2022.06.10 歯科診療のこと。

今日は、先日の歯科クリーニングの日に、先生から「少し治しておきたい歯があるので、

次回予約して来る様に」と言われて、予約で行ってきた。

前歯三箇所だということだった。下の前歯１箇所、上の前歯２箇所。

しかし、ほんの小さなものだったらしく、治療はすぐに終わった。

この頃は、治療の時間が短いので、驚く。

もう終わったのですかと、聞いてしまった。

私の若い頃は、小さな虫歯でも、何日も何日も通ったものだった。

今は、たった１回で治るんだ。技術の進歩はすごいな〜、特に医学の進歩には、感謝

しかない。

私は、昔から歯が弱かったので、治療に行くということは、昔のことなので、その歯を

失うことの始まりだったことが多かった。

若い頃、歯科の先生が、「あんたの歯は、真珠の様に綺麗だけど、柔らかいから

すぐに削れる」と言われた。

え〜？と恐怖を感じた。

それが、トラウマになり、歯科に行くことは、歯を失うことになるのだという恐怖

から、歯医者に行くことが出来なくなった長い年月があった。

当然のことながら、ひどいことになってしまった。

どうしてもの時しか、歯医者に行かないので、当然ひどいことになり、歯科医院から、

家へ帰って、歯を失ったことがショックで、わんわんわんわん泣いたことも多かった。

母は、歯のことには、頓着しない人で、４０代にはほとんど入れ歯だったので、

私の気持ちは、あまり分からないらしく、「そんなに悲しいかね〜。」と言っていた。

書き出すと、長くなるので止めたいが、私は、今の歯科技術の進歩には、ただただ、

感謝しかないと思っている。本当に、我々は良い時に生きさせてもらっている。