チタンの素晴らしさと、使い方や感想、
そして、「よくある質問とその回答」などを書き綴って行きたいと思います。
ミラクルチタン(チタンオンラインショップ 店長日記)
2008.8.20 今年は夏負けしなかったMさん
残暑お見舞い申し上げます。
皆様、お元気ですか?
格別の暑さは、今しばらく続くものと思われますので、どうぞ、
お気を付けてお過ごし下さいませ。
****************************
今日は、Mさんのお話です。
Mさんからは、毎晩お電話を頂くのですが、夏の始め頃から、
「今年は、『しんどい』がない。夏負けをしない。」と度々
言われていました。
私は、軽く受け取っていて「そうですよね。私もそうですよ。」
などと答えておりました。
ところが、その意味が分かってきました。
彼女は、子供の頃から、毎年、夏負けが格別ひどい体質だった
のだそうです。
頭痛がひどく、口では言えないぐらいのだるさで、縦のものを
横にするのも嫌なぐらいだったそうです。
「身の置き所が無い」という言葉が、ぴったりだったとか。
辛くて辛くて「自分であって、自分でないみたい」というのが、
いつもの夏の口癖であったと言います。
毎年6~8月には、お医者さんに通い詰めで、いつも、この夏が
越せるかどうかと、危ぶまれるくらいだったそうです。
9月の半ばに、どうにか持ち直していたそうです。
ところが今年は、その『あ~、しんど~』が全然無い。今年は、
一度もお医者さんに行っていないとのことです。
頭が軽いそうです。
こんなことは、今までに一度もなかったとのことです。
彼女が言われるには、「今までと同じものを食べて、同じ生活
をしています。ただ、変ったのは、チタン鍋で煮炊きをしたも
のを食べる様になっただけです。
他に変ったことは、何もしていないのに、こんなに体調が良く
なったのは、あのチタン鍋のお陰としか、考えられません。」
とのことです。
彼女の、それほど酷い夏負けが、今年は全然無いことを知って
私も嬉しく思っています。
私も、この夏は快調で、この忙しさを乗り切っています。
2008.8.12 血をきれいにする「ちしゃもみ」
それは、「ちしゃは、血をきれいにするから、必ず食べる様に」と
いうことです。
Mさんのお宅では、お屋敷の中に大きな畑があり、そこへ沢山の種類の
野菜が植えられていたそうです。
家族数人と大勢の使用人と同居人の大家族だったので、使用人の人が
大きなかごに何杯もちしゃを採って、それをばあやさんが「ちしゃもみ」
にしていたそうです。
ばあやさんのやり方は、大きな擂り鉢2つを使います。
(A)
酢味噌は、摺り鉢でたっぷりの白胡麻を摺って、そこへ白味噌を加え
て摺り、酢と砂糖を加えて更に摺り混ぜます。
それだけです。あっと言う間に、酢味噌が出来ます。
これを、多めに作っておくと、酢味噌和えなどが、すぐ出来便利です。
(この酢味噌の作り方は、↓以前にも書いております。
<2008.7.4 大好きな豆ご飯>)
(B)
ちしゃは、洗って、もう一つの擂り鉢に入れ、擂粉木で突く。
(嵩を少なくして、食べ易くする為と思われます。)
この(B)を(A)で合えて、出来上がりです。
このちしゃは、今スーパーで韓国野菜として売られている「サンチュ」
と同じものだそうです。手に入り易い野菜です。
*******************************
そこで、私も真似して作ってみました。
(1)サンチュを、擂り鉢に入れて、擂り粉木で突いています。
なお、突いたら嵩が減って、沢山食べられますが、別にその
ままで、酢味噌で合えても大丈夫です。
(2)酢味噌を入れました。
(3)酢味噌で合えました。
酢味噌を多めに作って保存しておいたので、すぐ出来ました。
(4)
折角なので、擂り鉢ごと、食卓に登場させました。
しかし、粗食ですね。確かに私は!^^
「ちしゃもみ」以外は、とうもろこし(茹でて包丁で削ったもの)と
