つくば実験植物園で展示されたランのうち香りの違いと花粉の媒体についての説明が有りました。写真の美しいカトレアは、ブラジル原産で、写真のように唇弁の形や色が特徴で、甘い香りを放ち、「ハチ」を誘導してハチに花粉を運んでもらうと説明されていました。写真は11月19日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけた小笠固有のの極めて珍しい「幻のラン」で、報道されました。1938年に父島で採取されて以来見つからず、絶滅していたと考えられていましたが、南硫黄島で東京都や首都大学東京のチームが今年6月に発見して3株を持ち帰り、国立科学博物館筑波実験植物園で育てられていましたが、その一株に花が着きました。実に79年ぶりに開花した花を観ることができたとのこと。多くの人が興奮気味で観察していました。写真は11月19日に撮影しました。
つくば実験植物園で世界でも珍しいらん展が行われていました。国立博物館筑波実験植物園が南太平洋のバヌアツ、エスピリツ・サント島で発見したランで、1998年に新種として発表された極めて珍しいランです。学名には当時の調査隊長「岩科司植物研究部長」の名前の一部が入っています。此の展示品が世界で唯一の栽培株であると共に、現地でも一度しか見つかっていない大変貴重なランでした。写真は11月19日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路わきで美しく紅葉していたドウダンツツジです。このツツジは、春にはクリーム色の鈴状の花を沢山吊り下げ、秋にはこのように鮮やかな紅葉を見せてくれます。写真は11月18日に撮影しました。
つくば実験植物園の露地で咲いていました。小型の菊で花弁の黄色が鮮やかに見えました。近畿地方~四国・九州にかけての西日本に分布しています。花には薬効があると言われ、古来漢方薬などに使われるそうです。写真は11月18日に撮影しました。
つくば実験植物園のサバンナ温室で咲いていました。南アフリカ原産のヒガンバナ科の多年草です。君子蘭の原種とも言われます。筒状の花が垂れ下がるように咲き、オレンジ・黄色・黄緑と花の先端に行くほどに色が変化しているのがとても印象的でした。葉は厚みのある濃い緑色で、ランの葉のような感じもします。写真は11月18日に撮影しました。
つくば実験植物園の露地で咲いていました。秋も深まる晩秋の頃から咲きます。奄美大島・喜界島・与論島等に分布する菊で、海岸に生える多年草です。染色体の数などから「リュウノウギク」の系統から分化した菊であると考えられていると説明されていました。写真は11月18日に撮影しました。