ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ごくらくちんみ~杉浦日向子

2015-01-31 05:03:01 | 本の少し
ごくらくちんみ
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆

いかに、自分が子供か思い知らされる本。

酒のあて、珍味がオンパレード。


それを次の三つに分けてみると・・・・

食べれるもの。

たたみいわし、とうふよう、ふきみそ、ふぐこぬか漬け、からすみ、とうふのみそづけ
鮭の酒びたし、しおうに、ふくしらこ、キャビア、そばみそ、モッツァレラ
じゅんさい、オリーブの実、つくだに、くろまめ、さくらくんせい、わさび、
瓶詰チェリー、ぎんなん、パルミジャーノ・レッジャーノ、べにしょうが、きんつば
さしみこんにゃく、きもやき、ドライトマト、にこごろ、板わさ、きんざんじみそ、
エスカルゴ、たてがみさしみ。・・・・・・・・・・31種。


食べたことはあるがが、苦手なもの

かぶらずし、あんきも、みみがー、クジラベーコン、・・・・・・4種。


食べたことがないもの。(もしくは、口にするのが嫌なもの)。

青ムロくさや、さなぎ、またたび、がん漬け、うばい、このこ、ふなずし、
ほやしょうゆづけ、きんちゃくなす、しおなっとう、にがうるか、うみたけ、
ばくらい、ほねとかわ、うずらのピータン、かつおのへそ、いぬごろし、
ちょろぎ、ゆべし、ラルド、みんでんなす、黒いブータン、いぶりがっこ、
はたはたずしひょうたん、もうかの星、かつおのこ、ジコイカ、ひずなます、
はまなっとう、貧乏人のキャビア・・・・・・・・・・・・31種。

分類してみると、口にしたが、苦手なものはたった4個。

読んでいるときは、苦手なものばかりと思っていたが、
食べれるものが、31個。

でも、残りの口にしたことがない、見た目に嫌というのも31個。
ここから、食べれるようになるのは、あと一つか二つぐらい。

でも、世の中には、色んな食べ物があり、郷土でずっと食べていたりすると
懐かしの味、おふくろの味になるんでしょうな。


なぜビールが好きで、日本酒が苦手なのかわかったような・・・
子供みたいに、卵とソウセージが大好きな、ごまめでおました。


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「番外!笑福亭呂好一人勉強会」

2015-01-29 00:04:49 | 笑福亭呂好
会社のある本町での船場寄席、開場時間を過ぎてから、会社を出て駆けつける。

地下に降りてから、うらおぼえながら、一直線に会場へ到着。


入ると、受付に上方落語界のマドンナ、銘子さんが受付に。
客席には、お知り合いの方がいっぱい、呂好さんの人柄の良さですな。

四十人もの大入り満員・・・・呂好さんの人気、さすが。


一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「米揚げ笊」

最初に、思いの外の大入りに感謝、感謝と・・・・。

今日の三席とも呂好さんで聞くのは初めて、嬉しい落語会の始まり。

尋ねながら、天満までの道行は、私が生まれ育った西天満、
そして中学生の時に聴いた仁鶴さんの「池田の猪買い」とダブるとこもあり大好き。

堂島の相場師に呼び止められてからの、昇る、上がる,高いの連呼は、
呂好さんおとなしめ。

でも、噺のおもしろさは、アッサリながら、充分伝えてくれた、
呂好さんの「米揚げ笊」でおました。



二、笑福亭呂好・・・・・・・・・「青菜」

これも、仁鶴さんで出会った「青菜」。

植木屋が家に帰って、嬶が言う言いぐさ「アンカラソウ」に「腸チブス」そして「九官鳥」
あの仁鶴さんとまるっきり一緒、このフレイズだけで嬉しくなる。

呂好さん、今年の夏頃には、練れて、長屋の暑苦しさがどっと増すんでしょうな。


三、笑福亭呂好・・・・・・・・・「天狗裁き」

青菜にも、江戸荒物にも、嫁さん、女は出てくるのだが、
この「天狗裁き」のお咲さんで、呂好さんの女性を初めて見たような気になった。

嬶ではなく、おかみさんというか、お咲さんの女らしさにあれーと感じたのか。

隣りの徳さんに、家主、奉行に鞍馬の天狗と次々でてくる登場人物も巧みに使い分け。

こんなホネのある噺が、呂好さんで聴けるなんて、幸せ・・・・。

呂好さんのみの三席の落語会。


次回も、お手伝い無しで、呂好さんだけで、勉強会、続けて欲しいですな。



「番外!笑福亭呂好一人勉強会」
2015念1月29日(木)午後7時
船場寄席

一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「米揚げ笊」
二、笑福亭呂好・・・・・・・・・「青菜」
仲入り
 三、笑福亭呂好・・・・・・・・・「天狗裁き」