生椎茸の炒めもの(しょうが醤油)と、糠漬けで、すべてチタン鍋で
作ったものです。もちろん、ご飯も。
この「Mさんのちしゃもみ」も、UPを予告してから、随分日が経って
しまいました。少し以前の(7月前半の)爽やかな、食卓でした。
*******************************
※あの小論文(私の仮説《チタンは水を活性化し細胞を潤す》と一連
の毛髪の発見の文章を書いている間に、多くのお知らせしたいことが
溜まりに溜まってしまいました。
どこから手を付けたら良いものやら?と悩みつつ、しかし、これは、
本当に有難いことだと、感謝しております。
又、頑張りますので、よろしくお願い致します。
2008.7.2 お萩事始め
Mさんに、「一度、チタン鍋でお萩を作ってみて下さいませ。」
と何回言われていましたことやら…。
いよいよ、決心して(?)、お萩を作ることにしました。
(といっても、大分前で、先月始めのことです。)
チタン鍋で、小豆を炊きます。
小豆が柔らかくなったら、砂糖を2~3回に分けて入れます。
私の場合、砂糖の量は、乾燥した状態の豆と、同量の砂糖を
使います。最後に、ほんの少し塩を入れます。
出来上がった小豆の半分を、お萩用にして、残りを後で善哉に
する為にとっておきます。(この辺が、Mさん直伝の方法です。
1回の手間で2回楽しめます。)
お萩用の餡は、少し煮詰めて、1個分ずつ丸く丸めておきます。
チタン鍋で、餅米を炊きます。
水の量は、普通のお米の時より少なめにします。(1割り増し
ぐらい)
餅米のご飯が出来上がったら、蒸らしてから、丸めて、先程の
小豆餡で包みます。
私は、今回が、お萩事始めです。(お善哉はよく作りますが。)
餡を丸めておくことを、多分聞いていたはずですが、忘れて、
ペースト状に仕上げていました。
それで、餡が柔か過ぎてまとまらず、かっこ悪くなりました。
(次回、上手に出来た時は、作業行程もお見せしたいと思います。)
妹が来ましたので、二人で食べました。
味は、まあまあかな?と思っていると、何と、翌日、その翌日
と、どんどん美味しくなって来るではありませんか?
Mさんに聞いていました。翌日以降の方が美味しいですよと。
これが、手作りの良さでしょうか?
それ以降は、冷凍しました。
冷凍したものを、解凍して食べても、又美味しい。
お店のものの様に甘過ぎないから、爽やかな美味です。
自分で作ると、こんな良いことがあるんだな、とつくづく
思いました。
又、秋の季節の良い時に作る積りです。
2008.6.6 女コロンブスMさん
「コロンブスの卵」ではありませんが、後から考えると、何でもない
ことを、最初にする人と言うのは、やっぱり、月並みな言い方ですが、
とても頭が柔らかいのだと思います。
じつは、私がいつも不思議に思っていたことは、Mさんが、チタン鍋
購入の最初から、ご飯炊きを試されたことでした。
不思議と言おうか、その斬新な発想に驚きを禁じ得ませんでした。
それで、そのことをお聞きしました。
ところが、答えは、実に簡単明瞭なものでした。
「貴女からチタン鍋を買った時(面白いことに、彼女は、『チタン鍋
が私の所にいらっしゃった時』と言われます。haha.^^)、丁度、
いつもご飯を炊いていた土鍋が割れてしまって、ご飯を炊くものが無
かったのです。それで(しかたなく?)チタン鍋で炊いたのです。」
「ハハハ、そうでしたか?そんな偶然があったのですね。」二人で、
電話を通して大笑いをしました。
必要は発明の母と言いますが必要に迫られての挑戦だったのですね。
ご飯炊きについては、そんな偶然が、女コロンブスMさんの背中を
押した様です。^0^
私は、Mさんが編み出した多くのチタン鍋料理法に、ただただ感心す
る日々です。
でも、それはあまりにも多岐に亘り、且つ多種類なので、私は多忙、
その上、怠け者なので、なかなか追い付いて行けない状態です。
でも、実は、なるべく早く、<チタン鍋で魚の塩焼き>をUPしたい
