みどりの野原

野原の便り

5月21日 弘前2泊3日 ②-1 洋館巡り  弘前は洋館の宝庫 堀江佐吉

2014年05月23日 | Weblog
今日も有料ボランティアさんをお願いしている。
午前中は洋館巡りなど土手町界隈ぶらぶら歩き

カツラの街路樹 サクランボの街路樹(残念ながら花が終わって実はまだ?)


弘前昇天教会 英国系の教会で大正10年 米国人設計で日本人の大工が請け負った レンガはイギリス積みという積み方らしい。司祭さんは不在で日曜日だけ祭礼が行われているとのことで内部へは入れなかった。


昨日も通ったレンガ倉庫 元は酒造会社の酒蔵だったとか。倉庫の前には 倉庫で展覧会を開いたアート作家の「白い犬」が置かれている。

 
弘前城に通じる土手町通りは電柱のないスッキリした町  下土手町のスクランブル交差点 
土手町は下土手 中土手 上土手と3つに分かれている。城に近い方が「下」になるという。

  
交差点にある菊池薬局は古くからあり、建て替えられる前は今は1つだけかかっている金看板がぐるりと巡らされていたとか。せっかくなら残せばよかったにのにと思う。 
              右)後で行ったミニチュア建造物で昔の姿が見れた。


「えぐきたの もっけ あづばる あずまし むらこ」?? 屋台村の前に青森弁が書いてあった。 こんな言葉で話しかけられたら・・  「おら わがんね~」

もっけ=積極的な意味 あずばる=集まる あずまし=気持ちいい むらこ=なんだった?」 けやぐ=友達 だべり=しゃべり  
ねこ=ねご いく=いぐ と濁点の発音になるのも特徴のよう。   
方言っておもしろい。でもだんだん方言を話す人も少なくなっているらしい。 

 
元呉服屋(角三呉服店)の建物は青森銀行津軽支店として使用された後、市に寄付されて「白石町展示館」に                銀行のカウンターが残る 

 
    弘前カトリック教会       祭壇


前を通り過ぎた時目を引いた石場旅館 これも明治の建築で板垣退助も泊まったとか。

 
弘前教会 プロテスタント系の教会だとか  シンプルな礼拝堂

 
   ツルで編んだ 寄付入れ?      2階には和室があり和洋折衷

 
   三上ビル 昭和2年の建築     津軽塗のお店 工程の多さは驚くばかり。

 
青森銀行記念館  元は第五十九銀行本店 日本で59番目の国立銀行 明治の木造建築 
右)2階の窓は年月が経った今も指1本で上げ下げできる。その外側は防火を考えた漆喰の戸になっている。  

2階の天井に施された金唐皮紙
 
青森産のケヤキを柱に使い階段の手すりに擬宝珠 防火対策として漆喰が使われるなど日本の技法も取り入れられている。 銀行当時の展示があった。

見てきた洋風建築の多くに設計者として関わっているのが堀江佐吉
堀江佐吉は明治時代の大Ⅸ棟梁 その子供たち(長男・4男・6男・7男)も含め洋風建築を手がけてきた偉大な人物だと知った。特に誰に学んだということはないそうだがすごいなあ。

 
     旧弘前図書館            裏手にある「ミニチュア建造物群」

 
旧東奥義塾 外人教師館は当時招かれていた外人教師のための宿舎 
   2階にはサンルームがあり、ブランコが作りつけてあった。子供部屋もあった。
歴代教師の写真が飾られていた。 家族ぐるみでの赴任だったのだろう。
1階のカフェでアップルパイを食べた。

午前の部の案内が終わって、解散になった弘前市立観光館の「山車展示館」

  
 米山 大根山 他、歴史的なものを物語にした各町内会の山車 
これで午前の部終わり。 次へ続く。
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5月20日 弘前2泊3日 ① 竹浪おじいちゃんに会いに 路地裏探検 

2014年05月23日 | Weblog

旅のきっかけは妹が買ったこの本
私もその時読ませてもらったのだが。
読んだ妹が感激してお手紙を書き、それ以来文通していたのだった。
それで「一度おじいちゃんに会いに行きたい」というので一緒に行くことになったのだ。