お馴染みの方々で、打上げ。


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そして生活はつづく~星野源

2015-01-28 22:57:59 | 本の少し
そして生活はつづく (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆

追加でおます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1月11日分

実は、完読していないんです。


というのは、あと残り三分の一というところで、今週出張先のホテルに忘れてしまって・・・。

翌日の昼過ぎ、武蔵小杉に向かう電車の中で読もうと思って無いのに気づいて、
夕方新幹線に乗る前に、その市ヶ谷の某ホテルへ電話すると、
確かに、お部屋にございましたと、邪魔くさそうな無愛想なフロントの女性の声。

「着払いでお送りさせて頂きますが」、・・・・
待ってよ、たった580円の文庫本を手元に戻すのに、宅急便で送ったら幾ら掛かるの・・・・。


今月末に、もう一度東京への出張があるので、その日の空き室を確認すると、
1万円を少し超えた部屋しかなく、我社では旅費規程で上限1万なので少し持ち出し。

どうするかは、後で考えることとして、預かって頂いて取りあえず予約を入れたが。


①1万までのホテルに泊まり、もういちど本を買う。

②そのホテルに泊まり、ご縁と大切さを重んじてその本を手にする。

③普通郵便で送って貰う・・・・しかし、あのフロントの態度では頼む気にならず。

④実は、あとで言いますが、内容が内容だけに、諦めて処分して貰う。

いろいろと悩む本で、ございます。


さて、内容は、まさに著者のぐうたら生活の一部始終を書いたもの。
著者の星野さんは、役者で、ミュージシャンで、本書き。

多才だが、我が息子ならどやしつける様なごみの中で暮らす様な生活ぶり。
支払いの請求書、督促状がきても、払おうと思うと用紙が見つからず、
見つかれば、何カ月分がまとめてでてきて、いつの分まで払っているのか
定かでないので、またにしようと後回しで、ほったらかし・・・・。


まさに、今回の宿泊先のベットに本を忘れるなんて、その本の内容が乗り移ったみたい。
(いっそ、電車の中とか、街中で落とす方が、スッキリしているような)


ほんと、いろいろと悩む本で、ございます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1月28日分


今週、東京へ行き、本を取ってきました。

ということは、前の②のそのホテルに泊まり、ご縁と大切さを重んじてその本を手にする。・・・・を実行致しました。

残りの部分で、気になった箇所は、俳優のきたろうサンとの対談。

「きんたま発言」がおもしろいとか、蛭子能収さんがその「きんたま発言」
が多いとか・・・。

二人の共通しているのは、根拠のない自信というか。
演じていて俺は天才だと思い、自分の作品を見て自信をなくすくりかえし。

どこか、芸風、立ち位置が似ている、二人の対談はおもしろい。


最後に、この本の裏タイトルを紹介。

頭に「く」をつけて「くそして生活はつづく」らしいです。

くそー。




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日本の仏さま~日本の仏研究会

2015-01-26 05:03:01 | 本の少し
イラストでわかる 日本の仏さま (中経の文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 中経出版

☆☆☆

先週の九州出張の際、早朝の大阪空港で買い求めた本。

日本の仏像について、事細かに解説。
それも、かわいいイラスト付で紹介。

仏は4つの階層に分かれていて、上から、「如来」「菩薩」「明王」「天」と。

「如来」様には、「釈迦如来」「阿弥陀如来」「薬師如来」「毘慮舎那如来」「大日如来」が、

あるが、第一章の基礎知識では、
その如来の特徴は大きくは「三十二相」詳しくは「八十種好」と百十以上の特徴をもつ。

衣装と髪型、印相(手の形)、持物(じもつ)、姿勢、光背、台座、などで
それぞれの仏様の違いと特徴を見つけることができる。

今、インバウンドで海外から多くの観光客が来られていますが、
昨年の12月豪雪の中、白川郷へ行ったのですが、
停まっている10台の観光バスの内、海外の方の観光バスは7台、
日本の良さが、海外から見直されています。

