平成28年度・第34回咲くやこの花賞 贈呈式
会社のY氏と終業後、タクシーを飛ばして公会堂へ。
ギリギリだったが、前の方の席が空いており、着席。
司会は羽川英樹さん、
口ぶりから毎年この賞の贈呈式の司会をされているようで。
贈呈にあたり、吉村洋文市長の挨拶。
初めて直接、目にしたが、府知事とかとは違って好感度。
若さがあるといのは、溌剌として、よいもんですな。
一、大崎のぶゆき(現代美術)〈美術部門〉
まずは、現代美術。
解りませんな、下々の者には理解できませんな。
絵でも写真でも仏像でも、また見たくなるもの、
その場で心癒されるもの。
芸術という言葉で、惑わし、こねくり回して難しくしているような。
オリジナルという世界と、不変の世界との融合性。
最後は、自分にとって、好きか嫌いか、好むか好まぬか。
芸術とは、難しいものですな。
二、高田泰治 (鍵盤奏者)〈音楽部門〉
ようやく、プロジェクターでの説明が終わり、
チェンバロが舞台に運びこまれる、案外小さめ・・・。
演奏者の高田氏も小柄で、チェンバロのごとく華奢で控えめ。
お披露目の演奏曲は、バッハから三曲。
聴きなれた曲だが、曲目は・・・・・「ゴルトベルク変奏曲」か。
今のピアノがピアノフォルテといい、弦を叩いて強弱の音がでるのですが、
チェンバロ、弦を引っ掻くので、音は一定の音量で単調
でも、ルネッサンスの優雅に中之島の公会堂に響く。
受賞、おめでとうございます。
三、吉田蓑紫郎 (文楽人形遣い)〈演劇・舞踏部門〉
最近、興味のある文楽界から、人形遣いの吉田蓑紫郎さんお人形と一緒に登場。
人形遣いは三人で遣うのですが、
足遣い15年、左遣い15年、ようやく主遣いへ、30年でっせ。
足遣いしながら、左遣いの所作を盗む、左遣いしながら主遣いの所作を盗む、
いつ、なんどき、「左、遣ってみい」とお声かかるか、常に準備。
普段は、腰から下は見えぬのに、今日はすべてを晒しての遣い。
失礼ながら、文楽のパンプレット見ると、
蓑紫郎さん、下から一割満たない位置づけ、先輩たちの多い中で、
まだまだ、修行は続きますな・・・・・・。
受賞、おめでとうございます。
四、門井慶喜 (作家)〈文芸部門〉
門井さん、作家さん、出身は宇都宮ですが、同志社大学卒。
大阪の古建築物の歴史も取り上げ、
この“咲くやこのはな賞”を受賞するぐらいですから、
活躍拠点は、今は大阪なんでしょうか・・・・。
興味ある作品
「家康、江戸を建てる」
「屋根をかける人」
「ぼくらの近代建築デラックス」
お話し聞いていると、興味津々、是非一冊読んでみようと・・・。
追伸、早速図書館で「家康、江戸を建てる」、借りました。
受賞、おめでとうございます。
五、桂佐ん吉 (落語)〈大衆芸能部門〉
さて、お待ちかね、お目当ての、佐ん吉さん登場。
高座を組まれて、一席、「手水廻し」、上手いな。
話を割愛しながらも、きっちりと聴かせる・・・風格のある、良い落語。
受賞、誠におめでとうございます。
ゲスト、片岡リサ・(琴)
そして、ゲストに、平成23年度咲くやこの花賞受賞された、片岡リサさん。
お琴の奏者なんですが、お喋りの達者なこと、お琴が持ち運びできるなら
繁昌亭の舞台に色物(失礼か)で十分活躍できそう。
演奏の曲目は、
片岡リサ・作曲 「Canton Road」
宮城道雄・作曲 「三つの遊び」から「汽車(ポッポ)」
越谷達之介・作曲、石川啄木・作詞 「初恋」
なかなか、エネルギシュな演奏、よろしおましたで・・・・。
平成28年度・第34回咲くやこの花賞 贈呈式
2017年2月27日(月)午後6:30開演
大阪市中央公会堂1階大集会室
一、大崎のぶゆき(現代美術)
二、高田泰治 (鍵盤奏者)
三、吉田蓑紫郎 (文楽人形遣い)
四、門井慶喜 (作家)
五、桂佐ん吉 (落語)
ゲスト、片岡リサ・(琴)
司会・・・羽川英樹
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