と思っております。
まさに、目から鱗ですよ。(切り身では無く、一尾の塩焼きです。)
これは、あの料理研究家Yさんも、そんなことが出来るの?と驚いて
います。彼女は、熱心なので、私より先に、実験することでしょう。
では、皆さん、どうぞ、お楽しみに。^^
2008.6.4 Mさん行方不明事件(?)落着の巻
あまりにも美しく思わず携帯のカメラで撮ったと、お聞きしまし
たので、それをメールで送って下さいと頼みました。
どうしたら良いのですか?とのことでしたので、携帯のショップ
でやり方を教えて貰えますよと言いますと、さっそく翌日、携帯
ショップに行かれて、教えてもらって写メールがありました。
彼女は、始めて写メールができたと大喜びでした。
翌日のこと、私は彼女に教えてもらった台所用品を見付けたので、
そのことを知らせる為、写メールしました。
ところが返事がないので、メールの返事にまだ慣れていないので、
夜に電話があるのだろうと思っていました。
ところが、毎晩お電話を頂いているのに、その日に限って珍しく
電話が架からず、私も連日の来客とブログの不具合の件で、取り
紛れていました。
翌朝になって、私は急に気になって、ご自宅、アトリエ、携帯と
すべて架けましたが、呼び出し音だけです。
架け続けましたが同じです。昼過ぎになっても同じです。
私は、急遽、箕面へ出かけることにしました。
なぜ、もっと早く気付かなかったのだろう?
遅すぎるのではないのか?
浮かぶのは、悪い想像だけです。
向かっている電車の中で、最後の賭けとしてもう一度メールをし
ました。「ご自宅、アトリエ、携帯、全部架からないので心配し
ています。至急、連絡をお待ちしています。」と…。
すると、携帯が鳴りました。
Mさんの声です。え~??? !!!
アトリエでは、少し離れたところに居たので、電話を取ったら切
れていることが、何度も続いた由。
携帯の受信メールは、まだ見方が分らないことと、第一、メール
が来ていることさえ、知らなかったそうです。
詩吟のお稽古中に携帯の着信音が聴こえた様に思ったので、着信
記録を見て、私に電話を下さった様です。
やれやれです。声を聞いたので、もう、これで安心です。
私は、折り返しやって来た反対方向行きの電車で、戻りました。
(もう、ほとんど、到着というところでしたが…。)
そんな訳で、Mさん行方不明事件は、無事落着しました。
あ~、良かった!
それにしても、前々日に、足の水(110cc)を抜いておいて良か
ったです。そうでないと、動けませんでした。
Mさんには、メールを確認すること、そしてメールの見方、返信
の方法を携帯ショップで教えてもらって下さいと、呉々もお願い
しました。
昨日の、私のおそまつな独り芝居の出来事でした。
Mさんには、生まれてからこれ程嬉しかったことは、未だかって
ありませんでしたと、言っていただきましたが…。汗;;
これを読んで下さった皆様には、長文付き合わせまして、本当に
済みませんでした。^^;;
2008.5.9 Mさんは元々生ゴミを作らない人
感心していたのですが、実は、元々「生ゴミを作らない方」なのです。
彼女は小さな頃から、使用人に囲まれて育ち、特に母親が嫁入りの時に
連れて来たばあやに育てられ、その言い付けを良く守っていたそうです。
ばあやは、お料理が殊の外上手で、同居人や使用人を入れて40~50人
になる大世帯を切り盛りする、名家政婦だった様です。
そのばあやさんから、食べ物を粗末にしてはいけないと、口を酸っぱく
して教えられていたMさんは、長じてもいまだに教えを守り、食べ物は
野菜の芯迄、全部使うそうです。
白菜などの野菜は、しなびて来たら、糠漬けにして、全部食べます。
(本来、白菜など水気の多いものは、糠床がびしゃびしゃにならない様
に、わざわざ干して水気を少なくしてから漬けるくらいですから、この
場合、丁度、好都合でもある訳ですね。頭が良い~!)
