ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

2013年・ごまめの落語・・BEST35

2013-12-31 01:23:45 | 年間BEST・・・・
ついに、今年も、あと一日で終わり。

今年も、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて40公演、200の噺。


では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。

東京の噺家さんが、多く入ってきたのは、
上方とは違う演出の変化球に惑わされているような、でも新鮮さはありますな。


2013年・ごまめの落語・・BEST35

1、新治 「井戸の茶碗」(1・17)・・・・江戸の粋と上方の洒落っ気を持ちあわせた絶品落語。
2、喬太郎「ハンバーグのできるまで」(5・22)・・凄い、最高、登場人物が活き活きの一大喜劇。
3、鶴二 「ハンカチ」(10・13)・・新境地、創作落語でも技ありの鶴二さん。
4、一之輔「初天神」(7・7)・・新鮮、今迄の聞いた中で最高の「初天神」。
5、千朝 「鹿政談」(10・12)・・千朝さんの落語、終った後の余韻が最高でおます。
6、正蔵 「幾代餅」(7・21)・・九代目正蔵、良かったですな、本家本元。
7、南光 「小言幸兵衛」(3・17)・・人が好き、話が好き、おなごが好き、南光さんの生き写し。
8、ざこば「文七元結」(3・17)・・関西の薄味に昇華させたざこばさんの「文七元結」。
9、南天 「替り目」(6・2)・・「おかあちゃん、大好き」ほのぼの夫婦に、ほっこり。
10、紅雀 「向う付け」(11・16)・・よろしいな、紅雀さんの「喜ぃさん」 最高。
11、遊喬 「へっつい幽霊」(7・13)・・脳天の熊五郎の博打好きが前面にでて秀逸。
12、文之助「替り目」(10・6)・・上品な文之助落語の開宴ですな。
13、梅團治「不動坊」(7・21)・・濃度高く、凝縮された梅團治落語。
14、三喬 「さぎ取り」(7・7)・・「在りし日のカーネギー・サンダースの一席」。
15、志らく「粗忽長屋」(2・24)・・志らくさんの狂気がチラチラする「粗忽長屋」。
16、三三 「悋気の独楽」(2・2)・・お目当ての三三さん、高座を歩く姿がかっこいい。
17、春若 「三十石」(7・11)・・櫓を漕ぎ方、文枝さんと談志さんの違いを・・・粋ですな。
18、銀瓶 「宿屋仇」(1・27)・・ビジュアル的演出を排除しての「宿屋仇」
19、文太 「鰻の幇間」(11・16)・・文太さん得意の江戸落語、移入シリーズ。
20、米団治「掛け取り」(2・2)・・旧暦の正月でということで「掛け取り」良かったでおます。
21、金時 「浜野矩随」(3・7)・・教育的指導が入ったような噺、江戸らしさいっぱい。
22、市馬 「笠碁」(7・7)・・市馬さんの美声が心地よく響く。
23、談四楼「柳田格之進」(3・25)・・さらりとした大人味の「柳田格之進」
24、伯枝 「遊山船」(6・15)・・六代目の「遊山船」さすが笑福亭の骨太です。
25、春之輔「子は鎹」(4・13)・・言葉少なし、情多し、よろしいな春之輔師匠の「子は鎹」。
26、呂好 「近日息子」(4・20)・・遠征地の武生の街での一席、やはり十八番は強いですな。
27、歌之介「龍馬伝」(5・25)・・何度聞いてもおもしろい、もはや歌之助さんの古典。
28、あやめ「義理ギリコミュニケーション」(6・15)・・マクラが徹子の部屋の鉄板二枚。
29、雀太 「代書」(6・2)・・笑福亭の骨太と枝雀師匠の奇天烈さがMIX。
30、喬介 「天狗刺し」(12・1)・・商売根問いのところ最高。大ネタでも喬介パワー全開。
31、瓶太 「首提灯」(10・13)・・節度ある酔い方の瓶太さんの「首提灯」
32、雀三郎「帰り俥」(10・6)・・あぁ、これが小佐田定雄さんの「帰り俥」。
33、雀々 「がまの油」(7・15)・・猿回しのマクラから大道芸人の「がまの油」へ。
34、春蝶 「山内一豊と千代」(7・15)・・十八番があるのは、春蝶さん、強みですな。
35、たま 「漫談家の幽霊」(9・29)・・地元の岸和田ネタのマクラで、炸裂。