日本にある精神の豊かさを再評価される時代が来ています。

仏と向き合うことは、内なる自分、真の自分に向き合うこと。

まずは仏様に向き合う時間をつくること、
そういうときのガイドブックに最適でおます。



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2015・新春きものパーティ in 帝国ホテル

2015-01-24 12:06:06 | 笑福亭鶴二

新春きものパーティ in 帝国ホテル
2015年1月24日(土)12:00~15:30







きもので過ごす雅なひとときに、我らが笑福亭鶴二さんと花柳旭叟さんが登場。


会場は、帝国ホテル3階「孔雀の間」に330名のお客様を迎えての大パーティ。



まずは、カルテッド ドルチェ による、弦楽四重奏曲の演奏。
皆さん、相愛大学音楽部の御出身の華やかな女性カルテット。




花柳旭叟お師匠さんによる、日本舞踊「寿三番叟」
新春にふさわしい、日本古来の伝統芸能「能の翁」をもととする、
天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐお祝いの舞。
男舞だが、かっこイイ。



笑福亭鶴二さんによる、落語「井戸の茶碗」

良かったですな。
330人のお客様が、聞き惚れた「井戸の茶碗」。
生で落語を聴くのが初めてのお客様が多い中、
舞台の鶴二さんに皆さんの視線が集中。
笑いと感動の高座、芸の持つ力に、あらためて感動しましたな。


お二人のトークショー。
お互いの独演会のご案内を中心に。


花柳旭叟お師匠さんによる、日本舞踏「四季の花」
今度は、女性コーラスに舞踊をつけた大和舞。
旭叟先生の女らしい踊りに、四季の花満開。


大阪・粉浜のきものの“こころや”さんの若旦那と素敵なお客様。


お着物が良くお似合いになる“こころや”さんのお客様。


“こころや”さんの美女軍団に囲まれてご満悦の“ごまめ”でございます。



豪華商品が当たる、抽選会、
ここでも鶴二さん大活躍。


抽選にもれたかた全員に、日本手ぬぐい、絵柄はいろいろあって、
私は、五月のこいのぼりを頂きました。






天満の寿司屋で、鶴二師匠と二人だけの打上げ。
たっぷり、芸談聞かせてもらいました。

朝早くからの一日仕事、ご苦労様でおました。



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大阪人の格言~小杉なんぎん

2015-01-20 21:52:10 | 本の少し
大阪人の格言: 苦しいときこそ笑わなアカン! (徳間文庫)
クリエーター情報なし
徳間書店

☆☆☆☆


大阪人が話してると、よく漫才みたいやと言われますが、
どんな時でも、笑いに変えてしまう、あの格言でさえ。

そんな本でおます・・・180あるんですが、
その中からお気に入りをちょこっとご紹介。


れんこんの穴にも、ラッキーセブンがあるちゅうことや
(幸運はどこに転がっているかわからない)

人生やり直すんやったら、精子からやり直せ
(何かをやり直すときは、根本までたち返れ)

ケチャップは、逆立ちのほうが、生きやすいんや
(人には人の生まれ持った性質がある)

バケツに穴あいたら、こぼれんもんを入れんかいな
(何にでも使い道はある)

信号が青になる幸せを、もっと味わえ
(幸せは日常のあちこちに転がっている)

あいつは、地下鉄の窓か?
(いてもいなくてもいいような人を指して言う言葉)

半ズボンは、何枚はいても半ズボンや
(未熟な者が未熟な努力を重ねてもうまくいかない)

帰って金魚にエサやらんと
(嘘も方便)

家族はおるけど、家庭がないんや
(孤独)

出世魚も最後は刺し身や
(諸行無常)

キャベツ目当てにトンカツ屋へ行ったやろ
(本来の目的とは違うものを目当てにする)

たぶん宇宙から来た人やろ、それでええがな
(どんな人も受け入れてあげよう)