そして、冷蔵庫の中の野菜や食べ物を、古くさせて捨てるということは、
まず、無いそうです。
季節毎の、質の良い野菜や豆類を、吟味して採っておられて、魚は食し
ますが、肉食は全くせず、外食も一切されません。
質素とも言える程の、しかし、豊かな食生活をされています。
Mさんの言葉の中に、「うちのばあやがこう言っていました。」と言う
言葉が、いつも出て来ます。
ばあやさんの知恵を、沢山受け継いで、それを教訓にして居られる様に、
こころ暖まるものを感じます。
その度に、Mさんは、素直な子供だったんだろうなと、いつも思います。
何故ならば、そうで無ければ、こうして砂が水を吸い込む様に、記憶に
留めてはいないでしょうし、又、ばあやさんも、彼女に伝えようとはし
なかったと思うからです。
(私も、母に言わせれば、とても聞き分けの良い子供だったそうです。
他に、自慢するところが無いので、ここで言っておかねば…。^^;;
母も私に沢山のことを教えてくれました。でも、私はそれらのほとんど
を忘れてしまっている様に思います。Mさんの記憶力には驚かされます。)
そして、彼女の、生ゴミを出さない、そのきちんとした生き方を私など
は心して見習いたいものだと思いました。
2008.4.17 Mさんありがとう。
(現在、5カ月間毎日更新続行中です。
最低でも6カ月間、店長日記のブログを毎日更新し続けることが、
ネットショップオーナーとして必須事項だと聞いたからです。)
それで、私の場合は、扱っている製品上、どうしても話題は食関係
になるわけですが、私の食生活の理想は、と言うか、まだ現在でも
追求していることは、安くても豊かな食生活を送ることができる筈
だと言う思いです。
ですから、私の料理は、人に見せる様なものは少なく、人から見る
と大変貧しい食材であったり、残り物再利用であったり、地味過ぎ
と言うより、みみっち過ぎるのではないかと言う思いが拭えない日
があり、一旦、UPはしたものの、削除したい思いに襲われる日が、
多々あるのです。
(最近、他の料理ブログを見る機会があり、その手法にしろ、材料
にしろ、洋風で華やかで素晴らしく、目を奪われることがあります。
これなら、人が集まって来るのは当然ですよね、と納得しています。)
献立以外の、料理へのコンセプトの部分に付いても同じです。
長年思っていたことではあっても、片寄って見えるのでは無いかと…。
そんな私が願っていたことは、あのMさんが、私のブログを見て下さ
れば、いつでも相談出来るのに…、という思いでした。
でも私の友人達でも(私より20才も若い友人達でさえ)、パソコン
を触れる人は無いに近く(インターネットが少し出来る人が幾人か)
ましてや、Mさんは私より上の世代なので、望む方が無理かと思っ
ていました。
Mさんとは、ほとんど毎日連絡をとっていますが、そのMさんから、
1週間程前、電話があって、「ブログ見ましたよ。回線が不調の為
今迄使えなかったけれど、修理してもらって、今日から、使える様
になりました。あなたのブログを見て感動しています。」とのこと
でした。
70台も後半のMさんが、私のブログをどうしても読みたいという一心
で、自力でインターネット環境を整えられたというのです。
私は、救われた!と思いました。
本当に、信じられないと思いました。
私の願いがかなったことへの驚きです。
(いつも、窮地に協力者が現れる、そんな幸運の再来の驚きです。
パソコン無しでも、つまり、彼女との出会いそのものだけでも、
まさに僥倖としか思えないと思っていた私に、まだその上に?)