お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。

色物
・のだゆき「音楽パフォーマンス」(5・27)(3・7)・・のだゆきさん目当てに小屋を選んでいます。
・ナオユキ「スタンダップコメディ」(5・10)(12・1)・・いつも新ネタで、得心も感心も感動。
・琴調「お民の度胸」(3・7)・・声の張りといい噺っぷりといい講談に聞き惚れる。
・英華「女道楽」(6・25)・・いつも華やかな英華さん。艶っぽいですな。



一年間、ありがとうございました。

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2013年・ごまめの本の少し・BEST25

2013-12-29 05:29:06 | 年間BEST・・・・
歌舞伎 家と血と藝 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社



今年のBEST・1は、「歌舞伎 家と血と藝(中川右介)で決まり。

歌舞伎の世襲と門閥、それを護る為のドロドロした人間ドラマ。
作者の力作だけに、読み応えたっぷり。

今年は、読書ログに嵌って111冊読破。
従来の落語と短歌以外の、ことばに関する本も多く。

その他、遅まきながら向田邦子、村上春樹、江國香織、原田宗典、、アーサー・ビナート、木皿泉などの
作者との出会いも今年。

買ってまだ読めてない本がほぼ30冊、何かやり残したような・・・・。
そんな中で、読みおもしろかった本を振り返ると、好きなジャンルのものが多く

今年の ごまめのBEST25

1、「歌舞伎 家と血と藝」中川右介(10・22)・・・力作、10年後もずっと読み続けられる素晴らしい本。
2、「シノダ課長の絵日記」篠田直樹(7・11)・・・男性の為の食の図鑑。
3、「異性」穂村弘×角田光代(1.3)・・・女は変化をおそれ、男は固定をおそれる。
4、「二度寝で番茶」木皿泉(10・28)・・・新しい作者との出会いの一冊。
5、「本業失格」松浦弥太郎(6・11)・・・松浦弥太郎のお勧めBEST1.
6、「大阪のことば学」尾上圭介(6・23)・・大阪の言葉、落語の世界へどっぷり。
7、「喧嘩猿」木内一裕(9・6)・・・はまりますな、講談本。
8、「短歌という爆弾」穂村弘(11・30)・・・歌人としての穂村弘さんの貴重な本。
9、「にせもの師たち」中島誠之助(11・24)・・・古美術商仲間では、騙す者より騙される者の方が悪い。
10、「不恰好経営」南場智子(12・2)・・・社長の仕事は意思決定、肝に銘じなければなりませんな。
11、「サラダ好きのライオン」村上春樹(10・31)・・・村上春樹、見直しの巻。
12、「ことわざの悪魔の事典」別所実(10・20)・・・落語のオチにつながる声に出しての言葉遊び。
13、「落語こてんコテン」柳家喬太郎(10・6)・・・プロからみた、プロの芸のすごさ。
14、「上方落語四天王の継承者たち」戸田学(8・25)・・・時代、時代の名人が、現代の名人へつながる。
15、「回転ドアは順番」穂村弘×東直子(8.29)・・・ふたりの想いはあやしく熱い。
16、「落語家、昭和の名人くらべ」京須偕充(9・2)・・・志ん生、圓生、文楽、三木助、小さん、志ん朝、一期一会
17、「絶叫委員会」穂村弘(8・29)・・・周りにある無数の詞。
18、「人の日本語」山下景子(9・14)・・・美しい日本語の「魂」が伝わる。
19、「日本語えとせとら」阿刀田高(9・28)・・・国文学者顔負けの阿刀田節。
20、「枝雀落語の舞台裏」小佐田定雄(9・8)・・・枝雀精選48席のお供に。
21、「この落語家を聴け」広瀬和生(6・27)・・・東京の噺家さんへの想いがつのる。
22、「昭和元禄落語心中」雲田はるこ(7.20)・・・独特のきだるさ感がたまりませんな。
23、「日本語の作法」外山滋比古(6・31)・・・日本語のもっている美しさ。
24、「この世は落語」中野翠(9・18)・・・江戸落語への興味がそそられますな。
25、「どうらく息子」尾瀬あきら(10・269・・・結構、発刊が待ち遠しい落語漫画。