まだまだ、ありますが、もっと見たい方はご本をご購入ください。

でも、大阪の人って、合理的であり、それでいて周りの人には優しいでしょ。
愛情があるから、笑いのオブラートに包んで伝えるんでしょうな。

そんな、大阪人の愛情が詰まった本でおます。




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大阪人の格言: 苦しいときこそ笑わなアカン! (徳間文庫)ヨーガンレールとババグーリを探しにいくそして生活はつづくわたしの日常茶飯事―ふだんが素敵な暮らし (にこにこブックス)あなたのプレゼンに「まくら」はあるか? 落語に学ぶ仕事のヒント (星海社新書)
ほんじょの天日干。新編・もっと深く、もっと楽しくおなかがすいたらごはんたべるんだ読めば上手くなる!ゴルフ力アップの知恵袋神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-
混迷の時代こそチャンスだ 道なき時代に、道をつくる秘密と友情 (新潮文庫)東京おとな日和俺も女を泣かせてみたい内澤旬子のこの人を見よ = Ecce homo by Junko Uchizawa
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春若・鶴二・二人会

2015-01-19 21:32:37 | 笑福亭鶴二

角座の前のキリン・・・本日、初めて目に入りました。



二人会、看板もシンプルでよろしいですな。

一、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「江戸荒物」

呂好さんの落語、大好き。

きっちりとしていて、わざとらしさもなく、
噺のもっている笑いをストレートに伝えてくれる。

今月の29日には、船場寄席で、「米揚げ笊」と「天狗裁き」とあと一席。
「天狗裁き」、興味あるとこですな。

二、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「兵庫船」

この様な、旅ネタ。

前座噺の様な「兵庫船」を大ベテランさんが演じると、凄いですな、
噺のおもしろさが、濃縮されてでてくる。

喜六は、まるっきりのアホではなく、ちょっとおちょこちょいなだけで
早とちりはするが、案外頭の回転が早いところもみせる。

噺すべてに粋さを感じさせる、春若さんの落語に、じわじわっと、はまりかけてます。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「口入屋」

最高のライブ感、このドキドキ感、よろしいな。

時間が迫っていたのか、番頭のドガチャガのところが
いつも以上にエキサイトで、最高におもしろい。

私の好きなシューマンの交響曲のNO2で、ジョージ・セルのライブ盤を持っているが、
そのアクセル全開、乱れる一歩手前のアンサンブルのエキサイト感は必聴。

そんな、語り草になるような、鶴二さんの「口入屋」、
2015年1月18日角座で聴かしてもらいましたで・・・。


四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「天狗裁き」

「どんな夢みてたん」、ちょっとだけ聞かして、誰にも言わんから聞かして、
立場上口が堅いから聞かして・・・・・常日頃から秘密というのは難しいもんですな。

ここだけのハナシ、お前だけのハナシ、まあ言った瞬間から
他へ拡がるもんと、覚悟せねばならぬのが、世間の噂。

良いも悪いも、ホント早いもんですな。


五、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「禍は下」

初めて聴く噺、東京でいう「権助魚」。

下、ここでは袴のこと、タタミ方でばれるとは、
実は私、去年初めて着物デビューしたのですが、今月24日が袴デビュー、
何のヘマかわかりませんが、定吉のようにヘマをしないように・・・。

妾宅で流れる時間、憧れますな。

そんな、良き時代を感じさせてくれる春若さんの「禍は下」でおました。


春若・鶴二・二人会
2015年1月18日(日)午後5:00開演
道頓堀角座

一、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「江戸荒物」
二、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「兵庫船」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「口入屋」
仲入り
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「天狗裁き」
五、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「禍は下」
三味線・・・・・・豊田公美子
笛・・・・・・・・・・笑福亭松五




鶴二さんの後援会の横断幕。

春若さんの、落語論議、改めて落語の奥の深さを知り、感激致しました。




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第703回・田辺寄席~笑福亭鶴瓶一門会

2015-01-18 20:30:59 | 田辺寄席





鶴瓶さんの出番で、会場は満員御礼状態。

開口0番・・・・桂文太・・・・・「ハ」の巻、「八度狸金玉仇討」

開演は、通常1:00からですが、今回お客様が多いので
12:00から開場、お客様が退屈してはと、その前に文太さん二回登場。

出囃子でも、演りますので、どなたのか当ててください。
最初は、枝雀師匠の「ひるまま」、これは私にもわかりましたな。
次は、あれーなんやったんかいなと思っている内に前の方から
六代目松鶴師匠と、そして曲名は「舟行き」と、凄いですな。

