ついに、今年も、あと少しで終わり。
今年は、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて44公演、208の噺。
今年は、なかなか時間がとれなくて、当日券でふらりといくという落語会も少なく。
後半は息切れ状態・・・。・
では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。
新顔の噺家さんもちらほら、江戸の噺家さんもちらほら、創作落語もちらほら。
なんと言っても、ここには無い、文楽「仮名手本忠臣蔵・七段目」、初体験ながら感動でおましたな・・・。
今年も、噺家さん一演目に限定といたしました・・・・。
まあ単にごまめの、ひいき目と偏見と、お目溢しを。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年・・BEST35
01・・春團冶・・「野崎詣り」・・05・10・目の前に春團治師匠。こんな近くで三代目が、至福の時が流れる。
02・・新治・・・・「中村仲蔵」・・07・01・新治さん格調高く。身震いする,仲蔵の生き様と重なって最高。
03・・鶴二・・・・「三十石」・・・・01・24・明るく輝いて、そして華のある繁昌亭大賞受賞の会に相応しい高座。
04・・宗助・・・・「百年目」・・・・05・20・親旦那の品格が滲みだす、宗助さん感動の一席。
05・・南天・・・・「茶の湯」・・・・07・08・こんなに楽しい噺とは、一流シェフにかかって絶品の落語に・・・。
06・・吉坊・・・・「七段目」・・・・10・21・歌舞伎と落語、緊張と緩和、「七段目」は吉坊でキマリですな。
07・・鶴志・・・・「花筏」・・・・・・02・18・体型といい、噺っぷりといい、文句なしの横綱相撲の「花筏」。
08・・さん生・・「巌流島」・・・・12・16・武士と船中の町人の能天気、野次馬っぷりが最高、江戸落語の粋。
09・・松喬・・・・「網舟」・・・・・・10・21・病床の身体でありながら、新ネタに挑戦、凄い、松喬師匠の一席。
10・・塩鯛・・・・「素人浄瑠璃」10・27・浄瑠璃好きの旦那と塩鯛さんがダブリ、最高。・・・貫禄の高座。
11・・鶴瓶・・・・「青木先生」・・09・15・鶴瓶さんの私落語の代表作・何度聞いても楽しい「ピイ―」。
12・・雀々・・・・「手水廻し」・・07・22・「ちょうーず、ちょうず、ちょうーず」とおなごしの台詞だけで。
13・・ざこば・・「厩火事」・・・・02・12・お咲さん、単に焼きもち焼きだけではなく心底亭主に惚れてますな。
14・・八天・・・・「御神酒徳利」03・04・ギャグが満載。八天さんの創作落語のごとく主人公のセリフが自然。
15・・よね吉・・「七段目」・・・・01・24・きっちりと本寸法の良さ、米朝一門の匂いがプンプン。
16・・萬窓・・・・「締め込み」・・05・26・夫婦喧嘩が見せ所、嫉妬するぐらい仲が良いんでしょうな。
17・・小南治・・「甲府い」・・・・04・11・池袋演芸場のトリ。上方で聴く機会の少ないこの一席で満足。
18・・さん喬・・「船徳」・・・・・・07・28・乗っているお客二人も、揺れる揺れる、私たちまで船酔い。
19・・銀瓶・・・・「宿題」・・・・・・11・28・武生の奥さんの、「銀瓶さん、華があるわ」の一言でキマリの一席。
20・・九雀・・・・「雨乞い源兵衛」06・09小佐田さんの代表作は「雨乞い源兵衛」と「貧乏神」「茶漬えんま」。
21・・梅団治・・「親子茶屋」・・03・04・骨太の「親子茶屋」最高。梅團治さん、なんと片膝立てての大熱演。
22・・南光・・・・「鹿政談」・・・・07・11・南天襲名の日の落語。身近のライバルへの挑戦か。
23・・文也゛・・・「宿屋仇」・・・・11・21・本寸法で、硬さと柔らかさが見事に中和された落語。
