“ひやかけ+肉”
最近、下松にできた“轟×UDON(ごうどん)”さんへ、ひやかけができるので、それと肉を別皿で貰う。うどんは、今流行の讃岐と大阪の間のうどん。肉はあっさり目で、結構好きな味付け。
お嬢さんひとりで、切り盛りされているが、愛嬌たっぷりで楽しい食事の時を提供してくれる。
②、別皿のお肉
③、おしながき
☆☆☆
この絵本も、本屋で知っている梨木香歩さんの作ということで購入。
ペンキ屋さんに生まれ、ペンキ屋さんとして生き、一生を終えた、職人さんの物語。リタイヤしたわが身とすれば、ぴったりの本。
人生長く生きてきたら、どんな絵本でも、どこか自分に置き換えることができるのか、でも仕事人として55年間過ごしてきて、満足できる仕事ができたのか、お客さんに喜んでもらえる仕事ができたのか、周りの人に多少なりとも幸せを感じて貰える仕事ができたのか、・・・静かに振りかえる日々でございます。
☆☆☆☆
☆☆☆☆
読もう読もうと思って、三年越しでようやく読む。やはり大人の童話。
無垢な心をもった子供から見れば、大人は変、王様、うぬぼれ男、大酒飲み、ビジネスマン、地理学者、各々立場上それなりの行動を言動を繰り返すが、すべてがおかしい。でも、何か哲学的なものを感じようとするのが大人の悪いクセ。子どもに戻っていかに素直な気持ちで読み進められるかが試されていますな。
☆☆☆☆☆
実は二冊目、8年前に文庫本で読んでおり確かその年のBEST10入りの本だったと思います。でも古本屋でB5版の大きなのを見つけるとやはり新聞というだけ大きいので読みたくなって購入。
良かったですな、まずは内容的に八割忘れていることと、その時気になった箇所と今回の箇所が多少違っていること。それは仕事の面から見ているのと、日々の生活から見ているのとの違いか・・・。
昔の本も良いもんでおます。
学生時代に読んで、このブログにもあげてないのがまだ400冊はあるので、昔を懐かしんで読み返すのも良いかもしれませんな。
でも、この本は、お薦めでおます。
(追加、読み返して知ったんですが、“だんご三兄弟”の作詞、佐藤雅彦さんだったんですな)
☆☆☆
小川糸さんがあちらこちらの外国へ、それもパリやミラノ、ニューヨークといった華やかな大都市ではなく、モンゴルのウランバトールとカナダのバンクーバーとどちらも共通しているのは、快適さであり、人間にとって暮らすということそれは楽をするということではなく、生きているという実感をいかに感じて日々過ごせるかということ。
どんな暮らしがしたいのか、私は梅新で18年、宝塚で11年、南港で17年、久米田で23年、どんどん都会から離れていってますが、退職して毎日大阪へ通う事もなくなり、この頃あの子供のときに過ごしたザワザワしたあの街が懐かしく、靭公園辺りに戻りたいなぁともふとよぎります。
どんな暮らしをしたいのかじっくり妻と共に考えてみたいと思いますな。