![]() | 青春の上方落語 (NHK出版新書 422) |
クリエーター情報なし | |
NHK出版 |
☆☆☆
落語の本、鶴瓶、南光、文珍、ざこば、福團治、仁鶴、が修行時代のハナシを・・。
あまり本などでも紹介されていない文珍さん、福團治さん、が新鮮。
各師匠は四天王と云われる、松鶴、文枝、春團治、米朝とその弟子の枝雀。
今や筆頭弟子と言われているが、実は多くの先輩たちが
仁鶴さんが弟子入りしたときには、実の息子で弟子でもある光鶴(後の五代目枝鶴)、
(笑福亭)花丸、先代の(笑福亭)呂鶴が既に、福團治さんの前には、小福、という方が、
でも春團治になってから最初の弟子で、一春と。文珍さんの上はもちろん三枝さんですが、
実はその上に、文鹿、文也、小枝という方が、おられたが皆さん廃業。
この本の帯に、“人生のコツ、話しまひょか”とありますが・・・。
どんなに辛くても、落語が好きで、師匠が好きで、辛抱、辛抱。
福團治さんが入門したときが、上の方を入れて17~18人。
現役では、12~13人しかいない、それが1960年。
今や、上方落語、260人とか270人の大所帯。
みんなで亘れば怖く無いではないですが、一人一人の責任も薄まっているようで、
さて、50年後には、もっと大所帯になっているのか、残るべき人だけの所帯なのか、
会社が大きくなり、社員が増えると、大企業病というのが発生しますが、
上方落語、協会も、今までとは違う問題が、いろいろ起こりそうですな
でも、マンモスのごとく、多ければ多いだけ、自然淘汰されていそう。
(まあ、私はこの世にはいないので、あちらから眺めるとさせていただきます。)
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