青森空港からホテルへ荷物を預けておじちゃんが暮らすホームへ。
楽しみに待っていてくださったおじいちゃん。 妹は感涙にむせび・・
来月96歳になるというが背筋もしゃんとして頼まれた挿絵を書かれていた。

  
書き始めは昭和30年 誰に見せようというのでもなく書き続け、今も更新中 現在2382冊目  
大学ノートに文字入りのマンガと切り抜きがはってあったり。
今までの日記は年ごとにダンボール箱に入れて保管してあるとのこと。
それが、テレビの「何これ珍百景」の目にとまり放映されたのをきっかけに2011年出版されたのだった。

その内容はごく普通の家庭内のこと。子育てや懐かしくも暖かい家族との日々。
何でもない日常も積み重なると歴史になる。継続は力也
マンガはいきいきとしてしかも絵も文もユーモアがあふれている。

お話しているあいだにも妹と私のスケッチを・・今日の絵日記の題材になるのかな・・
1時間ほどお邪魔して岩木山の見える屋上バルコニーで記念撮影してお別れした。

旅の計画は妹任せ

夕方からは有料ボランティアさんを頼んで「夕暮れ路地裏散歩」夕暮れの町を歩きまわった。

案内の探偵さん

中で印象的だったところ

弘前中央食品市場 
閑散として活気はないが・・ ここならではのものがあるかな? 
  
先ずは弘前名物「いがめんち」を買い食す。
いが=イカがなまったもの。細切れにしたイカの足が入った天ぷら?揚げ物? 

 
八百屋でシドキ(モミジガサ) コウモリソウ カタクリ コゴミを見つけた。やっぱりあった・・
今日帰るのならお試しに買ってもいいんだけど、明後日では・・と買うのはあきらめた。

弘南鉄道 中央弘前駅 
弘南鉄道はここ中央弘前駅ー大鰐駅を走る大鰐線と、もう1本黒石~弘前間を走る弘南線がある。

 
東北鉄道百選に選ばれている。        改札付近       

 
       プラットホームへの階段   電車の吊皮はリンゴの形をしているのだとか。
雰囲気のいい駅だった。鉄道好きの家の子供は来たことがあるかな?

 
花やさんの店先 リンゴ箱健在  道端のグレーチング 雪の多い冬、ここを開けて除けた雪を捨てる。
いつでも捨てていいわけでなくちゃんと決まりがあるらしい。今はわからないが雪の苦労があるんだな。


ビルを通り抜けたり怪しげな半地下の?飲食店街など・・私たちだけでは絶対通らないところも歩いた。

 
レトロな居酒屋 吉永小百合の「青い山脈」の看板 他、昔の映画の看板がずらり。
若い人たちが入っていった。

明日回る近代建築や弘南鉄道なども通った。弘前の町なかなかよさそう。

町歩きが終わってから 夜は地元のものをと居酒屋に入った。

 
    コマイという魚      けの汁(やさいたっぷり)と、若い昆布で巻いたおにぎり

一度食べて見たかったホヤ 塩辛ならあるというので注文  想像していたようにくにゃくにゃした歯触りで、ちょっと癖がある香り これがホヤか~。違う料理法でも食べて見たかったが機会がなかった。
妹はゲテモノは食べないというのでゲテモノ大好きな?私1人で食べた。

ホテルは温泉付き 遅くに入ったので貸し切りだった。あ~のんびり。       ②に続く。

明日・あさっての記事は大幅に遅れる予定。そのうちに書きます。することがいっぱいあって・・
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5月23日 談山神社~御破裂山 観察会

2014年05月23日 | Weblog
(だいぶ遅れていますが・・・)

談山神社周辺での観察会。

下見・本番 合わせて200種余りをリストアップした(まだまとめの途中)

