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2015.02.10 百歳の女性報道写真家の幸福論

「100歳の幸福論」という、素晴らしい本を読みました。
笹本恒子さんと言われる100歳の女性報道写真家の方の書かれた本です。
写真家としても、もちろん現役ですが、その生き方、ものの捉え方が、
生き生きとして素晴らしいのです。

この方は、93歳の時に、椅子で背伸びした時、椅子ごと倒れてしまい、
脊柱管狭窄症との診断を受けて、老人ホームに行かないと日々の生活に
不便を来すとかと思いホームを探したけれど、良い所が無く、やっぱり
自分にふさわしい生活をしようと思い、家を住み易くリフォームされました。
その際、「手すりなどは付けない。」のだそうです。

大好きな植物に囲まれ、食事にもこだわりがあり、3食すべて手作りです。
洋服も、大好きなアフリカやアジヤの布地で自分で作り、アクセサリーも
ユニークな手作りで、店に置かせて欲しいと言われ、売れ筋だそうです。

お好きなものは、香水、チョコレート。それとファッションが大好き。
そして、ワインを毎日1杯を寝る前に飲むのが、一番の楽しみだとか。

自分を甘やかさない様に「読む」「書く」を課し「ハードスケジュール」
の日々だそうです。毎朝の運動も侮ってはいけないとのことです。
何と言っても、明るい生き方が素晴らしいです。
何度も読み返したい感動の書です。ぜひ、お勧め致します。

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