2022.06.04 神戸元町へゆく。（水のこと）

友人のさくらさんは、15年前から、チタン鍋とチタンボールとを持っていたのに、

チタン鍋だけしか使っていなかった。

ご飯を炊いて、出汁を取って、煮物をして、その後、炒め物もして、味噌汁も作って

と、チタン鍋一つを使い回すと、後で洗い物が少なくて済むと言うのが、彼女の

いつもの自慢で、もう一つ持っているチタンボールは全く使っていなかった。

私が、それで水道水を１０分煮沸することにより、塩素が蒸発するので、それを、

汲んで、その水を飲むことをいくら勧めても、今まで実行しなかった。

最近、ようやく私の言うことを聞く気になって、10分煮沸した水を、翌朝飲んだ

ところ、それが「美味しい〜！」と言ってきた。

彼女は、お世辞は全く言わない人で、心底そう思ったらしかった。

「今まで、取り寄せていた水は止めるわ。」と言った。

私が読んだ新聞によれば、水道の水は、５０項目の検査を通っているが、ペットボトル

の水は、１５項目の検査しか受けない。何故ならば、ぺットボトルは嗜好品だから。

しかし、水道水は、唯一の欠点があり、市場へ給水する時点で、消毒のため、塩素を

加えないといけない。

しかし、塩素は10分の煮沸で蒸発する。

※＜従って、水道水を10分煮沸した水が、最高の水である。＞

これを、彼女にも言ってきたが、頑固な彼女は、聞き入れなかった。

ところが最近、私の言い分を聞きれて、チタン鍋で10分煮沸を実行して、びっくり！

やっぱりほんとうやわ。美味しい！と言ってきた。

だったら、トキさんのところで、何人もの方が、チタンボールを買って下さったので、

体験談として、そのことを話して頂戴！と言ったら、今日、行くと言ってくれた。

　　

といっても、前に一緒に訪ねた中華料理店がその日、定休日で空振りだったので、

そこへ行きたいらしい。本音はわかってる。

ということで、まずは、そこでランチする。

その後、トキさんでコーヒーを飲む時、彼女は実体験を語ってくれた。

さらに、彼女は、「抜け毛が減った、これが不思議やわ。」とも言った。

え？、彼女もそれに気づいてくれたのか？知らなかった。

すると、そこにいた別の人で、すでにチタンボールを買ってくれていた人が、自分も

それに気がついたと言った。

私が、この仕事を始めた15年前、一番最初に友人が「抜け毛が減った」と言ってきた

時の驚きを思い出す。私は、うそ〜！と言った。

彼女は嬉しさのあまり声が裏返っていた。

彼女は、排水溝の網が毎日１杯になり、捨てていたのに、チタン鍋を使ってからは、

１か月経っても、排水溝の網は、半分にしかならないといった。

坊ちゃんの髪の毛は？と聞くと、彼は丸坊主だと言う、ご主人はと聞くと、単身赴任中

なので、排水溝の髪は全部自分のものだと言った。

彼女は、その頃、まだ５０代だったのに、抜け毛を大変気にしていたらしい。

彼女は、諦めて、部分かつらを買ったばかりだとのことで、どうしてもっと早く言って

くれなかったの、悔しい悔しいと、恨まれてしまったことがある。

その後、白髪が黒くなった、一度カメラを持ってきてほしいと、連絡が頻繁に来る様に

なったのは、もう少し後のことだった。