2009.04.15 素晴らしい本

最近、人に勧められて読んだ本で、素晴らしい本があります。
それは、新谷弘実という医師の「病気にならない生き方」と言う本で、
続編、続々編を入れて、全3巻あります。
2005年に出版後、ミリオンセラーになった本だそうですから、ご存知
の方も多いかと思います。

この人は、米国のアルバート・アインシュタイン医科大学外科教授です。
世界で始めて、腸の中を内視鏡を使って手術をした方です。

そして、この本は、胃腸の専門医として、40年以上に亘って、30万人
以上の人の胃腸を診てきた結果、気付いたことを研究し、まとめられた
ものです。

私は、たまたま自分が、両親が歳を取ってから生まれた子供でしたので、
両親に長生きして貰いたい一心で、食べ物のこと、栄養と長寿のことに、
子供の頃から格別の関心があり、栄養学と長寿料理を自分なりに猛勉強
しましたので、自分は、相当の知識を身に付けていると思っていました。
（若い頃の私は、バターやクリームをたっぷり使ったバタ臭い料理が
大好物でしたが、自分のことは後回しにしようと考え、野菜中心の和風
料理に打ち込み（？）ました。）

ところが、この本の１冊目を、引き込まれる様に読みながら、驚きの
連続でした。
野菜や果物中心の生活を推奨されていることは、もちろん理解出来ます
が、今迄の学説とは、かけ離れた部分が多く、いえ、正反対の部分さえ
ありましたから…。

でも、何よりも、30万人の人の腸を見た人の実感ですから、裏付けが
あり、納得できます。
30万人の人の腸を見て、癌や難病になる人の腸は、どす黒い色である
こと、腸を美しくすると癌が治ること、そして、何を食べどういう
生活をしている人の腸が美しいかを説いています。

私も、さっそく、食生活を少しずつ、変えております。
この3册を、あと何回も、繰り返して読む積りです。

目から鱗でした。
まだ読まれていない方は、ご一読をお薦め致します。