下見の時「ああしまった。もう少し早い時期に計画すればよかった」と思った。
見てほしかった春の植物はあらかた花は終わっていて残り花が見れる程度だったから。

でも下見で1つ1つ見て行くうちに思わぬ発見もあり、今日の観察会ではそれを含めて紹介した。

 
満開のウマノアシガタ お花畑のよう 見頃のヤブデマリ 上方に咲いていて危うく見逃すところだった。

 
すっかり花が終わってしまったヤマルリソウ ああ残念。
      地面に寝そべっている実の付いた枝をひっくり返してみた。あら!!
      初めて見る果実の姿。不思議な形に胸がときめいたのだった。
後で思えばキュウリグサも形は違うが4分果なのでムラサキ科に共通する形なのかもしれないのだが・・
4分果ということはわかったが、この丸いドーナツは何?種子はどれ?
これはまだ解決できていない。調べ中だ。

「ヤマルリソウの果実見たことがありますか?」と問ってみたが「そこまで見てなかった」と言う人がほとんどだった。花が満開だと花の美しさばかりに目が行っていたと思う。

 
道沿いにたくさんの芽生え よく見ると何かわかったが・・すごい群生 生存競争は激烈
これはツルニンジンの芽生えだった。1本引き抜いてみたらころっとしたものがついていた。
塊茎だ。あ~この塊茎が「ニンジン」たる所以か~。
抜いてみて初めてわかった。

 
下見で見落としていた?コツクバネウツギが見ごろ  地味ながらウワバミソウも雄花満開
 
ツボスミレも群生 ナガバタチツボスミレは今頃が特徴がはっきりする。
                       右)ヒメコウゾ満開

 
ツタウルシ  成葉と幼葉でずいぶん感じが違う。かぶれがきつそうだからご用心

 
       モミジガサ 葉        ヤブニンジンを抜いてみたら・・
「葉がニンジンに似る」のが名の由来というが、これも(高麗)ニンジンのような?根があった。

下見の時に満開だったフジは1週間ですっかり散ってしまった。季節の移り変わりは早い。
ちょっと地味な観察会になるなあと思っていたが、地味なりにおもしろいものもあり、この時期も悪くなかったなと思ったのだった。
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5月19日 家の庭 ヒメヒオウギ サラサウツギ イヌカミツレ?

2014年05月19日 | Weblog
 
       ヒメヒオウギ         サラサウツギが大きくひろがっている。

 
ヒルザキツキミソウ白花 たくさん花を付けた。   チョウジソウ花はもう終わり。


ヒメフウロと一種に咲いているのは イヌカミツレ? 
前に休耕田の中にあった帰化植物

他にカラー ヒぺりカム小坊主オトギリ ランタナ 白花シラン 他こまごまと・・
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5月18日 花めぐり 

2014年05月18日 | Weblog
イベントで飛鳥を歩く。

県内県外からも来てくださったお客様と野の花を見ながら甘樫丘へ。

いずれアヤメかカキツバタ 先ずはキショウブとカキツバタの咲く池から。 
ヤマボウシも咲き始め。花はどれかな?
いい香りを放つスイカズラ こんなやさしげな蔓草が外国で有害外来植物となっている国もあるという。
外来植物を「目の敵」にしている?私たちだが、ご迷惑をかけているものもあるらしいので「おあいこ」かな?
どこにでもある草花 なじみの花の名前がわかればより親しみもわく。

 
      クララはまだ蕾            カラタチの若い果実


満開のガマズミは虫の人気者 コアオハナムグリやクロハナムグリなどたくさんの虫が集まっていた。

途中でカラムシ鉄砲や草笛など懐かしい遊びも取り入れて・・
カラスノエンドウの笛を上手に鳴らす方もいらっしゃった。

お昼の時間にカラスムギのノギの付いた種子を水に浮かべる実験をした。
種子が熟すにつれノギは捻じれる。それを水に付けると捩れが戻り、まるで生きているようにピクッ クルッと動く。うまくいって良かった~。


ガの幼虫の体から出てきて蛹になったコマユバチ。
体の内部を食べられたガの幼虫はまだ生きてはいるが虫の息のはず。
不思議な寄生の世界。
赤と緑の混じったアオキの実にも幼虫が住んでいた。
 