本番の開口一番は、「ハ」の巻で、「八度狸金玉仇討」、
狐が騙す狸が騙すということがありますが・・・「七度狐」があるなら
「八度狸」があってもと、確か本屋の前のワゴンで売っているCDの中に
上方艶笑噺として、文太さんのがあったような・・・その粗筋をちょいと紹介。


一、笑福亭べ瓶・・・・・・・・・・「東の旅・発端」

ベ瓶さん、基本に戻っての「東の旅・発端」。
叩きを入れながら、上手に進んだが、途中で一カ所忘れたようだが、
そこは清八にツッコミをいれさして、客席の笑いに転化。

やはり、こういうのが、年季、腕のみせどころですな。

間違っても、詰まっても、いまや安定感抜群の、ベ瓶さんの高座でおました。


二、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「おごろもち盗人」

算盤はじく音が最高、指の動きと算盤の玉、そしてはじく音が気持ちいぐらい
ピッタリとはまって、この部分だけ見ても、鉄瓶さんの「おごろもち盗人」の
完成度がわかる。

ああそうか、この噺、節季の前の日の噺、年に何回節季があったか知りませんが、
やはり季節で分けると、冬の噺に入るんでしょうか。

そう言えば、泥棒、犬にしょんべんかけられる処なんか寒そうにしてましたな。

充実の、鉄瓶さんの「おごろもち盗人」でおました。


三、笑福亭達瓶・・・・・・・・・・「ちりとてちん」

めったに出会わない達瓶さん。

「ちりとてちん」を・・「チュルトゥチュチェン(不確かでおます)」と呼ばして、
音でも笑いを取ろうとするが、普通に演じても充分笑いのとれるネタなのに、
「チュルトゥチュチェン」と言うたびに、ギアが入ってないのにアクセルを
踏んだようで、居心地がいたって悪い。

でも、これほど題名を噺の中で、連呼する噺も少ないですな。
それほど「チュルトゥチュチェン」を意識させてくれた、
達瓶さんの「ちりとてちん」でおました。


四、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・「長屋の傘」

六代目の想い出をマクラに。

内弟子(下のアパートから)時代の、失敗というよりイタズラの数々。
師匠が飼っている九官鳥の鼻に爪楊枝を差しこんだり、
卑猥な言葉を教えたり、ライターで師匠を火傷させたり、

それと、このまえ亡くなった弟弟子だった小松さんの思い出を。

噺は「長屋の傘」、鶴瓶さんの噺で私が一番聴いている演目。
でも、今日の六代目の師匠ちょっと元気が無かったようで
いつもの迫力なかったですな。

私落語では、好きなのは「青木先生」「オールウェイズ・・・・」「長屋の傘」の順ですかな。


五、桂文太・・・・・・・・・・・・・・「祝いのし」

三代目の「祝いのし」が頭にあるので、どこかしら違和感がある。

アホな喜六が、文太さんではどんどん賢くなっていくようで、
「のしに根本」のあたりでは、まともなおやっさんに・・・・・・・・。

でも、この形が、師匠の文枝さんの直伝なんでしょうな。

確か1987年 「第1回NHK新人演芸コンクール」最優秀賞の受賞の演目は
この「祝いのし」だったとか・・・・・。


六、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・「山名屋浦星」

今日、ネタ下しで、これからも演るか、演らないかは、今日の出来次第。
皆さん、責任重大でっせ、と。

噺は、江戸の吉原、江戸勤めをしているお侍さんが、仲間の寄合に
江戸の妻(馴染みの女)を連れてきて呑もうと・・・。

真面目すぎて、そうういうことのできない主人公が、噺の勢いで約束
連れて行こうと思ったのが、吉原一の花魁「山名屋浦星」。

さて、その結末は・・・「紺屋高尾」とよく似た筋書き。

江戸言葉に、武家言葉、そして花魁言葉、と、大阪弁は唯一
大阪から流れてきましたという牛公のみ。

50ヘルツと60ヘルツの違いのように、
こんなに言葉を選び、探りながら話す鶴瓶さん、初めて。

貴重な経験、させて貰いましたで・・・・・。




第703回・田辺寄席
2015年1月18日(日)午後1:00開演
桃ヶ池公園市民活動センター

開口0番・・・・桂文太・・・・・「ハ」の巻、「八度狸金玉仇討」
一、笑福亭べ瓶・・・・・・・・・・「東の旅・発端」
二、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「おごろもち盗人」
三、笑福亭達瓶・・・・・・・・・・「ちりとてちん」
四、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・「長屋の傘」
仲入り
五、桂文太・・・・・・・・・・・・・・「祝いのし」
六、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・「山名屋浦星」






