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学名は「Punica granatum」でイラン東部地域が原産地といわれます。ザクロ科ザクロ属の小高木です。写真は6月20日に近所の大学の構内で撮影しました。写真の中で、花弁の内側が白くなって開いているものがありますが、、受精して実になろうとするものです。秋になると大きい玉ねぎくらいの大きさの赤い実になります。外側の赤い皮は果実が熟すと割れてきます。そして透明な実が現れ、それを食べると酸味と甘みがあり、美味しいです。最近の健康ブームでザクロのジュースが宣伝されていますね。しかし、薬効の面から見ると、実はイランの一部でしか栽培されていない「黒ザクロ」が昔から薬効の高いものとして珍重されているもののようです。花言葉は「円熟の美」だとか。