メルマガ「週刊正論」令和3年3月1日号
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【軍事忌避の異常〜月刊正論4月号本日発売】
月刊正論4月号は本日3月1日発売です。今月号の主な読みどころを紹介します。巻頭の特集は「軍事忌避の異常」。「軍事」と聞けば頭から全て否定してかかるのが大学とメディアです。
「匿名対談 現役学者が告発 軍事研究禁止の実態」では、とある国立大学の工学部でセンサーの研究をしているA教授と、某国立大学工学部でエンジンに関係する熱・流体力学の研究をしているB教授が、日本学術会議による「軍事研究の禁止」声明の影響で、大学内にイデオロギーや憲法九条、あるいは平和主義などを振りかざした勢力が闊歩している現状を語っています。
A教授の次の発言が印象的でした。「学術会議はメンバーの任命をめぐって、『学問の自由』を主張していますが、自分たちの声明が『学問の自由』を奪っている実態について、一体、どこまで真面目に考えているのか。問い質したいです」
また、本誌編集部による「大学はこうやって軍事研究を禁じる」は、50校がどのように禁じているかを一覧付きで紹介します。
軍事を敬遠するのは、大学ばかりではありません。本誌編集部「陸自の『極秘合意』で暴走する沖縄メディア」では、陸幕長と米軍司令官が面談、協議、意見交換したことを「極秘合意」などと報じる沖縄メディアと共同通信の姿勢や報道意図を検証しました。
陸上自衛隊の特殊作戦群初代群長だった荒谷卓氏の手記「『私的戦闘訓練』何が悪いのか」もぜひお読みください。「自衛隊が強くなったら何か困るのか、と思わされます」という荒谷氏の指摘は当たり前のことですが、これも前述の沖縄メディアと連携して「陸自独走」と書いた共同通信の編集委員にかかれば、「自衛官に私的戦闘訓練、特殊部隊元トップが指導/法抵触か/過激思想も」というタイトルになります。
このほか、産経新聞政治部編集委員兼論説委員の阿比留瑠比氏が「森喜朗氏騒動と“魔女狩り”の恐怖」と題し、「森喜朗元首相がたたいた軽口がよってたかって世紀の大失言、許されざる女性蔑視発言に仕立て上げられ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長辞任に追い込まれた問題」について書いています。
さらに、情報検証研究所メンバーの田村和広氏が森氏の発言を徹底検証し、「女性蔑視」にあらずと結論づけています。
以下略
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月刊「正論」の宣伝文をいつもの如くそのまま転載します。
で、面白そうな記事がある、と思えば立ち読みをしに行く。
立ち読みしていて、しっかり読みたいと思えば、そこで初めて財布の中身を確かめる。
テレビから流れてくる無料(ただ)の情報に、いつの間にか浸ってしまうのとは違います。少なくとも「分かるように話してみろ。聞いてやるから」といったテレビの視聴者みたいな尊大な態度ではない。読んでやる(聞いてやる)のではなく読みたい(分かりたい)から書店に行く。
ということで、明日か明後日、ですかね、実物を見るのは。
買うか否かはそれからの話。