CubとSRと

ただの日記

大変だ! (後)

2021年03月26日 | 日々の暮らし
 3時を回ってカブで出た。
 バブルシールドのヘルメット、2度目の出動。今日は暖かいから風の巻き込みもそんなに気にならないだろう。

 驚いた。先日の初出動の時ほど巻き込みがない。どうなってるんだ、と思ったが、しばらくして気が付いた。
 あの後、ヘルメットの内径調整用のスポンジテープを貼り付けたんだった。それで風の行き場がなくなったのが巻き込みの減少につながったらしい。
 東京ドームに一度だけ行ったことがあるけど、中からの強風がすごかったことを覚えている。ほんの少しドーム内の気圧を高くすることで、あのドームを支えているのだということだが、その僅かに高い気圧の空気が入場口に殺到する。それが強風となって外に噴き出す。或る程度の心構えを持って出入り口に向かわなければ軽くてもよろめき、酷い場合は転倒するのだという。
 ヘルメットの中だって同じことで、ヘルメットの内径と人の頭の間に隙間があれば空気の自由に移動する範囲が大きくなる。

 これなら、慌ててもう一つ買わなくてもと思うが、シールドの大きさ自体、やはり小さめみたいだから、いずれにせよもう一つ買うことになりそうな気がする。

 さて。マキネッタのありそうな店。
 まず、「BAL」ビルに行く。無印良品の店にあるかもしれない。
 いつも行くパン店の筋向いなので、首尾よく入手出来たら、帰り掛けにパンも買って帰るかと思いながらビルにくっつけるようにしてカブを停め、駐禁の張り紙がされないように急いで店を探す。
 
 行ってみると、サイフォンやサーバーが置いてあるのが見えたが、エスプレッソマシンやマシンとまでは言えないマキネッタの姿は見えない。
 で、店員に聞く。
 「マキネッタは置いてないんですか」
 「は?」
 「コーヒーを淹れるのに。エスプレッソを淹れたいんだけど」
 「ここにおいてある物しかないんです」
 店に置いてないらしい。
 そうと分かれば急いで移動しよう。

 三宮の駐輪場に停める。125cc以下は90分まで無料。
 日曜だが、今日は幸いなことに空いているところが結構あった。普段は125cc超のスクーターやバイクが知らん顔して停めてあるのだが、今日は驚いたことにハーレーが停めてあった。1200cc強、のだろうか。本来なら400円払って地下駐車場に停めねばならないのだが。
 しかし、スクーターや250cc程度のバイクが停めてあると「ズルしやがって」と、腹を立てながらも、「そうだよな、一番割の合わない排気量だもんな」と同情する気持ちもある。
 けど、しれっと大型バイクが停めてあると、いっそ清々する。大体路上駐車一台分にバイクなら大型だって4台並べられるんだから。
 「終日停めて400円だったら安い」、と思う人もいるかもしれないけど、用事があって街に行くんだ。終日街にいる、なんてこと、ある?長くても2~3時間だよ?それに一、二度地下駐車場に停めたことがあるけど、全く人目の届かないところだから、盗難や損壊が気になって仕方がなかった。それにああいうところには必ず「何があっても責任は取れない」と書いてあるし。

 「LOFT」に行ったら、2人用・3人用・6人用と並んでいた。
 今回ダメにした2人用を改めて買うか。それとも、いつも足りないと思うんだから3人用にするか。
 ちょっと悩んだが、後者にした。これで満足できる量を淹れられる。

 アマゾンかどこかで買えば出歩く必要はない。田舎にいる時なら、これ以外のことはそうしている。(マキネッタは田舎でも買える)
 しかし、今、街のそばに住んでいる。出歩いて、自分で買う(買える)ことが何よりも大事なんだと思う。

 
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大変だ! (前)

2021年03月25日 | 日々の暮らし
 3月14日

 ちょっと怠けていたら、日記を書かないまま、もう三日目。それもあと一時間で日付が変わる。
 ということで、メモだけ。

 12日(金) 雨が降る、ということなので午前中にしか出られない、と思いながらも出そびれて、昼前から雨。
 13日(土) もう大丈夫、と言っていたのに、いつの間にか正午前後から雨に変わっていて、夕方近くまで降ったりやんだり。出る準備をしていたけど、結局やめる。
 あとは近所のスーパーで間に合わせるか、と雨が上がったのを見計らって買い物に出る。ところが店を出る時、また雨。

