みどりの野原

野原の便り

10月7日 曽爾高原

2011年10月07日 | Weblog
車で(乗せてもらって)曽爾高原へ。

家から1時間余り。曽爾トンネルを抜けると鎧岳・兜岳が目の前に見えた。


     左 兜岳・右 鎧岳

 
間もなく曽爾高原。ススキの銀の穂が風に吹かれていた。

 
亀山へ登ることに  ヒキオコシ(撮影に時間がかかった割には写りがよくない)   


稜線に着いた。寒い。上着を着る。くろそ山方面を望む。

亀山山頂でお弁当。風もきつい。早々に出発。


     お亀池が真下に見える。
元は池だったというが今は水面がほんの少し見えるだけ。

 
     下りの階段道             下り道


 
途中に咲いていたウメバチソウとツリガネニンジン

お亀池のそばへ下ってきた。

 
遊歩道から見たお亀池       アキアカネ 強風に飛ばされないようにしっかり草につかまっていた。


ノダケ・アキノキリンソウが細々と。もう花のシーズンは過ぎている。

 
車の近くにいたバッタを捕まえた。    クルマバッタだった。

さわやかな秋晴れの一日、曽爾高原は肌寒かった。高原の季節は一足早い。
遠足の小学生の元気な声が山へ登って行った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月6日 イベント準備

2011年10月06日 | Weblog
秋晴れの一日だったが、室内で遊び広場の準備 

自然観察サークルは自然材料を使ったいくつかの出し物をする。
道具を出したり竹で花活けを作ったり・・

少人数だったがワイワイ言いながら準備完了。
シュロのバッタやエンゼルフィッシュの練習もして終了。

里山あそび広場は10月15日・16日 石舞台で実施される。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月4日 錦市場 & 北野天満宮 ズイキ祭り 

2011年10月04日 | Weblog
先ずは錦市場へ。聞いたことはあるが行くのは初めて。

漬物屋やら可愛い飾りそうめんやら食べ物屋やら・・1軒1軒店を覗きたいところあまり時間がないらしい。
マグロやタコやサケの四角い切り身の串を買い食べた。
ここで食事を済まして行く予定だが結局買って行ってどこかで食べることにしてアナゴの寿司だの野菜寿司だのを買い、ちょっとばかりの土産も買って電車に乗る。

もうちょっと時間がほしかった。ちょっと中途半端。

電車とバスで今日ズイキ祭りがある北野天満宮に到着。

 
ギンモクセイが咲き、天神さんのお使いの牛の像の前を通り、門をくぐる。

神社の人にずいき神輿の場所を聞くと、今日はお旅所からの出発で、もうお旅所を出発しているころだと地図を下さった。あら~。(10月1日が本社出発だった)
どおりでお祭りにしては人が少ないと思った。

去年も来たのにすっかり忘れていたが、帰って去年の記録を見たら、お旅所に行ってた。
雨でビニールシートがかかったずいき神輿が置いてあったのだった。


お祭りに参加するらしいお稚児さんが集合写真を撮ってもらっていた。真っ白におしろいを塗ってもらった子供の可愛いこと。お人形のよう。
車で移動してお祭りの行列に参加するらしい。

地図を見、人に尋ねながらずいき神輿が通る所で待ちうけることにした。

うろうろしていたら運よくずいき神輿がやってきた。


ずいき神輿 屋根はサトイモの茎「ずいき」で葺いてある。屋根の4隅からはカザリナスやトウガラシなどで作られた房「瓔珞」がぶら下がっている。神輿の4方には野菜で作った飾り物があるはずだが動いていてよく見えない。
           

ここでUターン。町の通りを練り歩く。

 
叉違う辻でお獅子に続いて子供神輿が通った。

ずいき神輿はさっきの所からだいぶ離れた所まで行っているらしい。
もう1度見ようと思って、3時頃に通るはずの筋へ。
今日は「ずいき神輿」と「還行祭」の行列が町を練り歩くが、順路は別で、今待っている通りは時間は違うが両方通るらしい。

待ち時間に、遅いお昼。錦市場で買ったお寿司などを食べる。

食べ終わった頃、遠くから太鼓の音が聞こえてきて慌てて移動。
町の辻には人が集まっていた。 と言っても3.40人ぐらい?意外と見物客は少ない。

ずいき神輿がやってきた。

時間をおいて還行祭の行列がやってきた。

 
お獅子に頭を噛んでもらう子  太鼓・輦(れん)・鉾・などなど・・

 
子供にはお母さんも付き添って    牛車はギシギシときしみながら進む

行列も交通ルールに従って、信号も守る。だから行列もとぎれとぎれになる。

ちょっと出だしは慌てたが、すべて見れた。
今度は出発前にじっくりとずいき神輿を見たいし、錦市場もゆっくりと回りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月3日 メナモミ・コメナモミを確かめに

