの若い実と開いた実

花は前に友達と見に来たことがある。

　
いつも「足」しが見ていなかったビヨウタコノキの葉のつき方
螺旋状に付いているのは言われて初めて気がついた。


　
　　　　　ヒスイカズラ　　　　　　　　ピンポンノキ

何回来てもいつも何か発見がある。