24・・竹林・・・・「井戸の茶碗・02・24・やはり良い人ばかりが登場する落語は、ほっこりとして愉しいですな。
25・・三喬・・・・「鴻池の犬」・・06・30・・薬味がたっぷり入る「鴻池の犬」、このスパイスがたまりませんな。
26・・福車・・・・「代書屋」・・・・06・07・骨太の福車さんだが、随所に三代目の繊細さが・・・・・。
27・・遊喬・・・・「試し酒」・・・・07・08・よろしいな、主人公の朴念さと遊喬さんの味が相まって最高。
28・・まん我・・「野崎詣り」・・01・21・おもしろい春團治一門とは違う「野崎詣り」、色んな形楽しおますな。
29・・米二・・・・「天狗裁き」・・04・20・米二さん、端正な米朝一門の中でも、やはり一番の正統派ですな。
30・・文太・・・・「足上がり」・・08・04・高座にあがるなり「待ってました」の掛け声、ゆったりとした時が。
31・・春之輔・・「蛸芝居」・・・・09・15・一言一言の独特の間が、春之輔さんとの味に昇華の「蛸芝居」。
32・・染二・・・・「紺屋高尾」・・09・20・江戸落語の「紺屋高尾」、聴かせ上手、名調子の染二さんの一席。
33・・春蝶・・・・「権助提灯」・・03・18・春蝶さん、追い帰しながら甘える女の色気がエロイ。
34・・三扇・・・・「又も華やしい華燭の典」09・15・何度聴いても楽しい、もはや三扇さんの十八番ですな。
35・・ちょうば「ハンカチ」・・08・02・話しっぷりが自然で、上方台本募集優秀作、値打ちありますな。
落語外
①文楽「仮名手本忠臣蔵・七段目」・・11・10・・初体験、心に沁みる感動、大阪の伝統芸残さねば・・。
②浪曲「赤垣源蔵名残の徳利」、菊池まどか・10・21・・久しぶりのまどか節に涙・涙・・・。
今年も、一年、ごまめのいちょかみに、おつきあい頂きありがとうございました。
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今年は、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて44公演、208の噺。
今年は、なかなか時間がとれなくて、当日券でふらりといくという落語会も少なく。
後半は息切れ状態・・・。・
では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。
新顔の噺家さんもちらほら、江戸の噺家さんもちらほら、創作落語もちらほら。
なんと言っても、ここには無い、文楽「仮名手本忠臣蔵・七段目」、初体験ながら感動でおましたな・・・。
今年も、噺家さん一演目に限定といたしました・・・・。
まあ単にごまめの、ひいき目と偏見と、お目溢しを。
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2012年・・BEST35
01・・春團冶・・「野崎詣り」・・05・10・目の前に春團治師匠。こんな近くで三代目が、至福の時が流れる。
02・・新治・・・・「中村仲蔵」・・07・01・新治さん格調高く。身震いする,仲蔵の生き様と重なって最高。
03・・鶴二・・・・「三十石」・・・・01・24・明るく輝いて、そして華のある繁昌亭大賞受賞の会に相応しい高座。
04・・宗助・・・・「百年目」・・・・05・20・親旦那の品格が滲みだす、宗助さん感動の一席。
05・・南天・・・・「茶の湯」・・・・07・08・こんなに楽しい噺とは、一流シェフにかかって絶品の落語に・・・。
06・・吉坊・・・・「七段目」・・・・10・21・歌舞伎と落語、緊張と緩和、「七段目」は吉坊でキマリですな。
07・・鶴志・・・・「花筏」・・・・・・02・18・体型といい、噺っぷりといい、文句なしの横綱相撲の「花筏」。
