同じ84歳でも・・・

地域活動が縁で、高島平７丁目の60歳以上の親睦団体、「七福会」に１年以上前から入ってます。

当然、2年前に還暦になった私は、一番下のぺいぺい。

これが男が多い集まりだと、こき使われるのでしょうが、七福会の8割近くが女性で、現会長も90歳以上の矍鑠とされた婦人。

腰が低いので、全体が和気あいあいとしてます。

私にも、何かと気を遣って頂き、こちらの活動の方も応援してもらってます。


会員のお一人に、84歳のIさんがいらっしゃるのでですが、美咲会の毎週日曜のゴミ拾いを知り、昨年から加わってくれました。

そのIさんが、今日のゴミ拾いの前に、高島平新聞の取材を受け、6月号で紹介される予定です。

これを読んで地域に貢献する高齢者が、一人でも増えれば嬉しいのですが、現状はまだまだサービスに不満を云う、高齢者が多いと思います。

特に男は・・・


そんな取材が午前にあって、午後に同じように地域活動に関わっている、知人を訪ねる途中のこと。

団地緑道のベンチで、タバコを吸ってる高齢者を発見。

下に吸い殻が落ちてるのを見て、嫌な予感がしたんです。

もしや、この高齢者(女性)が捨てたのではと・・・


しばらく様子を見てたら、案の定そうでした。

直ぐに駆け寄り、注意をしたら素直に謝り、吸い殻を拾ってくれました。

毎週拾っている人がいることを、伝えたんです。


歳を聞くと、取材を受けたIさんと同じ84歳。

しかも、こちらは車椅子を使っている人。

何らかの手助けを、周りから受けてるはずです。

人生の大先輩なら、若い人のお手本となるべきと、思ってるのが私の持論。


例え高齢で不自由であろうが、私の目から見過ごすことはできません・・・




『Bette Davis Eyes』- Kim Carnes