丁度、その時、私はUPした分を削除しようとしていたところでした。
ねこまんまをUPした日でした。(「2008.4.9 余り物丼」)
私は、これは、いくら何でも恥ずかしすぎるので、削除するつもり
ですと言いますと、彼女は、「いえ削除しないで!そのまま置いて
いて下さい。すばらしいです。甘鯛を使った料理は高級料理です。
この献立は、まさしく料亭料理ですよ。」と言って下さいました。
しばし、押し問答の結果、削除せずに、そのまま置いておくことに
なりました。
それまでも、毎日いろんなことを相談したり、チタン鍋の大ファン
である彼女の料理法などいろいろ教わってきましたが、この日以来、
Mさんはブログを読む楽しみが増えたと喜ばれ、毎日、大変な励まし
を頂いております。
「写真がとても綺麗。文章が素晴らしい。読んでも読んでも飽きない。
又読みたくなります。癒しをもらえる文章です。」と…。
Mさんは、友人なので、身びいきから、そう思って頂けるのでしょう。
でも、もしそうだとしても、そんな友人が、私には付いていると思う
だけでも、どれだけの力が湧いてくることでしょうか…。
本当に感謝の日々です。
Mさん、ありがとう!!
これからも、よろしくお願い致します。
2008.4.7 Mさんの黒豆料理法
いつも、ここに登場するMさんは、チタン鍋の大ファンですが、
私にとっては、まさに、その使い方の先生です。
その彼女から、一度作ってみて下さいと言われているものが
あまりにも沢山あるので、私は追い付いて行っていません。
その中の一つ、黒豆料理を、今回始めて作ってみました。
彼女の黒豆料理の作り方は、とてもユニークで、楽しいもの
です。詳しいことを、下記します。
(2)
<材料>
黒豆適宜 (300gぐらいが扱い易いと思います。)
砂糖適宜 (2カップぐらい? 好みで。)
塩 少々
(3)
<作り方>
チタン鍋に黒豆を入れ、洗ってから一晩水に漬けておきます。
翌朝、それを火に掛けます。
水は、鍋の縁一杯まで入れます。
アクを取りながら、柔らかくなるまで煮ます。
煮汁が少なくなれば、お湯を何度も足します。
(注、水でなくお湯を注す方が、豆が縮まず、ふっくらと早く
煮えます。)
(4)
豆が煮えたら、次の様に分けます。
A.黒豆ご飯用に、黒豆を少し取りのける。(1カップぐらい?)
◎これを米2カップを洗って水加減をしたところへ、加えて
炊上げると、「黒豆ご飯」のできあがりです。
黒豆分の水の加減は、必要ありません。
塩を加えても良いですが、加えない方が、黒豆の味が生きて
美味しいと思います。
B.黒豆の汁だけ(汁の半分程600ccぐらい?)取りのける。
◎これは、「黒豆の煮汁」の出来上がりです。
C.チタン鍋には、黒豆が煮汁の中に浸かっている状態に残す。
◎これに砂糖と塩を入れ、一度煮立たせてから、火を止め
て味を含ませると、「黒豆の煮物」の出来上がりです。
(5)
これが、「黒豆ご飯」です。
私は、黒豆ご飯がこんなに美味しいものだとは知りませんでした。
それで、念の為「黒豆ご飯」でネット検索してみると、同意見が
多数、「赤飯より食べ易い」という意見があり、全く同感でした。
(6)
これは、「黒豆の煮汁」です。
身体にはもちろん、喉にとても良いので常用すると良いそうです。
(昔、Mさんのお宅では、父親、叔父さん達が、弁護士や政治家
が多かったので、演説など喉を使うことが多く、この黒豆の煮汁
を欠かしたことは無かったそうです。)
(7)
これは、「黒豆の煮物」です。
大変薄味なので、上品な美味しさです。
これでしたら、毎日でも食べられます。
◎そして、もう一つ、これに副産物があります。
それは、「黒豆の煮物の甘い煮汁」です。
砂糖を入れた後、黒豆を煮詰めないので、煮汁がたっぷり残ります。
これは、疲れた時に、最適な栄養剤です。
***************************
以上の通りです。
Mさんは、チタン鍋料理を次々に編み出して、連絡して下さい
ます。いつも、ユニークでしょう?
