昨日から蕁麻疹。早朝からかゆ~い。
せっかくの温泉も、人目を気にしてそそくさと・・・
今日は阿寒湖の森の予定を変更して、小清水原生園へ行くことになった。
途中でちょっとルートを変えて、硫黄山へ立ち寄る。
草木の生えていない岩山の所々から蒸気が噴き上がる。
さらに近づくと迫力満点。硫黄の匂いがする。
硫黄山
吹き出し口の岩は真黄色に変色。風の具合で蒸気がこちらにかぶさってきて
息が詰まりそう。
小さいくぼみに溜まった水は熱かった。これが温泉
蒸気の吹き出し口ではゆで卵を作って売っていた。
その後、摩周湖には寄らず北上。
道路わきの斜面にコウリンタンポポらしいものが目に留まったので止めてもらっ
た。
コウリンタンポポ
さっき見えたのは、やはりコウリンタンポポの群生だった。
ついでに近くを見ると、エゾスカシユリ・ゴゼンタチバナ・シロバナマンテマのよ
うな花・エゾクサイチゴの実もあちこちにあった。小さいけど甘くておいしい。
ゴゼンタチバナ エゾクサイチゴ
車道横のなんでもないササの斜面。
その上にシナノキ・ダケカンバ・トウヒ・ハリギリ・カラマツといったこのあたり
に普通の木が生えている場所だ。
普通は通り過ぎてしまうそんなところが、よく見ると花の宝庫だった。
もう少し行ったところにはオオウバユリがたくさんあった。
車は気になるところですぐ留められるので便利だ。
広い畑のムギが気になって、作業をしている人に聞いてみたらメリケン粉用の
「コムギ」とのこと、関西でみるコムギと違ってノギがほどんどない。
ついでにさっき見た大根のような作物を聞くと「ビート」(砂糖大根)だという。
葉も柔らかでおいしそうだった。
わかってスッキリ。
小麦 ビート(砂糖大根)
小清水原生花園の手前で車を止め、線路に向けた斜面を登ってみた。
その向こうは線路で、スカシユリやアレチマツヨイグサやカワラナデシコ・ハマナ
ス・カワラマツバ・エゾフウロなどが咲いていた。
道路を隔てた展望台まで木道を歩き展望所で弁当を食べた。
近くに馬の水場があり、鳥が水浴びに来たりカモが泳いだり、オオジュリンなど鳥
がよく見えた。
湿原のはるか向こうに見えていた馬がこちらに向かって疾走してきた。
20頭ぐらいはいただろう。水を飲みに来たらしい。
しばらく、展望所のすぐ下で草を食べたりした後、突然いっせいに元の方へ走り出
した。
誰がボスなのか、その統率ぶりは見事で壮観だった。
いよいよ小清水原生花園駅。さすがに有名な場所だけあって、大きい駐車場もあり
観光客が多い。
原生花園駅ホーム 駅舎は観光客へのサービス拠点になっていた
メンバーの一人は20年ぐらい前に来たことがあるという。その時はまだホームだけ
だったそうだ。ずいぶん変わったとびっくりしていた。
木道で鳴き砂の浜を通って1周。
エゾカワラナデシコの群生 エゾスカシユリ
知床の山々を望む アカスジカメムシ
エゾノシシウド エゾノカワラマツバとエゾノカワラナデシコ
海岸にはいっぱい鳥の羽が打ち上げられていた。
後で聞いたところによると、沖にミズナギドリの住む島があって、遠くから渡
ってきた鳥の弱ったものがここに打ち上げられるという。
観光客の賑やかなところから少し離れたあたりが、すごいエゾキスゲの群落だ
った。
ずっとずっと続いていた。
マルバトウキ? セリ科が多い
夏の北海道湿原の旅も残り時間わずか。残り時間に近くのリス公園へ行き、
しばらくシマリスと戯れた後、帰路となる女満別空港に入った。
旅行中に中越沖地震が起き大きい被害がでた。
又奈良県でもというかすぐ近隣でも大雨による浸水などがあったと聞いた。
なにも知らずに、幸いにも雨にも降られず目いっぱい楽しんだ旅。
元気ならでは。事件や事故がなく、平和ならでは。ありがたいなあと思う。
動き回ったつもりの北海道。でも地図で見るとほんの一部分でしかない。