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新年早々・ちょっとした幸せ・パックンチョ

2015-01-17 08:20:19 | 街で


またもや、新年早々、娘が買った“パックンチョ”から
ハート型のパックンチョが、それもひとつの袋から、二つも・・・・。

今年も良い年でありますように・・・・・。



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第348回NHK上方落語の会

2015-01-15 23:50:31 | 落語

第348回NHK上方落語の会


会場のNHK大阪ホール

一、桂三度・・・・・・・・・・「隣の空き地」

三度さんの命名は、本名の渡を三と度に分けたもの。
三度目の正直というの意味も込めて師匠文枝さんがつけたものとか。

噺は、この前、TVの「NHK新人落語大賞」で聞いた創作。
切り口が斬新、今迄にないスタイルで、仁智さんを彷彿させる。

でも更に磨きがかかって熟していくのか、
はたまた趣向に走り過ぎて、空回りに終わるのか。

噺っぷりは芸歴がものがたる、それなりの高座。

マクラは、コンパクトに短くといいながら、オチは終わったようで
再度始まる、“明石飛脚”の手法、あ、あれ矛盾してるやん。

意表をつく展開や、肩すかしのテクニックがお好きなようですが、
技巧に走らず、四つ相撲の創作での大関期待しますな。


二、桂文鹿・・・・・・・・・・「唎き酒」

さすがNHK、その噺家さんの十八番、得意ネタのオンパレード。

文鹿さんの「唎き酒」、舞台が伏見、喜六、清八のような二人連れがかけあいで。
古典的な運びの中に、安定感があり、上品にどっしりと聴こえる。

こんな噺、文鹿さんに、似合っていますな。


三、林家菊丸・・・・・・・・「梅見の薬缶」

襲名後初めての・・・ということは、菊丸さんの落語、今回初めて。

噺は「梅見の薬缶」。
「癪の合薬」(東京では「やかんなめ」)

癪をおこすのが、ご寮さんのもあれば、18才ぐらいのお嬢さんのもあると。

でも、一番の見せどころは、武士の横でゲラゲラ笑っている家来。
直接一言も喋らないが、その笑い顔は思い浮かべることができる。

主人を想う女衆、主人におつかえしながらでも笑える間柄、
主従関係というのは、形を変えても、こうありたいものですな。


四、月亭文都・・・・・・・・「饅頭こわい」

「饅頭こわい」、上手な文都さん。

走るでもなく、止まるでもなく、ころかげんの運び。

ただ、固有の商品名を言ってはならないNHK。
豚まんは出てきましたが「蓬莱、551」は言えませんな。

利休堂の羽二重餅、●●のへそ饅頭など、結構商品名でてきましたが、
実は実在してないものなのか。

「佐藤光太郎なる男、共謀してまんじゅうにて暗殺」のくだり、やはり欲しいですな。

ああ、言い忘れましたが、マクラの小噺、どれも秀逸。
文都さんのセンスの良さと、実力、十分見せて貰いましたで。


五、桂文枝・・・・・・・・・・「芸者ちどり・24才」

文枝さんの繁昌亭での襲名記念興行の際に聴いた、噺。
美人芸者「ちどり」さんと、94才の「トキ」ばあちゃんが繰り広げる、
温泉宿でのおはなし。

途中、「ドンドン節」も入り、楽しい噺。

どこにも、とげが無いのが、文枝さんの良さ。

日常を題材にしながら、ほんわかな笑いでつつくんでくれる文枝さん、
袖からの出から、袖にさがるまで、すべてが文枝ワールドでおますな。


第348回NHK上方落語の会
2015年1月15日(木)午後6:30開演
NHK大阪ホール

一、桂三度・・・・・・・・・・「隣の空き地」
二、桂文鹿・・・・・・・・・・「唎き酒」
三、林家菊丸・・・・・・・・「梅見の薬缶」
仲入り
四、月亭文都・・・・・・・・「饅頭こわい」
五、桂文枝・・・・・・・・・・「芸者ちどり・24才」