本当に、私は、Mさんの頭の良さに圧倒され、ただ尊敬する
毎日です。
黒豆は、身体に良いことは分かっていても、なかなかとれない
ものですね。皆さんも、ぜひお試し下さいませ。
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※ なお、Mさんの黒豆料理について、一部補足があります。
<2008.4.14 「Mさんの黒豆料理」補足説明>を、ご参照下さい。
2008.3.21 チタン鍋で美味しいお水を!
Mさんの、チタン鍋の使い方は多種多様で、ただただ感心しており
ますが、今日は、その中の1つです。
Mさんは、チタン鍋を買う迄はペットボトルのお水を買いに行って
いたそうです。
でも、売られているものは、栓をする時点で何かが添加されている
はずとの思いが、どうしてもあったそうです。
ところが、この頃は、買いに行かなくても、もっと美味しく安全な
お水を飲める様になったと言うのです。
それは、毎晩寝る前に、チタン鍋でお湯を湧かして(カルキなどを
飛ばす為沸騰させる)、そのまま鍋の上に簾をかけて冷ましておく
のだそうです。
すると、翌朝には、信じられないぐらい美味しいお水が飲めるそう
です。
その水を、瓶に入れて冷蔵庫に入れて置き使うのが日課になって
いるそうで、以来、全くお水を買いに行ったことはないそうです。
彼女は、それを毎日チタンビアカップで飲むそうで、そうすると
なお、信じられないくらい美味しいとのことでした。
ぜひ一度試して下さいとのことでしたので、私も試してみました。
ほんとに美味しい水で、私も、真似ようと思っております。
チタン鍋をお持ちの方!一度お試し下さいませ。
2008.3.6 重曹で洗う、レモンで洗う。
箕面のMさんが、チタン鍋2個を上手に使ってお料理しておられる
ことを、ここへいつも書いておりますが、彼女は、その2つを、
まっさらの美しさのままで、使っておられるそうなのです。
ゴールドの色も、全く最初の綺麗な色のままだとのことなので、
彼女の綺麗好きは知っていましたが、不思議でした。
それで、どんな洗剤を使っておられるのか、お聞きしましたら、
「重曹で洗っています。とてもチタン鍋を大切にしていて、まだ
お鍋が暖かい内に、すぐ洗ってしまうのです。」とのことでした。
以前、重曹と酢を使って洗うことを、テレビで見て、私もしばら
くやって見たことがありましたが、その内忘れていました。
それで、私も、最近重曹を買って来て洗っています。
とても、気持ちよく洗えます。
和風の料理や、特に油が多く無い料理の場合は重曹だけで綺麗に
なります。
ただ、ステーキを焼いた後など、脂肪分がとても多い時は、油を
先に石鹸等で落としてから、重曹で洗った方が良いと思います。
最近薬局では、重曹と言うと「料理に使う方ですか?洗う方です
か?」とき聞かれます。
これは、重曹で洗う人が多くなった証拠だと思いますが、洗う方
と言うのは、流し等を磨く時の物らしく、磨き粉の様な粒子の粗
い物なので、洗う時じゃりじゃりして使い難いです。
従来のもの(洗う方で無い)を買って、食器や鍋を洗って下さい。
これは、滑らかで使いやすいことと、料理にも使うものですから、
万一口に入っても安全です。
(2)
それから、彼女は、食器類は、レモンの切れ端で洗うそうです。
それで、家中の食器類は、ピカピカなのだそうです。
彼女は、大変レモン好きで、いつもレモンがあるそうです。
レモンは、縦に櫛形に4つに切って、紅茶(彼女は、紅茶には
