昨夜は、一晩だけ風呂に入らなかっただけで、今まで深く考えなかった事を、考えてしまいました。
東日本大震災で、しばらく風呂にも入れなかった人たちは、どんな気持ちだったのだろう?
ホームレスの人たちは、風呂をどんなふうに思っているのだろう?
たった一晩だけなのに、少し人のことを考えるようになってるのは、何故なんだろうと思い行き着いたのが、最近、毎週やっている「市場通り」の、ゴミ拾いなんです。
(私以上に一緒に拾う熱心な人が2人増え、8週か、9週連続になりました…)
先日の日曜日は1人暮らしの74歳の男性と拾ったんですが、拾う毎にいろいろな人と話しを、する機会ができます。
ゴミ拾い中に、話し相手が欲しかったと言ってきた、79歳の独居老人の女性。
実の娘さんとケンカをして、途法に暮れて話しかけてきた70歳の女性。
「ご苦労様です」と、小さな声で声をかけてくださる、高齢の男性。
そして、ある理容店や、ある宝くじ売り場の前を拾って過ぎた時、追いかけるように外に飛び出してきて、「ご苦労様です!」と大きな声で声をかけて下さった人たち。
地味な活動をする程、社会が見えてくる気がしました・・・
先日の話しに戻します。
ゴミ拾いをしていて、ゴミが全く落ちてない所が、7丁目の市場通りにいくつかあります。
店の人や家の人が前を、掃除しているんです。
先日、その一つでゴミ拾いをしてる人に、偶然会ったのです。
77歳の女性でした。
聞けば10m程の路地のような一角を、1年以上前からやっているとか。
目標は100歳までゴミ拾いをして、読売新聞の記事に載るのが“夢”だと、屈託なく笑っていたんです。
とても人を引き付ける素敵な笑顔でした。
歳を重ねても“夢”を持っている人は、やはり素敵です。
歳を重ねた人からは、本当は学ぶことばかりです。
まるで、下町の太陽みたいな方でした。
倍賞千恵子 -「下町の太陽」
東日本大震災で、しばらく風呂にも入れなかった人たちは、どんな気持ちだったのだろう?
ホームレスの人たちは、風呂をどんなふうに思っているのだろう?
たった一晩だけなのに、少し人のことを考えるようになってるのは、何故なんだろうと思い行き着いたのが、最近、毎週やっている「市場通り」の、ゴミ拾いなんです。
(私以上に一緒に拾う熱心な人が2人増え、8週か、9週連続になりました…)
先日の日曜日は1人暮らしの74歳の男性と拾ったんですが、拾う毎にいろいろな人と話しを、する機会ができます。
ゴミ拾い中に、話し相手が欲しかったと言ってきた、79歳の独居老人の女性。
実の娘さんとケンカをして、途法に暮れて話しかけてきた70歳の女性。
「ご苦労様です」と、小さな声で声をかけてくださる、高齢の男性。
そして、ある理容店や、ある宝くじ売り場の前を拾って過ぎた時、追いかけるように外に飛び出してきて、「ご苦労様です!」と大きな声で声をかけて下さった人たち。
地味な活動をする程、社会が見えてくる気がしました・・・
先日の話しに戻します。
ゴミ拾いをしていて、ゴミが全く落ちてない所が、7丁目の市場通りにいくつかあります。
店の人や家の人が前を、掃除しているんです。
先日、その一つでゴミ拾いをしてる人に、偶然会ったのです。
77歳の女性でした。
聞けば10m程の路地のような一角を、1年以上前からやっているとか。
目標は100歳までゴミ拾いをして、読売新聞の記事に載るのが“夢”だと、屈託なく笑っていたんです。
とても人を引き付ける素敵な笑顔でした。
歳を重ねても“夢”を持っている人は、やはり素敵です。
歳を重ねた人からは、本当は学ぶことばかりです。
まるで、下町の太陽みたいな方でした。
倍賞千恵子 -「下町の太陽」