 それでも夕食の肴の用意をして、焼酎(何年振りかの「白波」)を二合ほど飲んだ。その後、コーヒーを飲もうと炬燵の上に携帯用のガスコンロを置き、マキネッタを載せてうたた寝をしてしまう。

 何だか妙な感じがして目が覚めた。目の前のコンロ上のマキネッタの蓋が視野に入った。妙な形になっている。歪んでいるような感じだ。頭がおかしくなって視界が歪んだ?そんなことはない。それ以外は正常で、周囲の景色も歪んでない。
 能く見ると、どうも転寝をしているうちに中のコーヒーが、煮詰まるどころかすっかり蒸発してしまって空焚き状態になってしまっているようだ。
 プラスチック製の、蓋のつまみは熱で半分近く溶けて傾いてしまい、それどころか同じプラスチックの取っ手は、持ち上げようとするとマキネッタ本体はそのままにグニャリと曲がる。火事にならなかったのが儲けもの、としか言えない悲惨な状況になっている。当然珈琲は蒸発しているから飲めない。 

 焼け焦げて、黒くこびりついたコーヒーや煤を、それでもまだ使えるかも、と、しばらく時間をかけて洗い落としたが、プラスチック部がここまで変形してしまっていては、無理するより捨てたほうが良いかな、との結論に至る。

 新しいマキネッタを買おうと思い、東急ハンズにあった筈だから買いに行こうと思いながら床に就く。
 しばらくして「あれ?東急ハンズ、閉めると言ってたけど」と思い出し、またごそごそと布団から這い出して調べてみたら、昨年12月末に閉店、とある。ディスプレイに表示された写真にはロゴの入った看板から何からすっかり撤去されてしまった寂しげな建物が映っているだけだ。
 
 「こんなことなら去年の中に買っとけばよかったな」と思い、「いや、手元にあるんだから買うことはなかったろうな」、と思う。
 持っているのは2カップ用の小さなもので、いつも「もう一口欲しいよな。2カップ用のを買ったのは間違いだったかな」と思っていた。今度買うなら3カップ用だ。
 
 でも、東急ハンズがなくなっても神戸市内、何処かに売っている筈だと、検索してみると、驚いたことにマキネッタの置いてありそうな店はたった二軒しかない。   
 
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連戦連敗

2021年03月24日 | 日々の暮らし
 3月6日

 早く寝ようと思いながら、寝たのは11時過ぎ。
 「雨はもう大丈夫」ということで、洗濯物も寝る前に干したのだが、今朝起きてみると雨が降っていた。 
 勿論、洗濯物も雨に濡れている。ただ、風はなかったようでベランダの下に隠れ切らない右半分だけが濡れていた。
 とは言え、これでは全部濡れたも同じこと。また洗濯し直さなきゃならない・・・・ところだが、まあ、様子を見る。

 昼間はもう雨の心配はないということなので、9時過ぎ、朝食を終え、出る準備を始める。

 とにかくズボンが入らない。
 腰痛がひどくて上体を起こす腹筋運動ができなかった。それどころか一時期は無造作に寝返りを打つことすらできなかった。
 けど、少しずつましになってきて、今年の正月にはもうほとんど特にこれと言って気を付けることもなく、本当に無雑作に身体を動かしていても、いきなり動作をフリーズさせなければ、というようなことはなくなった。
 
 それから二ヶ月が経っているのだから、身体を動かせばよかっただけのこと。それをしないで怠けていた結果がこれだ。

 これは本当に覚悟を決めねばならない、ということで昨晩から腹筋を始めた。と言っても、怠け者の腹筋、臍を見るつもりで頭を挙げることを150回繰り返すだけ。それも連続150回なんて到底無理だから、50回から始めて10回ずつ減らす方式。50→40→30→20→10 計150回。
 とにかく3月いっぱいは続けてみよう。今朝腹筋が痛かったので、効いてはいると思う。
 何しろ元々29インチだったのが、31インチでもやや窮屈だ、29インチはもう絶対に穿けない。

 「たった一晩で?」と思うが、何とか76センチのズボンが入ったので、それで買い物に出ることにした。
 
 家を出たら早速フロントガラスに小さな雨粒が当たり始めた。1キロも走らないで車を路上に停め、屋根を閉める。話が違うじゃあないか!
 引き返そうかとも思ったが濡れただけで帰るのは業腹だ。
 隣市に入ったら止む。屋根を開ける。