必ずレモンだそうです)やドレッシングなどに使った後、食器洗
いにするそうです。
油物でも充分落ちますとのことでした。
2008.2.18 Mさんのポテトサラダ
箕面のMさんから、彼女の大好物のポテトサラダの作り方を教え
て頂きました。
普通のものとは違い、マヨネーズを使いません。
<材料>
特別の物ではなく、じゃがいも、トマト、キュウリ、だいだいか
レモンなどの柑橘類(なけれが食酢、りんご酢など)
<作り方>
ころころに切ったじゃがいもを、チタン鍋で茹でます。
茹で上がったら、湯を切って、そこへ直接、ザク切りのトマトと
薄切りにして少し塩でもんだキュウリを加えます。
塩とコショーをして、オリーブ油(上質の物)を掛けて、柑橘類
の絞り汁を加えます。
<コツ>
茹で上がったじゃがいもの入っているチタン鍋に、上から次々と
足して行きます。
(この他、チタン鍋は空いている時は、ボールとして使うと大変
重宝します。)
こうして作ったポテトサラダは、本当に上品な美味でした。
私はこれから、この作り方にすることにします。
*****************************************
これは、Mさんのばあやさん(素晴らしくお料理上手だったそう
です)が、いつも作ってくれたものだそうです。
このポテトサラダには、お砂糖をほんの少し使われたそうで、そ
れが最高に美味しかったとか。
ばあやさんは、京都の老舗の料亭の女将から、この料理を習った
のだそうです。
2007.11.11 木の蓋を見付けました。
チタンゴールドパンにぴったりの木の蓋を見付けました。
箕面のMさんから、いつも、聞いていました。
「毎朝、チタンゴールドパンでご飯を炊いています。とっ
ても美味しいですよ。ぜひ、試して下さい。」
「炊き込みご飯も、最高ですよ。しめじと銀杏の炊き込み
ご飯を、2回も作りました。素晴らしい出来です。」
「餅米を炊いても美味しいですよ。もう一つのチタン鍋で
小豆を煮て、お萩を作りました。小豆は多めに煮ておいて、
半分をお善哉にして下さい。美味しいですよ。」などなど。
ご飯を炊く時は、蓋が必要ですが、Mさんは、薄目の俎板
の新品があったので、それを使っているそうです。
私は、間に合うものがないので、木の蓋を探していました。
すると、大阪の百貨店に売っていたのです。
値段は、たしか、27センチのもので、¥2200でした。
(2)
Mさんは、チタン鍋を買う迄は、ご飯は土鍋で炊いていた
そうです。
でも、それよりも、チタン鍋で炊く方が比べ物にならない
ぐらい美味しいのだそうです。
弱火にする時は、焼き網を鍋の下に敷いて調整すると良い
そうです。私も、さっそく、網を買って来ました。
網は、ご飯の時だけで無く、煮物の時も重宝します。
**************************************************
◎
(註)、その後、チタン鍋の蓋は、手持ちの鍋の蓋で、
大きさが合うものがあれば、それを使えば良いことが、
分りました。
わざわざ、買う必要はありませんので、お知らせします。
下記を、ご参照下さい。
2008.5.25 チタン鍋の蓋について
**************************************************
2007.10.28 Mさんのチタン鍋料理(生湯葉の煮物)
料理は、さぞかし、贅沢な食材で、込み入った調理法かと想像される
かも知れませんが、それが、全くの正反対なのです。!