2011年10月03日 | Weblog
先日の観察会で、わかっているつもりがちょっとあやふやだったので、確かめに行ってきた。

 
        メナモミ           メナモミ 花柄に腺毛
1つ1つ花柄をルーペで見ていったが花柄の腺毛はわかりにくかった。
ガクや総苞の腺毛のようにはっきりしたものではなく、あっても毛よりもだいぶ短く目立たない上に、取れるのか見当たらないものもあった。でも全体に毛深いのでメナモミとわかる。

 
        コメナモミ           花柄に腺毛はない
やや小ぶりで茎も細く毛は短く寝た感じ。

 
    ヤマハッカ            アキチョウジ

 
         ツリフネソウ        ハガクレツリフネ

 
        ハナタデ
 
      カエデドコロ果実    オニドコロ先端に花が付いている

 
        ヤブマメ               イヌショウマ  

イラクサ科の花 イネ科の花 春と比べて少し地味だがいろいろ見れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月2日 新沢千塚古墳群 オギノツメを見つけた

2011年10月02日 | Weblog
橿原神宮駅から新沢千塚~千塚資料館を巡る。

サンゴジュの実も赤く色づきキンモクセイの香り漂う橿原神宮でシイノ実拾いなどしながら千塚に向かう。

 
   キンモクセイが満開  深田池には白鳥やマガモの交雑種のようなのもいた。

 
      ウバメガシのどんぐり        マテバシイのどんぐり


千塚への途中にあった石は石博士によると緑色片岩で、和歌山城や徳島城?の城壁はこの緑色片岩が使われているとのこと。

新沢千塚はずいぶん久しぶりで、昔と比べるとずいぶん整備されていた。

新沢千塚古墳群は4世紀~7世紀に造営された群集墓で、600基ぐらいの古墳が集まっているという。ボコボコとした膨らみはすべて古墳だ。最近?新たな古墳も見つかったらしい。

遊歩道を巡る。

 
草刈りされている所も草が繁っているところもある。

 
ヒヨドリバナが咲き乱れて高原を歩いているよう。 ヒメジュウジナガカメムシ成虫と幼虫 
今日は昆虫の研究している若者も参加。カメムシを研究している彼は「カメムシは臭くありません」だって。

千塚資料館で展示を見た後、帰路に。
      
 
黄金色の田んぼ 稲刈りも間近だ。   オギノツメを見つけた。

通りすぎようとして目に止まった。ずいぶん前に花の咲いてない小さいのを教えてもらっただけなのに、よく見つけられたなあ。

鳥・石・昆虫・植物・歴史。何でもありの観察会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月1日 チリモン探し

2011年10月01日 | Weblog
今日で3回目の「チリモン探し」のイベント。
講習会には都合がつかず行けなかったのでサブでお手伝いすることに。
1日で3回行う。

「チリモン」とは「チリメンモンスター」と言って、ちりめんじゃこに混じる生物の事。
普通は取り除かれる混じり物のちりめんじゃこの中からそれらを探し出して名前を調べることで、海の生物の多様性を知り、食物連鎖や環境について関心を持ってもらおうというもの。

 
         準備完了      準備されたちりめんじゃこ 大阪湾産

参加者のお皿に取り分けたちりめんじゃこの中からチリモンを探して取り出す。
図鑑と照らし合わせて名前を調べる。
好きなものを4種類カードに貼り付けて名前を書いて持ち帰る。

魚の稚魚・エビやカニの幼生・イカタコ他、目ではっきり見えるものからゴミなのか生き物なのかわからないもの。赤い点にしか見えないものもある。
虫眼鏡で見ながら小さいものばかりをピンセットでつかみだしている子も。
肉眼で見にくいものは虫眼鏡で見たり、実体顕微鏡を使って確認する。

名前は聞かれてもすぐに教えずになるべく子供に考えさせるようにとのことだが、私も初めての体験だったので、子供と一緒に図鑑と見比べる。
でも子供はすごい。「これはモエビや」とか「カニのメガロパ」とか「カワハギ」とかいい線を言う。そして短時間ではあるが集中している。

知ってる魚の稚魚とは言っても、茹でられ干されて形も変る。でもその魚の特徴はあるらしい。
ベテランになると「○○は口が大きくきれてる」とか「頭の上がへこんでいる」とか「目が後ろの方に付いている」とか「カニに近いけど足が4対」などなど・・すごく勉強しておられて感心する。わかりやすいのもあるが、ただただ図鑑と比べて、わからないのはベテランさんに・・。

イカ・タコ・カニのゾエア・メガロパ・タチウオ・カワハギ・アジ・サバ・アイゴの仲間・シャコ・など・・見つかった。

まああまり役には立たなかったかもしれないが、生き物探しに夢中になっている子供を見ているのも楽しかった。
「昔はいろいろ混じってましたよねえ」親御さんも一緒にされたり、見て楽しんでおられた。
今日は学校行事の関係かやや少なかったらしいが1回目・2回目はすごい人数だったという。
後2・3回続くらしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする