東北~近畿地方の山野や土手などに分布するいわゆる「野菊」の一種「柚香菊(ユウガギク)」です。日本の固有種で名前の通り、「柚」の香りがするとにことで名付けられた白色の菊ですが、あまり香りは強くないです。つくば実験植物園で10月29日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧・希少植物管理温室で「夜叉五倍子(ヤ」の実を見掛けました。写真中央にある黒っぽい丸いものがそうです。図鑑に依れば、福島県以南屋久島までの太平洋側の低地や山地に分布する落葉小高木です。この実には、多量のタンニンが含まれ、古来褐色の顔料とされ、「お歯黒」に使われたとのことです。美しい絹布で有名な「黒八丈」の染めに使われる重要な植物です。写真は10月29日に撮影しました。
つくば実験植物園で山野に自生している「野紺菊(ノコンギク)」が咲いていました。淡い紺色の小さな花でした。色は白色から薄い紺色までさまざまあるようですが、土手などにも咲くいわゆる「野菊」と言われています。写真は10月29日に撮影しました。
つくば実験植物園の薄暗い木陰で美しい小さな白い花を咲かせていました。説明によれば「白嫁菜(シロヨメナ)」です。別名「ヤマシロギク」で山地に広く生育している白菊の仲間です。写真は10月29日に撮影しました。