
初めての秋桜寄席、毎年2回開催で、今回で52回目。

収容人員500人弱の中ホール、今日は大目の入りとか。
一、桂華紋・・・・・・・・・「牛ほめ」
達者ですな。今迄聴いた中でも秀逸の「牛ほめ」。
ギャグを入れる訳でもなく、癖のある言い回しで笑わすのでもなく、
噺のおもしろさだけで勝負。
真打さんが語る前座噺のごとく、淡々とした中に味のある一席。
華紋さんの大ネタ、ますます聴きたくなりますな・・・・・。
二、笑福亭たま・・・・・「ちしゃ医者」
師匠福笑さんの十八番、シシババ満載の「ちしゃ医者」。
後ででてきた福笑さん、「汚い噺ですが臭いはしませんでしょう」と、
言われていましたが、肥えたんごのはね返りにおもわず身を引いてしまう噺。
この「ちしゃ医者」、たまさんも、師匠譲りの十八番になるんでしょうな。
三、桂勢朝・・・・・・・・・「永田町商店街懐メロ歌合戦」
勢朝さんと4度目の出会いでようやく出会えた「懐メロ歌合戦」。
おもしろい、今回は永田町商店街ですが、出てくるのは政治家さん。
安倍総理に始まり、麻生さん、あと田中さんに、岡田さん辺りだったか、
上西議員に、最後はやはり今公判が始まって注目の野々村議員。
すべてが替え歌で、物真似風。
でも、歌は勢朝さん誠にお上手。
やはり評判の十八番だけに、
何度でも聴きたくなる「永田町商店街懐メロ歌合戦」でおました。
四、笑福亭鶴二・・・・・「井戸の茶碗」
シシババ、カラオケ、のあとどうなるかと心配してましたが、
幸い中入りが入って、空気新たに始まった鶴二さん。
清涼水の様な、さわやかさがある一席。
終演後、帰り際にご婦人が「今日、鶴二さんのあの噺、良かったわ」の声が・・・。
日頃聴く機会の少ない「井戸の茶碗」・・・・
鶴二さん、じっくり、たっぷり、の一席でおました
五、笑福亭福笑・・・・・「浪曲やくざ」
おもしろいですな、福笑さんワールド。
今、丁度山口組の抗争中でタイムリーなお噺という訳ではないが
やくざが主役、そういえば仁智さんの「源太と兄貴」もやくざか。
噺は、ナンセンスコントの様なギャグの応酬。
今回は、やくざで浪曲好き、何か「茶漬け閻魔」みたいな設定ですな、
そういえば、福笑さんの創作落語、すべて意外なものの組み合わせ、
シュチュエーションの設定でキマリですな。
案外、家から車で15分位、近い「秋桜寄席」、
地元で気軽に行ける落語会が一つ増えましたな・・・・・。
「第52回秋桜寄席」
2016年2月27日(土)午後2時開演
貝塚市・コスモスシアター中ホール
一、桂華紋・・・・・・・・・「牛ほめ」
二、笑福亭たま・・・・・「ちしゃ医者」
三、桂勢朝・・・・・・・・・「永田町商店街懐メロ歌合戦」
~仲入~
四、笑福亭鶴二・・・・・「井戸の茶碗」
五、笑福亭福笑・・・・・「浪曲やくざ」
三味線:はやしや 香穂

落語会のあと、我家で食事会、本日のお品書き。

すべての写真撮るの忘れてましたが、前菜の“牛肉と胡瓜の辛みあえ”。

“野菜の揚げびたし”。

本日の主役“広島産の牡蠣”、まずは蒸しを塩ポン酢で・・・。

“牡蠣フライ”

鶴二さんとご贔屓の面々、二階に場所を移しての“鴨と水菜のハリハリ鍋”。
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