CubとSRと

ただの日記

一つ気付いたこと

2019年03月01日 | 重箱の隅
 何を今さら、と言われそうだけど。
 
 コペンで走っていると、四方から風が吹きつける。
 左右の窓を開けているから、フロントガラスに巻き込まれた風が左右から吹きつける。
 フロントガラスのせいで上に流れる気流が体の後ろで渦を巻くから、後ろからも時折風が吹く。
 頭もこの時の巻き込み風のせいか、風に煽られる。それで一瞬、帽子が飛ばされそうになることもある。
 勿論フロントガラスがあったって(座高が高いから?)正面からの風も、ある。
 みんな乱気流のようなものだが、四方から風が吹きつけてくることに変わりはない。
  
 そのためクルマに乗っていれば、バイクと違って、ともすれば「風に向かって走っている」、ということを忘れてしまう。
 今頃になって気が付いた。これがバイクと全く違うところではないか。
 バイクだって前からばかりではない。巻き込み風や強烈な横風もある。特に横風なんかはクルマとは比べ物にならないくらい走行に影響してくる。
 高速道路などでこいつに遭えば、横倒しになることはないけれど走行線が数メートルずれる。「風に流され」て隣の車線に飛ばされる、という死にそうな思いをすることもある。
 けれども、クルマとバイクとでは風が根本的に違うみたいだ。
 常に風に向かって突き進むのがバイク。
 四方からの風の攻撃などには全く痛痒を感じないクルマ。クルマにとって風なんか羽毛以下の軽い存在。
 オープンカーの場合だけ、四方から弄られるけど、子犬がじゃれつくほどの感覚でしかない。
 「常に正面突破」の気概で走るバイク。
 四方から「四面楚歌」状態に風の干渉を受けても、全く動ずることなく、平然として走るクルマ。
 だから、バイク乗りは単純(言い方を換えればバカ)で、ドライバーは傲慢になる、のか? 

コメント
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