この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

大晦日には「ごまめの2013年BEST落語」をブログ致します。


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今年、一年間、「ごまめの本の少し」ご愛読ありがとうございました。


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9割りのゴルファーが知らない上達の近道

2013-12-25 00:03:11 | 本の少し
9割のゴルファーが知らない上達の近道 (じっぴコンパクト新書)
クリエーター情報なし
実業之日本社

☆☆☆

東京への出張、それも祭日なので、新大阪で手にしたのはゴルフの本。

今年ゴルフ復活二年目として、スクールにも通っているのにスコアはいっこうに伸びず。
少し落胆、そして焦り気味。

素朴な悩みには、解決の近道が必ずある。

単に、技術的なことではなく、上達の心技体のコツ。

ほんと、悩める子羊には神の声に聴こえる、上手い囁き。


その中で、付せんをつけた箇所を書きだすと・・・・

○スタート前に「俺のボギーは95点」とスコアカードのどこかに必ず書く。
(アマチュアにとって、ボギーは価値あると本気で思え)

○アプローチのリズムは音で覚える。
(「ピ」「ピッ」」「シュッ」「スーッ」フィーリングに合う擬音を使う)

○ボールを置くマットの上に60cmカラーテープを貼る。
(ヘッドをテープの上を走らし、ヘッドアップせず、その様子を見届ける)

スコアカードから「7」「8」の撲滅。

基本を、スイング以外のところから攻める。

簡単で、すぐにでも試したくなることばかり・・・
でも、実践は来年に持ち越しですな。


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落語家の通信簿考えない人ブラック・ジョーク大全落語こてんコテン (単行本)ワタシは最高にツイている
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私語辞典美人の日本語100の基本日のあたる白い壁枝雀らくごの舞台裏 (ちくま新書 1030)

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フジ子・ヘミングの「魂の言葉」~フジ子・ヘミング

2013-12-18 23:58:27 | 本の少し
フジ子・ヘミングの「魂のことば」
クリエーター情報なし
清流出版

☆☆☆

ピアニスト、フジ子・ヘミングさんの本。
魂の叫びともいえる言葉を綴る。

音楽そのものに対してよりは、人生そのものに対して語られる。

それは、芸術とは精神の積み重ねで、人生体験を経てできるものだと。

十数年前のNHKのドキュメンタリーの番組で初めて知りましたが、
あの、自宅での猫と戯れ、音楽と戯れ、草木と戯れ、
部屋と戯れておられたのを思いだします。

沢山の「魂のことば」の中から、一番気に入ったのを書き写すと

人生に無駄なことなんか、ひとつもない。
生きるってことは、いろいろ経験すること。
その時は、自分とはまったく関係のないことのようでも、
その経験が大切に思える時がきっとくる。

谷あり、山あり・・・・人生いろいろ。

人生は諦めたら終わり、希望を捨てず、クヨクヨ渡らぬこと。

to be continued でおますな。




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そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります~川上未映子

2013-12-16 21:58:14 | 本の少し
そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