 道の駅で買い物を終え、今度は十数年来遣い続けている歯ブラシを置いてあるドラッグストアーを探す。
 つい最近まで近所のドラッグストアーにもあったのだが、店が改装しているなと思ったらいつの間にか店名が変わり、店名だけが変わったとしか思えないその店に入ったら、店名と共にあの歯ブラシだけなくなっていた。

 今回は幸いなことに別のドラッグストアーを見つけることができて、上手い具合にその歯ブラシもあった。
 歯ブラシだけ買って出る。また雨が降り出した。
 帰り際もう一軒寄って帰途に就く。
 雨はやんで車体も乾いているので、また開ける。

 コペンにして良かったと改めて思う。こんなに何度も開閉をするなら、手動だったらもう開ける気にもならないだろうから。
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これ!

2021年03月23日 | 心の持ち様
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メルマガ「週刊正論」令和3年3月22日号
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【独自 NHK追及国会質問に待った】

 韓国が長崎県端島(通称・軍艦島)での「強制労働」の“証拠”として宣伝に利用している昭和30年放送のNHK番組「緑なき島」について、ある与党議員が国会で取り上げようとしたところ、党幹部から質問しないよう待ったがかかったことが、月刊正論の取材で明らかになった。
 質問を予定していた日はNHK総合テレビとラジオ第1で国会審議が全国中継されることになっていた。

 表向きは来年度予算とNHK予算成立を最優先するためだが、NHK関係者は「全国中継の場で追及されると、『緑なき島』問題への世論の関心が高まりNHKの立場が苦しくなる」と述べ、NHK側から党幹部に対して、質問しないよう働きかけがあったことを示唆した。

 端島では明治以降、本格的な海底炭坑として開発が進められた。
 端島を含む「明治日本の産業革命遺産」が平成27年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されたことを記念し、「緑なき島」もDVD化され市販されている。

 番組内容を疑問視しているのは、明治日本の産業革命遺産について解説・展示する産業遺産情報センターの加藤康子センター長。
 加藤氏は番組について、昭和30年頃の端島での生活の様子を記録した良質のドキュメンタリーとしながらも、「ガスが多く危険なので炭坑内の撮影は許可されなかったという話を聞いている。『緑なき島』には炭坑内とされる映像が収録されており、強い違和感を覚えた」と話す。元島民らも炭坑内の映像は端島ではないと言い切っている。

 加藤氏らの疑問提起を受けて、国会では複数の議員が質問している。NHKは正籬(まさがき)聡副会長が答弁に立ち、過去の映像を調べ、約100人の関係者にも聞き取り調査をしたが、NHKに保管されている別の炭鉱映像を流用した形跡はないとの答弁を繰り返している。

 NHK総合テレビで、この問題を取り上げた自民党の杉田水脈衆院議員の質問が中継されたことはある。ただ、衆院総務委員会での質問自体は18日午前だったが、放映されたのは19日深夜午前1時過ぎ。多くの人は就寝している時間だ。通常、総務委員会が生中継されることはない。

 NHKに一点の曇りもなければ、日中の全国中継であっても堂々と捏造はなかったと答弁し続ければいいが、先のNHK関係者によると、NHK内部にもこの映像はおかしいとの声があるという。というのも、番組を見れば坑内の映像は端島でないことは一目瞭然だからだ。

 番組では端島炭坑で働く人たちが坑口に向かう様子を映し出している。ヘルメットにキャップランプを装着し、作業着を着ている。ところが、坑内の映像ではキャップランプをしておらず、上半身裸の褌姿で、様子が一変する。

 NHK出身の和田政宗参院議員もインターネット番組「言論テレビ」で、NHK内部の状況について「どうも隠蔽工作に近いようなことも行われているという情報も入ってきている」「炭坑内で撮影されたものではないという証拠とみられるものがあるのではないか。それを外には出さないように隠している」と語った。

 NHKと与党幹部が結託し、捏造疑惑が拡大しないように画策したとしたら言語道断だ。
          ◇

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 「人の噂も七十五日」。飽きてしまえば人の口の端に上らなくなる。
 同じく大して興味がなければ、目の前で熱弁されても目蓋が重くなり、つい舟を漕いでしまう。ましてや興味がない物の録画を深夜に見よう、なんて気にはならない。「そんなことより今はコロナだ!」ってね。
 でもこれ、「強制徴用工」云々の捏造映画の重要な偽証案件だし、ひいては徴用工裁判の根底にある民族感情にかかわるものなんだから、与党幹部も働きかけたNHK側も、NHKの予算案なんかと天秤にかけるような問題じゃないことくらい百も承知だろうと思うんだが。

