チタンの素晴らしさと、使い方や感想、
そして、「よくある質問とその回答」などを書き綴って行きたいと思います。
ミラクルチタン(チタンオンラインショップ 店長日記)
2012.02.28 五年前の2月28日のこと。(チタンメーカー「ホリエ」を初めて訪ねた日)
今日は、2月28日です。
5年前の2月28日のことを思い出します。
その日、私は新潟県の燕市のチタン製品メーカー「(株)ホリエ」を訪ねました。
実は、その5~6年前ネットでチタンメーカーホリエを知り、その製品の素晴しさに
衝撃を受け、又会社のコンセプトに感動しました。
いつの日か、この会社を訪ねてみたいものだと思いました。もちろん旅行者として
ですが、でも、旅行嫌いな私にしては、珍しい心境だなと感じました。
その頃、ネットで知り合ったサンフランシスコのハワードさんが数年後に定年退職を
控えていて、退職した暁には一番に日本に来られることになっていましたので、私は
この素晴しいビアカップをお土産に差し上げようと決めました。
そして、いよいよハワードさんご夫婦来日時我が家でのパーティーの席上でご夫婦に
このカップをプレゼントとして差し上げ、包みを開いて貰って皆で乾杯しました。
正に念願が叶った瞬間の、嬉しさは忘れられません。
しかし、それ程この美しいカップに憧れながらも、高級品なので贈り物として最高な
ものと言う考えだけで、自分で使ったことはありませんでした。
その後7~8カ月経って、このホリエのチタン商品を取り扱いたいと考える出来事が
ありました。
そして、ホリエさんに承諾を得た私は、すぐさま東京ビッグサイトで開催されていた
「国際ギフトショー」へ出かけ会社の方とお会いし、同じく2月28日に新潟の会社へ
ご挨拶に伺った訳です。
新潟へは、親切な友人兄妹が車で連れて行ってくれました。
朝4時に西宮を出発し、その日の夜11時に西宮に戻って来ると言う、考えられない
強行軍でお忙しいご兄妹は協力してくれました。
ホリエさんでは、親切に対応して頂きました。
その年は、珍しく雪の降らない年で、道や廻りの平野にも雪は無く、遠い山の頂きに
かろうじて白い物が見える程度でした。
連れて行って呉れた友人兄妹は、毎年このあたりへ車にチェーンを付けてスキーに
来ていた人達で、こんな雪のない景色は始めて見たと言っていました。
車窓から撮った、5年前の珍しく雪の無い新潟の写真をUPして置きます。
今年の記録的な豪雪に比べて驚きです。
(2枚とも車窓から撮った5年前の今日の新潟の写真。冬なのに雪がありません。(2007.2.28撮影))
一旅行者として訪ねたいと言う夢が、まさかの「仕事始めのご挨拶」として訪ねること
になろうとは、こんなこともあるのか?と自分でも信じられない思いでした。
その3カ月後の5月に大阪市外郭団体主催の半日だけの「ネットショップ作成講座」に
参加し、6月には(お粗末ながら)ネットショップを立ち上げました。68才の時でした。
その後、この講座は20数回続いた由ですが、ショップを立ち上げたのは私だけだそうで、
「○○さん(私のこと)に続け!』のスローガンが発せられた様ですが、最後迄、私以外
には立ち上げた人はいなかったそうです。
肩こりをこじらせて背中痛が半端ではなく、頭痛、そして、目の痛みで散々でしたが、
殆ど眠らず頑張っていたコンピューターグラフィックの習得と工房のホームページ作りが
こんなところで役立ちかろうじて乗り越えさせてくれたと思い、苦労は後に役に立つこと
を思い知りました。
(その後、やはり大阪市外郭団体の「ネットショップ支援講座」に参加させて貰いました
が、後日見ると、16店程のショップが立ち上がっていたので、皆さん頑張られたのだと
思っていると、『え~?貴女は知らなかったの?自分で作ったのは、貴女だけよ。他は、
全部プロに頼んで立ち上げたのよ。」と言われ驚いたことがあります。「このこと、私の
ブログで自慢しても良いかしら?」と聞くと、「もちろんよ。自慢していいことよ。」と
プロに言われました。講座参加者30人は、20代~30代ばかりで、50代が一人、そして
私だけ68才…、その私だけが自力作成でした。)
ショップ立ち上げ後、4年半経ちましたが、素人の手作りショップのお粗末さを何度も
思い知るはめになり、その度に大きなショックを受けながらも又立ち上がっては修正を
行いつつ、今に至っております。
その後掲載商品が1400個となったので、全部を修正するのに七転八倒の繰り返しです。
でも、業者に頼むことは一切しない(ショップの作成管理のみならず、広告費も使わず
=このブログだけ)と言う、玄人からは常識外れと言われながらの私なりの信条と頑固
さにより、逆にショップへの愛着は深まったと思います。
これからも、チタンの素晴しさを伝える私の仕事を愛して、邁進する積もりです。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。