名作や名曲は月日がどんなに経っても、色褪せない感動や希望を与えるものだと、この本を読んで確信しました。
大河ドラマ『八重の桜』を観て、幕末の徳川水戸家に関心を持ち、古本屋で買った本です。
そして、自分が一番共感を持てる作家が、山本周五郎であると再確認できました。
自分の“人となり”を表す作家とも云っていいと思います。
この本を買ったのは、先週末に高島平の隣り駅、西台駅近くで見つけた古本屋さんなんですが、周五郎ファンを宣言していて、この本のことは全然知りませんでした。
たまたま、その本屋さんで見つけ、水戸藩絡みの内容なので買ったのは、先に書いたとおりです。
昭和18年に書かれたこの本が、丁度、70年経った今日に読んで、希望と勇気を与えられました。
今まで山本周五郎の本で、人に薦めようと買った本の第1位は『日本婦道記』、第2位が先日もブログに書いた『ながい坂』、第3位が『樅の木は残った』でした。
『新潮記』はそのどれとも時代背景が違い、新しい時代への始まり、その胎動と苦難に打ち勝つ応援歌でもあります。
今の時代性を考えると、きっとこれからこの本を何冊も買い、すぐに第2位の本になるかもしれません。
70年前に書かれた本に、いま爽やかな感動を感じております・・・
『この世に人と生まれたからは』 - 夏川りみ
大河ドラマ『八重の桜』を観て、幕末の徳川水戸家に関心を持ち、古本屋で買った本です。
そして、自分が一番共感を持てる作家が、山本周五郎であると再確認できました。
自分の“人となり”を表す作家とも云っていいと思います。
この本を買ったのは、先週末に高島平の隣り駅、西台駅近くで見つけた古本屋さんなんですが、周五郎ファンを宣言していて、この本のことは全然知りませんでした。
たまたま、その本屋さんで見つけ、水戸藩絡みの内容なので買ったのは、先に書いたとおりです。
昭和18年に書かれたこの本が、丁度、70年経った今日に読んで、希望と勇気を与えられました。
今まで山本周五郎の本で、人に薦めようと買った本の第1位は『日本婦道記』、第2位が先日もブログに書いた『ながい坂』、第3位が『樅の木は残った』でした。
『新潮記』はそのどれとも時代背景が違い、新しい時代への始まり、その胎動と苦難に打ち勝つ応援歌でもあります。
今の時代性を考えると、きっとこれからこの本を何冊も買い、すぐに第2位の本になるかもしれません。
70年前に書かれた本に、いま爽やかな感動を感じております・・・
『この世に人と生まれたからは』 - 夏川りみ