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ヨーガンレールとババグーリを探しにいく

2015-01-13 05:39:39 | 本の少し
ヨーガン レールとババグーリを探しにいく
クリエーター情報なし
PHP研究所

☆☆☆

ババグーリとは、インドのグジャラート地方ラタンプールで採れる瑪瑙(メノウ)のこと。

ヨーガンレールさんが、その美しさに魅せられて、
日常使えるものの雑貨、日常品のブランド名に。

南部鉄、広州の草木染め泥染め、大分の竹のやたら編み。
竹を使った岡山の家具、自然の形を写した陶器、薄い沖縄グラス。

すべては、手づくり、自然を生かし、自然の生命を繫ぐものばかり、
「土に還らないようなものは作りたくない」というのが、
ヨーガンレールさんの口ぐせ。

興味のある品ばかり、清澄の本社は行けないので、
梅田阪急を一度、覗いてみようと・・・・・。

ヨーガンレールさんの世界というか、生活観に憧れますな。



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わたしの日常茶飯事~有元葉子

2015-01-06 06:06:06 | 本の少し
わたしの日常茶飯事―ふだんが素敵な暮らし (にこにこブックス)
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆

日常茶飯事って、日頃お茶を飲んだりご飯を食べたりするようなありふれた行為や
出来事の意味ですが、有元さんはだからこそ、ふだんから大事にしなければと。


食べ物に、器に、旅行に、洗剤に、タオル、お友達との距離の置き方まで、
こだわりというよりは、自然体でご自分の好きなモノだけを身の周りで使う。



調味料こそ本物を使えとの項で、料理における調味料の位置づけを考える時、
着物における帯の関係と同じだと思うと・・・。

どんないい着物であっても、帯が悪ければ全体の格が下がってしまいますが、
着物が少々格下でも、帯がよければ胸が張れる装いになると、

そう言えば、粉浜の着物屋の若旦那もおなじことを言っていましたな。

昔の人はこのことを「菰を着ても錦を巻け」といってるらしいです。

そうか、男の着物場合、長襦袢や羽裏とか見えないところに凝るんですが
唯一見えるのが、半衿とこの帯ですか・・・・・

男帯・・・・ますます、値段で買えなくなってきましたな。

日常茶飯事のように、気軽に着物を着れるには、
あとしばらく時間がかかりそうですな。



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あべのハルカス寄席~新春特別公演・2015

2015-01-04 22:55:25 | 落語

あべのハルカス寄席~新春特別公演・2015


お洒落に提灯で出番表を。




こじんまりとしたスペース


2015年の落語始めは、あべのハスカル寄席でスタートです。


詳細は後日に。






一、桂かい枝・・・・・・・・「豊竹屋」

お正月4日の落語会。
今年の初笑いは、ハルカスのかい枝さんでスタート。

今日のお客様が、コアな落語ファンなのか、天王寺のターミナル百貨店へ
来られて、初めて落語に接する方なのか・・・マクラであれこれと、サグリを入れる。

そして決まったのは、やはり、十八番の「豊竹屋」。

色んなことに興味いっぱいのわたくし目。
今年は何をかじるのか、かじってモノになるものは見つかるのか・・・。

まずは、明るさいっぱいの、かい枝さんで2015年の落語は幕開けです。


二、笑福亭喬若・・・・・・「手水廻し」

喬若さん、定番の松坂大輔さんのマクラで始まり。
でも、ダルビッシュや田中のマー君が主役の大リーグ界では、
ちょっと、インパクトも薄れてきたようで・・・・。

喬若さん、さすがに上手く安定感もあるが、大師匠の松喬の「手水廻し」を
感じさせる噺っぷりだが、ベテランでも、若手でもない、中途半端な円熟味。

料理人は、皿を割っただけ、上手くなるというはなしがありますが、
大失敗する、喬若さんを見てみたいような、贅沢な思いがちらりでおます。


三、笑福亭鉄瓶・・・・・・「火焔太鼓」

久しぶりの鉄瓶さん。

今回、一部の中では一番若手ですが、敢てトリを・・・ちょっと大ネタを。

鉄瓶さんの「火焔太鼓」を聞いてから、はや四年。
東京の噺も、今や鉄瓶さんの噺に。

昔は、骨董品の中でも掘り出し物というのがあったんでしょうが、
骨董品や芸事などは、多くのモノをみて、良し悪しが判る。
目利きというのが必要なんでしょうな・・・・。