飛んだ時、赤い翅が見えたのでアカハネオンブバッタかと思った。
捕まえて見たらツチイナゴだった。翅の元が赤いというタイワンツチイナゴかと思ったが、念のために虫に詳しい知り合いに尋ねたら調べてくれ、背中の黄白色の帯の長さとか他細かい違いから普通のツチイナゴだろうとのこと。
外見でわかるので翅までめくって見たことがなかった。その人も翅の赤いのには初めて気がついたとのこと。


花や木や虫や景色 お客様は飛鳥の自然を楽しんでくださっただろうか。
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5月17日オオカマキリ卵塊  ヨツモンカメノコハムシ?が・・  ベランダの一角

2014年05月17日 | Weblog
お好み焼きをするのに冷蔵庫からビニール袋に入れたキャベツを出したら、ジンガサハムシのようなものが付いていた。
食草はヒルガオやサツマイモとのことだがなぜキャベツに付いていたのか?
数日冷蔵庫の野菜室で暮らしたにもかかわらず元気。


ジンガサハムシ?ヨツモンカメノコハムシ?(7・8ミリ 右下が頭部) 
可愛いのでプラスチックケースに入れ、よく見ようとふたを開けた。
なかなかじっとしてくれないのを眺めていたら突然翅をひろげてあっという間に飛び立った。 
居間の中へ・・・どこへ行ったのやら・・・ 


前にどこかから持って帰ったオオカマキリの卵塊
知らない間に生まれていたらしい跡があった。そう言えば先日極小さいのを見た。

ゴーヤの摘芯 オキナワスズメウリのネットを張った。


ベランダの一角 チコリがだいぶ大きくなってきた。
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5月16日 談山神社周辺 下見

2014年05月16日 | Weblog
今日は相棒さんと下見。他に2人が同行してくれた。

先日1人で歩いた結果、コースをよほど考えないと時間内に終わらないと判断。
できるだけ短いコースをゆっくり見れるように、今日はコースをきめて歩いた。
結果、まあこれで行けそう。

本番ではもう見られないかもしれないものを紹介。 細かいものは本番で。

 
平地では終わったヒラドツツジ フジが今満開 きれいだった。

 
ヤブデマリ 本番までもってくれるかなあ。     ゴミムシの仲間

先日見落としたものも追加してリスト作りすることになる。
準備の時間が足りるかなあ。

色どりのある季節よりは遅くて少し地味だが、先日の下見では私にとっておもしろい発見もいくつかあった。本番はお天気でそれらを紹介できたらいいなあ。
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5月15日 ほしだ園地 ハヤブサ

2014年05月15日 | Weblog
午前は曇り、午後から雨 天気予報が見事に当たった。

私市駅から歩く。

      
   セイヨウヒキヨモギ   川沿いの遊歩道は気持ちのよい道だった。



木製手すりには 毛虫 青虫 (黒いの 白いの 茶色いの・・)シャクトリムシの仲間がいっぱい。

 
      モチツツジ満開           コツクバネウツギ 多い

 
クライミングウォールのあるピトンの小屋前    切り立った絶壁
その辺にハヤブサがいるという。教えられてやっと双眼鏡で確認できた。貫禄がある。
見えないところに巣があって見張っている雌だという。時折頭を動かすだけで、じっとして動かない。
弁当を食べて長い間見ていたら、雄が孵ってきた。今は雄は餌取りに専念しているらしい。
飛び立つ姿も見れて目的達成。

 
小屋の近くのイチョウ 樹形から雌の木と思った。下には雌花がいっぱい落ちていた。
こんなに落ちて大丈夫?

午後は天気予報通り小雨が降る中、星のブランコあたりを歩く。

歩いている途中私を悩ましたメマトイ。 うるさいやつだ。いったいどんな姿なのか?