北海道は広いなあ。
せっかくの温泉も、人目を気にしてそそくさと・・・
今日は阿寒湖の森の予定を変更して、小清水原生園へ行くことになった。
途中でちょっとルートを変えて、硫黄山へ立ち寄る。
草木の生えていない岩山の所々から蒸気が噴き上がる。
さらに近づくと迫力満点。硫黄の匂いがする。
硫黄山
吹き出し口の岩は真黄色に変色。風の具合で蒸気がこちらにかぶさってきて
息が詰まりそう。
小さいくぼみに溜まった水は熱かった。これが温泉
蒸気の吹き出し口ではゆで卵を作って売っていた。
その後、摩周湖には寄らず北上。
道路わきの斜面にコウリンタンポポらしいものが目に留まったので止めてもらっ
た。
コウリンタンポポ
さっき見えたのは、やはりコウリンタンポポの群生だった。
ついでに近くを見ると、エゾスカシユリ・ゴゼンタチバナ・シロバナマンテマのよ
うな花・エゾクサイチゴの実もあちこちにあった。小さいけど甘くておいしい。
ゴゼンタチバナ エゾクサイチゴ
車道横のなんでもないササの斜面。
その上にシナノキ・ダケカンバ・トウヒ・ハリギリ・カラマツといったこのあたり
に普通の木が生えている場所だ。
普通は通り過ぎてしまうそんなところが、よく見ると花の宝庫だった。
もう少し行ったところにはオオウバユリがたくさんあった。
車は気になるところですぐ留められるので便利だ。
広い畑のムギが気になって、作業をしている人に聞いてみたらメリケン粉用の
「コムギ」とのこと、関西でみるコムギと違ってノギがほどんどない。
ついでにさっき見た大根のような作物を聞くと「ビート」(砂糖大根)だという。
葉も柔らかでおいしそうだった。
わかってスッキリ。
小麦 ビート(砂糖大根)
小清水原生花園の手前で車を止め、線路に向けた斜面を登ってみた。
その向こうは線路で、スカシユリやアレチマツヨイグサやカワラナデシコ・ハマナ
ス・カワラマツバ・エゾフウロなどが咲いていた。
道路を隔てた展望台まで木道を歩き展望所で弁当を食べた。
近くに馬の水場があり、鳥が水浴びに来たりカモが泳いだり、オオジュリンなど鳥
がよく見えた。
湿原のはるか向こうに見えていた馬がこちらに向かって疾走してきた。
20頭ぐらいはいただろう。水を飲みに来たらしい。
しばらく、展望所のすぐ下で草を食べたりした後、突然いっせいに元の方へ走り出
した。
誰がボスなのか、その統率ぶりは見事で壮観だった。
いよいよ小清水原生花園駅。さすがに有名な場所だけあって、大きい駐車場もあり
観光客が多い。
原生花園駅ホーム 駅舎は観光客へのサービス拠点になっていた
メンバーの一人は20年ぐらい前に来たことがあるという。その時はまだホームだけ
だったそうだ。ずいぶん変わったとびっくりしていた。
木道で鳴き砂の浜を通って1周。
エゾカワラナデシコの群生 エゾスカシユリ
知床の山々を望む アカスジカメムシ
エゾノシシウド エゾノカワラマツバとエゾノカワラナデシコ
海岸にはいっぱい鳥の羽が打ち上げられていた。
後で聞いたところによると、沖にミズナギドリの住む島があって、遠くから渡
ってきた鳥の弱ったものがここに打ち上げられるという。
観光客の賑やかなところから少し離れたあたりが、すごいエゾキスゲの群落だ
った。
ずっとずっと続いていた。
マルバトウキ? セリ科が多い
夏の北海道湿原の旅も残り時間わずか。残り時間に近くのリス公園へ行き、
しばらくシマリスと戯れた後、帰路となる女満別空港に入った。
旅行中に中越沖地震が起き大きい被害がでた。
又奈良県でもというかすぐ近隣でも大雨による浸水などがあったと聞いた。
なにも知らずに、幸いにも雨にも降られず目いっぱい楽しんだ旅。
元気ならでは。事件や事故がなく、平和ならでは。ありがたいなあと思う。
動き回ったつもりの北海道。でも地図で見るとほんの一部分でしかない。
北海道は広いなあ。