一、桂文鹿・・・・・・・・・・「銃撃戦」

第2部のトップに、文鹿さん。
またもや、どんなお客さんとサグリを入れて選んだのが、
人質を盾に立てこもった犯人と警察とのヤリトリのハナシ。

でも、題になっている「銃撃戦」という拳銃の撃ちあいあったかしら・・・

まあ、何とも不思議なところに目線を置く、文鹿さんの創作落語でおました。


二、笑福亭由瓶・・・・・・「真田小僧」

由瓶さんの噺の中で、私が一番好きな「真田小僧」。

子供の生意気さよりも、常にかわいさが勝っていて好演。

騙された親父も、息子の知恵に感心、将来に大いに期待している
そんな、由瓶さんの「真田小僧」でおました。


三、桂福丸・・・・・・・・・・「抜け雀」

今日の大トリの福丸さんの「抜け雀」。
品があって、爽やかで、好演。

上品で貴賓な噺は、福丸さんにはもってこい。
今や、真面目さ、ちょっとした硬さ、全てが福丸さんのカラーに。

これほど、大ネタが似合う若手も珍しい、
福丸さんの、新ネタに大いに期待でおます。


あべのハルカス寄席~新春特別公演・2015
2015年1月4日(日)
近鉄本店ウィング館9F・スペース9


第一部
一、桂かい枝・・・・・・・・「豊竹屋」
二、笑福亭喬若・・・・・・「手水廻し」
三、笑福亭鉄瓶・・・・・・「火焔太鼓」


第二部
一、桂文鹿・・・・・・・・・・「銃撃戦」
二、笑福亭由瓶・・・・・・「真田小僧」
三、桂福丸・・・・・・・・・・「抜け雀」














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あなたのプレゼンに 「マクラ」はあるか?~立川志の春

2015-01-03 21:33:19 | 本の少し
あなたのプレゼンに「まくら」はあるか? 落語に学ぶ仕事のヒント (星海社新書)
クリエーター情報なし
講談社

☆☆☆

落語ファンのお友達から頂いた本。

仕事に、落語って役に立つ。
商談に、落語って役に立つ。
人生に、落語って役に立つ。

すべて、正解です。

だって、落語って、人の気持ちの機微を表したものなんですもの。

志の春さんの師匠、志の輔さんの言葉に
「落語はアートとサービスの間にあうものだ」と言うのがあります。

すなわち、たとえ「私のこの演目は絶品なのだ」と自信があっても、
初心者の前では演じても仕方がなく、「今日は来て良かった」と喜んで頂くには、
絶えず「相手が何を求めているのか」と意識すること・・・・・

これって、ビジネスの世界でも一緒。
合わせたり、一歩前に進んだり、はたまた引いたり
そういう意味でも相手の顔を見ての商談は楽ですが、
顔が見えない電話は好きではないし、これって落語は生に限るに通じますね。


落語の本としても、ビジネスの本としてもどちらにもちょっと不充分で
共通項で話を進められては入るんですが

二兎追うものは一兎も獲ずではないですが、
ちょいと不満の残る本でおました・・・・・まずは志の春さんの落語を聴きたい。


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ほんじょの天日干~本上まなみ

2015-01-02 21:23:48 | 本の少し
ほんじょの天日干。
クリエーター情報なし
学習研究社

☆☆☆


大好きな本上まなみさんの本。


散歩好きだった本上さんが、友達の薦めで買ったカメラで散歩のついでに
あちらこちらで、パチリ。

町中の猫チャンをパチリ。お花をパチリ。旅先でパチリ。料理をパチリ。
写真だけでは、心もとないのでと、文章も補足でチョイト。


私の一番のお気に入りの写真は、172ページの“まなみさんのポートレイト”です。

本から切り離そうか、切り離したら何処に飾ろうか、もっか悩みのタネでおます。



その“まなみさんのポートレイト”です。




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ほんじょの天日干。新編・もっと深く、もっと楽しくおなかがすいたらごはんたべるんだ読めば上手くなる!ゴルフ力アップの知恵袋神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-
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