08・・さん生・・「巌流島」・・・・12・16・武士と船中の町人の能天気、野次馬っぷりが最高、江戸落語の粋。
09・・松喬・・・・「網舟」・・・・・・10・21・病床の身体でありながら、新ネタに挑戦、凄い、松喬師匠の一席。
10・・塩鯛・・・・「素人浄瑠璃」10・27・浄瑠璃好きの旦那と塩鯛さんがダブリ、最高。・・・貫禄の高座。
11・・鶴瓶・・・・「青木先生」・・09・15・鶴瓶さんの私落語の代表作・何度聞いても楽しい「ピイ―」。
12・・雀々・・・・「手水廻し」・・07・22・「ちょうーず、ちょうず、ちょうーず」とおなごしの台詞だけで。
13・・ざこば・・「厩火事」・・・・02・12・お咲さん、単に焼きもち焼きだけではなく心底亭主に惚れてますな。
14・・八天・・・・「御神酒徳利」03・04・ギャグが満載。八天さんの創作落語のごとく主人公のセリフが自然。
15・・よね吉・・「七段目」・・・・01・24・きっちりと本寸法の良さ、米朝一門の匂いがプンプン。
16・・萬窓・・・・「締め込み」・・05・26・夫婦喧嘩が見せ所、嫉妬するぐらい仲が良いんでしょうな。
17・・小南治・・「甲府い」・・・・04・11・池袋演芸場のトリ。上方で聴く機会の少ないこの一席で満足。
18・・さん喬・・「船徳」・・・・・・07・28・乗っているお客二人も、揺れる揺れる、私たちまで船酔い。
19・・銀瓶・・・・「宿題」・・・・・・11・28・武生の奥さんの、「銀瓶さん、華があるわ」の一言でキマリの一席。
20・・九雀・・・・「雨乞い源兵衛」06・09小佐田さんの代表作は「雨乞い源兵衛」と「貧乏神」「茶漬えんま」。
21・・梅団治・・「親子茶屋」・・03・04・骨太の「親子茶屋」最高。梅團治さん、なんと片膝立てての大熱演。
22・・南光・・・・「鹿政談」・・・・07・11・南天襲名の日の落語。身近のライバルへの挑戦か。
23・・文也゛・・・「宿屋仇」・・・・11・21・本寸法で、硬さと柔らかさが見事に中和された落語。
24・・竹林・・・・「井戸の茶碗・02・24・やはり良い人ばかりが登場する落語は、ほっこりとして愉しいですな。
25・・三喬・・・・「鴻池の犬」・・06・30・・薬味がたっぷり入る「鴻池の犬」、このスパイスがたまりませんな。
26・・福車・・・・「代書屋」・・・・06・07・骨太の福車さんだが、随所に三代目の繊細さが・・・・・。
27・・遊喬・・・・「試し酒」・・・・07・08・よろしいな、主人公の朴念さと遊喬さんの味が相まって最高。
28・・まん我・・「野崎詣り」・・01・21・おもしろい春團治一門とは違う「野崎詣り」、色んな形楽しおますな。
29・・米二・・・・「天狗裁き」・・04・20・米二さん、端正な米朝一門の中でも、やはり一番の正統派ですな。
30・・文太・・・・「足上がり」・・08・04・高座にあがるなり「待ってました」の掛け声、ゆったりとした時が。
31・・春之輔・・「蛸芝居」・・・・09・15・一言一言の独特の間が、春之輔さんとの味に昇華の「蛸芝居」。
32・・染二・・・・「紺屋高尾」・・09・20・江戸落語の「紺屋高尾」、聴かせ上手、名調子の染二さんの一席。
33・・春蝶・・・・「権助提灯」・・03・18・春蝶さん、追い帰しながら甘える女の色気がエロイ。
34・・三扇・・・・「又も華やしい華燭の典」09・15・何度聴いても楽しい、もはや三扇さんの十八番ですな。
35・・ちょうば「ハンカチ」・・08・02・話しっぷりが自然で、上方台本募集優秀作、値打ちありますな。
落語外
①文楽「仮名手本忠臣蔵・七段目」・・11・10・・初体験、心に沁みる感動、大阪の伝統芸残さねば・・。
②浪曲「赤垣源蔵名残の徳利」、菊池まどか・10・21・・久しぶりのまどか節に涙・涙・・・。
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