2021.03,02 ガラスのお雛様

これは、ガラス製のお雛様です。向かって右端に飾っています。

お雛様好きの私は、いつか、ガラス製のお雛様が、登場しないかなと願っていた。

私は、ガラス好きでもある。

10数年前のある日、ガラス製のお雛様を見付けた。2600円ぐらいだったかな？

私は、喜んで買って帰った。

一方、このぼんぼりは、阪神大震災後、１年半の避難生活後、神戸へ戻る

ことが出来た最初の頃、百貨店の手作り展で、ぼんぼりがないかなと探して

いると、ぼんぼりなら、ひとつだけ心当たりがあるからと言う人がいて、

取り寄せてくれた物だった。

多分、どなたかの手作りであろう。

当時、こんなものは探しても無かった。

私は、既に、購入していた一番小さなお雛様（まだこれしかなかった）の

横に飾り、大喜びしていた。

今思えば、これは、お雛様用ではなくて、祇園の花街のぼんぼりではないか

しら？と思う。

少なくとも、宮中の（つまりお雛様の）ぼんぼりではないのではないか？と

思ったりしているが、余りにも可愛く美しいので気にせず、今では、このガラス

のお雛様用のぼんぼりと決めている。

このガラスのお雛様用の橘と桜が、なかなか見つからなかった。

当時は、今と違って、こういう物はほとんど無かった。

ある時、100均で（あまり聞いたことのない100均の店だったが）、綺麗な

ペーパーウエイトを見付けた。

なんとも美しいピンクのガラス製で、桜の模様が素晴しい。

その横にあったのが、これも美しい緑色の物。

これは、四葉のクローバーとてんとう虫の模様だった。

（と、たった今迄思っていたが、今よくよく見ると、クローバーではなく、

緑色の中に💚とてんとう虫だった。（老眼は辛い））

この二つを買うことにした。

このペーパーウエイトを、あのガラスのお雛様の左近の橘と右近の桜にしたいと思って買った。

右近の橘ならぬ、右近のクローバー（と思っていた）だけど、これで充分。

長年探していたものを見付けたので、私は大喜びで買って帰った。

このガラスのお雛様には、繧繝(うんげん)模様の台座などは不要。似合わない。

黒いシンプルな台が似合う。これは家にあった物が、ピッタリと合ってくれた。

そ〜んな、偶然から、このセットは７〜８年前に完成して、今日に至っております。