CubとSRと

ただの日記

中国を「テロ国家」に指定しろ②

2020年08月28日 | 心の持ち様
 今度はウィルス研究所についての話。
 以前、ネット記事で、「フランスが研究所設立に全面協力したのだが、いざ、開設してみると、重要な部分はフランスの学者ばかりで、中国人は一切入らせなかった」とあったように記憶しているんですが。
 それで、「何それ?」と全く理解できなかったことも覚えています。無意識に有色人蔑視の気持ちがあって「お前らにはこんな難しいことはまだ早い」としたのか?それなら何故招聘に応えてやって来たのか。明治期のお雇い外国人みたいなもんか?などと思ったものですが。
 けれど、逆に、「重要な部分はフランス人を入らせないように~」なら、腑に落ちる。何しろ作りかけで放置されていた「ワリャーグ」を、海上レストランにするから、と民間人が買い取った筈なのに、いつの間にか空母「遼寧」にしてしまった国です。
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 歴史の必然

 高山正之  ジャーナリスト
 小川榮太郎 文芸評論家

 小川
 中国政府の作為もしくは不作為の罪によって、死ぬはずじゃなかった何十万人が死んだのは厳然たる事実。目下の事態収束に奔走している間は舌戦にすぎないけれど、遅かれ早かれ世界が中国の責任を問うことになるでしょう。
      (略)
 高山
 武漢ウィルス研究所のP4実験室をつくるとき、フランスは全面協力した。ウィルス研究で接近して、中国市場に入り込もうとしたんだろう。ところが、ノウハウだけ仕入れると、中国はフランスを追い出し、その後は研究者も呆れるほど杜撰な管理体制で研究していた。
 一昨年、アメリカ大使館の専門家が実験室を訪れて、国務省に「安全対策が不十分な環境で研究が行われていて、人への感染拡大のリスクがある」と報告していたこともわかっている。人工ウィルス説はともかく、研究所からの漏洩は十分あり得る話なんだ。
 小川
 習近平がわざと流出させたとは思いません。それにしては事後対応が間抜けすぎる。ただ、研究所からの漏洩の可能性は高いと私も思います。
 たまたま私の非常に親しい研究者が十二月中旬に武漢の微生物研究所を訪れた時、まったく人けが無くて妙な気がしたと言います。そして一月上旬には北朝鮮が、中旬には台湾が反応している。ところが習近平が異変に気付くのは一月二十日頃。なにかあべこべな事態がおこっていたのかなという気がしています。
 高山
 中国が発生源だというのは間違いなさそうだ。
 武漢ウィルス研究所の副主任・石正麗は、研究所からのウィルス流出を否定した。でも、彼女自身、「新型コロナウィルスは大自然が人類の非文明的な生活習慣に下した懲罰だ」と言っている。人類とひとくくりにしているけど、コウモリやネズミを食べるのは中国人だけ。清潔感や衛生観念とは無縁の連中だから、彼女の指摘は中国人に限っては当たっている。その証拠に過去、世界を滅ぼしかけたペストもスペイン風邪もSARSも、すべて中国が国内で生み出し、世界にばらまいたものだ。
 中国はコロナ前には世界の工場といわれた。絶好の市場ともいわれたが、SARSとコロナを発生させた国でもある。その少し前は香港型インフルエンザがある。あんなところにサプライ・チェーンを置けば近い将来、またパンデミックに必ず遭う。中国と疫病は同義語だと思った方がいい。

Will9月号別冊 「習近平中国の暴走が止まらない!」


    所載対談「中国を「テロ国家」に指定しろ」より

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コメント
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