第211回・和泉ワンコイン寄席~2022.06.18
今回のゲストは、今注目の落語家さん、桂文鹿さんの登場。
一、桂弥壱・・・・「宿屋町」
はじめての出会い、吉弥さんの三番弟子の弥壱さん。旅ネタと言いながら、「東の旅・発端」の次に笑いの少なめの噺。何か意図があってのネタ選びなんでしょうか。淡々と進む落語、こう思うとこなれた落語はネタ自体に助けられますな。精一杯の弥壱さんの高座でおました。
二、桂文鹿・・・・「おみくじ制作所」
人と違う落語を目指し、人とは違う道を選んで日夜邁進されている文鹿さんの高座。何かとげとげしさも薄れて、まろやかなふわりとした高座に。
噺は新作では好きな「おみくじ製作所」、そうか電話の注文を減らせば尺も自由自在、米紫、福矢、三若、春蝶、かい枝、菊丸、吉弥、と同期の落語家さんの名前があがるだけで楽しい噺。文鹿さんの古典も好きでおますので、文鹿さんの会に足を運ばんとあきまへんな。
三、笑福亭伯枝・・「遊山船」
夏のお噺ということで、「遊山船」を。鳴り物がないのでそこは少し寂しおますが、そこはお客が自由に頭の中で鳴らして補ってくださいと。夕涼みで橋となると「船弁慶」あたりも聞きたいし、これからの季節「青菜」「夏の医者」「千両みかん」「蛇含草」「次の御用日」「皿屋敷」「算段の平兵衛」など聴きたいですな。
第211回・和泉ワンコイン寄席
2022年6月18日(土)午後2:00開演
和泉市シティプラザ
和泉市シティプラザ
一、桂弥壱・・・・「宿屋町」
二、桂文鹿・・・・「おみくじ制作所」
三、笑福亭伯枝・・「遊山船」
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