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小芝居再掲

2021年03月23日 | 重箱の隅
 昨日(3月22日、月曜)「ひるおび」という番組でアラスカでの米中首脳会談の件を採り上げていたので、先回の日記を再掲します。

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 「何だ、小芝居だったか。」

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)3月19日(金曜日)弐
  通巻第6834号  
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 米中戦略的対話というよりは、罵り合戦。アラスカの寒気より冷たい雰囲気
  客をもてなすには失礼、外交礼儀にかなっていないと中国が先に大声で喝
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 中国共産党百周年を間近に控えて、中国外交トップは京劇の役者を演じなければならない。アラスカ州アンカレッジのホテルで開催された米中高級レベル対話は、冒頭から大荒れとなり、中国が「客をもてなすには失礼、外交礼儀にかなっていない」と先制攻撃の口火を切った。


 ブリンケン米国務長官は「新疆、香港、台湾問題に加え、米国へのサイバー攻撃、同盟国への経済的な強要行為を含む中国の行動に対する米国の深い懸念」を表明するや、楊潔チ・前外相(政治局員)はひとり二分の発言という規則を最初から大幅に無視して15分の演説、「内政干渉するな。米国でもマイノリティー(少数派)の扱いがあるではないか。米国は軍事力と金融における覇権を用いて影響力を広げ、他国を抑圧している」とし、「国家安全保障概念を悪用し、貿易取引を妨害し、ほかの国々が中国を攻撃するよう仕向けている」と続けた。
 
 冒頭から喧嘩腰の乱雑な言葉が中国側から発せられ、対話と言うより罵り合戦、ま、予測されたこととはいえ、中国側の楊潔チと王毅外相にとっては京劇の見せ場なのである。楊は嘗て国連演説で日本を激しく罵って習の歓心を買い、政治局員に出世した。
そのやり方をじっと見てきた王毅・外相(元駐日大使)も、俄然張り切って演ずる。夏の共産党創立百周年大会と秋の第六回中央委員会総会で、さらに出世階段を登ろうとしているからである。


 なお米中戦略対話という位置づけは米国が拒否し、中国側が国防トップを参加させず外交のトップを二人出席させたため、オースチン国防長官は欠席、かわりにサリバン大統領補佐官とインド太平洋担当のカート・キャンベルが同席した。


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 なるほど、こうやって解題されてみると、大変な内容なのにNHKニュースでは淡々と報道され、(報道に割かれた時間も)短かった理由が納得できました。
 考えてみればアメリカ側の挨拶に対して、「外交儀礼上、無礼な発言だ」と倍以上の時間をかけて自国の主張を述べる。
 いくらアメリカでも挨拶の段階でいきなり本題には入らないのが普通だが、敢えてこうやった。トランプ外交よりハードな、いつものジャイアン外交だと言っても良いのかもしれない。
 だったら面子を重んじる国としては、ここでは「外交儀礼も守れない国となど話はできない」と席を蹴り「我が国、堂々退場す」、をやれば良かったようなものだが。
 そこらへんは強かだから、「外交儀礼上、~」と形式だけ難詰する。


 両国の挨拶までは報道が入るが、会議自体には報道は入れない。つまり報道は実際には何も報道できない。報道にできることは「アラスカで両国の会議が行われた。『会議の前に』激しい舌戦が繰り広げられた」と伝えることだけ。肝腎の会議の中身は重要機密なんだから、いい加減な憶測記事は書けない。
 でも、それを聞いた人々は「会議の前でさえあの激しさなんだから、会議の中身はさぞや物凄いことに・・・」と勝手に想像する。


 ということで会議の初め(でも何でもないけど)に、「我が国は最大の強国相手に一歩も引かず、論戦を展開した」と自国のみならず世界中の国々に示すことができた、となる。


 《予測されたこととはいえ、中国側の楊潔チと王毅外相にとっては京劇の見せ場なのである。》

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 で、実際のところ、予想通りというか、楊氏の目論見通り、この舌戦、彼の国では大受けで、人民は大興奮、大喜びしているらしい。
 勿論、報道されていない会談の内容もこの通りなんだと勘違いしているだろうことは容易に想像できる。
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