 
うまく生け捕りにした。(私得意)  正体見たぞ。(弱っているだけで死んではいません)   
    右)拡大 うまく特徴が見えたので調べたら「ヒゲブトコバエ(クロメマトイ)」とわかった。
メマトイにはこの他 違う種類もいるらしい。涙に含まれる成分を目当てに集まるようだ。
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5月14日 下・下見の帰り コジュケイ クサイチゴ 

2014年05月14日 | Weblog
談山神社周辺観察会の下見は金曜日に行くことになっているが、天気もわからないし、本番も迫っているので気になって1人で下見に行った。
ひとつひとつ植物を見て行くのは時間がかかる。
終わったのは5時ごろになり、帰りのバスの時間も合わないので、「迎え頼む」

そして、帰りに畑によってみることになった。

もうすぐ畑という道の前に鳥が2羽何かついばんでいる。 
あれ何? わからへん。なんやろ。ちょっと待ってちょっと待って・・

双眼鏡を覘く。さっきよりは少し離れたがそんなに遠くない距離。でも何か思いつかない。

 
     あわてて写真を撮った。       拡大
鳥は少しずつ移動して横のミカン畑にゆっくり入っていった。
のどが赤かったなあ。 大きかった。

車を降りてミカン畑に入ってみた(梨下に冠を整えず・・でもまだ実はなってないので)
 
    ミカンの花 まだまだ蕾が多い。さわやかな香りがした。

次の日、友達にちょっとピンぼけの写真を見せたら「コジュケイのつがいや」
そうか~鳴き声は聞くけどなあ。
その次の日、妹に言うと「畑仕事してた時、横をコジュケイがヒナを連れて歩いて行くのを見たよ」

さて、畑は・・作物は何も作ってない。
タケノコも1本もなし。去年は5月末ぐらいまで採れたというのに・・
やっぱりほったらかしはあかんなあ。
良かったのはカヤネズミがいたらしいことぐらい。

でも、畑の横の藪でクサイチゴが片手いっぱい採れた。
「マムシ気を付けや」と言われながら摘んだ。
帰りの車の助手席で一粒一粒味わった。
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5月13日 ユキツバキ 

2014年05月13日 | Weblog
久々の4時起き。
京都市内からバスでユキツバキの自生地を見に行く。

滋賀県北部の椿坂峠の車道から山道に入る。
往復8キロと聞いていたので軽く考えていたが、いきなり登りで、急坂が続く。 
イメージが違ったが登るしかない。
途中で拾った木の枝をストック代わりに、木の根につかまったりしながら落ち葉の積もった山道を登る。
 
      ブナの大木    新緑の真っただ中を這うように登る。

道のそばには花の終わったエンゴサク、ツボスミレやチゴユリやイチリンソウ、ヒトリシズカ、タニギキョウ、サワハコベ、エンレイソウ・・など、花期は過ぎているが春の山草がたくさんありもう少し早く来たかったなー。

ツバキは花期が過ぎていて、残り花がところどころにあった。
バスの中で、聞いた説明によると、ユキツバキは日本海側の多雪地帯に生育し、雪の影響を受けた樹形となるそうだ。
ヤブツバキとの違いは、平開咲き 雄しべの花糸が濃黄色、あまり合着しない。中心が詰まる。・・など。

ヤブツバキとの交雑が多いようだ。これをユキバタツバキというらしい。

はっきりとした「ユキツバキ」というものを見て見たかったがちょっと難しい。
「これは雄しべが黄色いけれどくっついている」「これはユキツバキ度が6割ぐらい」「これは8割ぐらい」など。 もう少し標高が高いところの方がユキツバキが出現しやすいとのことだ。
咲き方も多様で、侘芯?キキョウ咲き、かかえ咲き、花色の濃いものなどいろいろある。

 
      ほぼユキツバキ? 雄しべの花糸が黄色く合着が少ない。 


主幹が不明瞭なユキツバキ樹形 ヤブツバキの幹とはずいぶん違う。


ユキグニミツバツツジ というのも花が残っていた。

 
        ユキザサ                  チゴユリ

 
   初めて見るカンアオイの仲間          カニコウモリ

 
         ヤブレガサ               ムシカリ

 
 大黒山 三角点 標高891,5m 
ちょっと用事で奥に入ったら元の場所がわからなくなって迷いそうになった。
元の道を慎重に下る。 


      麓の川沿いにシャク群生

大黒山はツバキ以外にもいろんな花が多く、見たいなあと思うがあの坂道を思うとまた来ようとは・・。

帰りにザゼンソウの自生地に立ち寄る。花は終わり葉が大きくなっていた。

  
        白谷の夫婦ツバキ   裏側に治療の跡があった。

京都まで戻って解散。
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