シンプルなシンプルな料理ばかりなのです。
私は、ここに感動します。
先日は、トマトだけのスパゲッティ、次は、黒豆の枝豆でした。
******************(生湯葉の煮物)*********************
今日、お知らせするのは、生湯葉の煮物です。
料理法は、昆布とかつおの出汁に薄味を付けて、生湯葉を煮ます。
煮上がったら、三つ葉を散らして、へぎ柚子を乗せて出来上がりです。
その美味しさは、抜群の由です。
ここで、大切なものは、へぎ柚子です。
出来たら、この様な繊細な日本料理の煮物には、柚子の皮の薄切りを
添えて下さい。ひと味も、ふた味も違います。
*******************************************************
2007.10.26 Mさんの類い稀な生い立ちと、その味覚
そうです。
お父さんは、実業家で、大変なお金持ちだったらしいです。
家の手伝いの人は、全部で20名、その中には、じいや夫婦が二組
も居たそうです。
その中で、彼女個人に付いている付き人は、6名だったそうです。
その彼女は、3才から15才頃迄の10数年間、一日として欠かさず、
京都の料亭で、夕食をしていたそうです。
(その終わりは、終戦前後とのことです。)
自分用の車で、自分付の運転手と、お付きの若い女性2名と共に、
大阪のお屋敷から京都の料亭に毎日出かけて、そこで、夕食を
とっていたと言うのです。
そこは、お父さんの2号さんが営んでいる料亭だったそうです。
京都の料亭で、贅を凝らした料理が饗され、芸者さん達の美しい
踊りを見ながら、毎晩毎晩ゆったりと食事をとっていたそうです。
子供ながら、毎日そこへ通おうとした、彼女の味覚への執着には
驚かされます。
お母さんは、嫌な顔をしたり、彼女を止めたり、叱ったりしなか
ったのですか?と聞くと、いいえ、それは全然ありません。
嫌な顔をしたことは一度もありませんでした、…とのことでした。
私は、ふと気付き、聞いてみました。
「その、お母さんの優しい性格が、貴女に遺伝したのですね。」
すると、彼女は「そうかも知れません。」と言われました。
そのくらい、Mさんは、優しくて、本当に穏やかな方なのです。
学校には、籍はあるものの、彼女は一度も登校したことはなく、
先生が家に教えに来られたそうです。
小学校から、大学迄、全部そうだったそうです。
その様な、私の知り得ない世界の中で、類い稀な育ち方をした方と、
私は、今年の夏、偶然出会ったのです。
いわゆる戦前の古い日本の伝統を引き継いでいる、この様な方には、
お会いしようとしても、なかなか、お会い出来るものではないと思
います。
その彼女が、チタン鍋を買って下さり、その素晴らしさを発見して
絶賛して下さることになろうとは…。
妹や友人達が、チタン鍋の料理の美味を、私に伝えてくれるのも、
確かに力になりますが、Mさんの様な、長年の間一流料理を味わい、
日本料理の粋を吸収し、その後も長年食を極め続けて来られて味覚
の卓越した方が、このチタン鍋を絶賛し、私に対して感謝で一杯で
すと心から言って下さることが、何にも増して私には嬉しいのです。
彼女が、毎日、チタン鍋で次々と作られては(熱心な研究家です)、
美味しさを発見し、感動してお電話を頂く料理の数々を、今後、
皆さんにお知らせして行きたいと、私は思っています。
2007.10.18 黒豆の枝豆(Mさんの茹で方)
箕面の画廊の女性オーナーのMさんから、電話がありました。
あのチタン鍋で、黒豆の枝豆を茹でて下さい。最高ですよと。
格別の美味しさだとか。
聞くと、その茹で方、食べ方にびっくり。
◆葉付きの枝から、豆のさやを切って、水で洗う。
◆さやの端を、少し斜に切り取ることはしない。(味が抜ける)
◆お湯が沸騰したら、塩も何も入れないで茹でる。
◆沸騰したら、弱火にしてゆっくり茹でる。(さやがはじけない様に)
◆20分ほどして、茹で上がったら、ざるに取る。
◆出来上がりにも、塩を振らない。
◆そのまま、熱い内に食べる。
(もちろん、翌日、冷めたものを食べても美味しい。)
自然のままが、一番美味しいとのこと。
素晴らしい!
Mさんは、最高だ!
私は、この人を師匠と崇めています。
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(補足)
この様な食べ方で、美味しい為には、枝豆は、鮮度の高いもの
であることが必要で、彼女は、八百屋さんに頼んで取り寄せて
貰うのだとか…。
よほど、上質のものなのでしょう。
残念ながら私は、ここ数日、予定があるので、すぐには、実行
できません。
でも、黒豆の枝豆は、まさに今が旬ですので、近所のスーパー
や、八百屋さんにも、入荷することもありますので、参考迄に
ここへ書きました。
皆さんも、この食べ方を、試して下さいね。
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※チタン鍋に限らず、食べ物の素材さえ良かったら、この方法
は優れていると思います。
塩を加えないことにより、素材そのものの、甘味と旨味が引き
立つはずです。
私は、まさに、このことで、目の醒める様な経験をしたことが
あります。
それは、いつか、ここに書かせて頂きます。
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