![]() | 短歌ムック ねむらない樹vol.2 |
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書肆侃侃房 |
☆☆☆
ムック本。この一冊、いったいどれだけの歌が載っているのか。
じっくり読んで、一週間かかってしまった。
再度、読みかえしたいので、久しぶりにマーカーを塗りながらの読書。
でも、今回、一番の読みごたえは、特集「ニューウェーブ再考」である。
萩原裕幸、加藤治郎、西田政史、穂村弘、の四人がその作家だとされているが?
女性歌人で同じように論じられる方はいないのか?
30年たった今、ニューウェーブとは,何なのか?
短歌をかじり始めた素人ですが、その前後の時代、その周辺に居られた方と、
どれだけの違い、次へと続く連続性においての特異性、差異は如何なものか。
ニューウェーブとしての潮流として、今や広く受け継がれているような気がするのですが。
開けた短歌、閉じた短歌、何を目指しているのか?
狭い、狭い、歌壇という閉鎖的社会。
みんなの短歌、として大きな流れ、潮流になろうとしているのに・・・・・。