☆☆

文学界の注目の川上未映子さんの随筆集があると、早速購入して読む。

奇才だけあって、難解。

昔、文藝作品を読まなければと、
読みかけて理解できない表現に戸惑い最後には自信喪失した思いがよみがえる。

喜怒哀楽の激しい人、近所にいたらヘンな人といわれる人、
常に鋭い指摘で友人の心の心底をえぐる人、夢と現実のサカイが薄い人、
心の存在と肉体の存在を同時に常に感じることができる人・・・・・・・・。

純文学って何。

クラッシック音楽でいう、現代音楽みたい。
理解しなければと思いながら、心がいっこうに癒されない。

一番苦手な本。

でも、もう少し近寄ってみようと
作者の芥川賞受賞作「乳と卵・・・・・・」買ってしまいました。



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神様が愛したマジシャン~小石至誠

2013-12-13 18:07:54 | 本の少し
神様の愛したマジシャン
クリエーター情報なし
徳間書店

☆☆☆

現役のマジシャンであるナポレオンズの眼鏡を掛けていない背の低い方の方
パルト小石さんの本。

一人の少年がプロのマジシャンを目指す大学四年間を中心に描かれる。
マジックの歴史が語られ、マジックのトリックのネタばらしがちょことありいの
マジシャンの心構え、気を逸らすという点から詐欺師のエピソードとか、
先輩との恋愛も挟みながら盛り沢山の中で突き進む。

「マジシャンの自慢の技術も、すべては自己満足でしかない。
そこそこの技術さえマスターでくれば、なんとか観客に不思議を見せる事も可能だ。
ただ、それで立派なマジシャンになれるはずもない。やはりマジシャンの人間としての
内面が色濃く出てしまうものなのだろう」と、

これって、日頃多くの落語の噺家さんを見ていて思っていることと同じ。

舞台でみせる飄々とした姿の裏にひそめる、燃えあがる“マジシャン魂”
フィクションながら、現場の生が息づいているだけに、右手を出すと左手、
左手を出すと右手、真と虚の境目で上手く騙されるパルトさんのマジック小説でおます。


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へんなことわざ (角川文庫)女子会「憲法」サークルいじわるな天使燃える闘魂不格好経営
短歌という爆弾村上朝日堂はいかにして鍛えられたか大阪の神さん仏さんニセモノ師たちサックス吹きに語らせろ!
食い意地クンどうもいたしません言えないコトバサラダ好きのライオン二度寝で番茶


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へんなことわざ~のり・たまみ

2013-12-11 19:44:41 | 本の少し
へんなことわざ (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店

☆☆

「のり」さんと「たまみ」さんとの二人三脚のご夫婦ライターの本。

世界のへんなことわざを紹介。
筆者が見た数十万個の中から厳選の100個。

なんとなく意味が解るものから、想像のつかぬものまで・・・。

皆さんに考えて頂くように解説なしに少しだけ、書きだすと

・結婚はスイカ、そして閉じた箱 (マルタ)
・キャベツ 対 キャベツ (フランス)
・ドリアン 対 キュウリ (マレーシア)
・恋と妊娠、ラクダで外出 (シリア)
・三人よれば無責任 (中国)
・火に小便、もしくはイスラム教徒になるか (インド)
・三人の老人介護をすると、罰が当たる (奄美)

お国柄によって、意味が微妙に違うのがおもしろい。

私は、フランスの諺が性に合っているようで
・せっかく打っても熱い浣腸なら、薬剤師の鼻にはねかえる
・馬鹿に会いたいのでしょうか、ならば鏡を覗きなさい

など、解りやすく落語のオチを感じる。

アフリカや、ヨーロッパにアメリカ、インドに中国、韓国、東南アジアの国々など
それぞれの国の言葉の持つ背景がわかっておもしろいもんですな。




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女子会「憲法」サークル~近藤三津枝

2013-12-09 05:20:49 | 本の少し
女子会「憲法サークル」
クリエーター情報なし
PHP研究所

☆☆

会社関係で送られてきた本。
業界のお年賀会にもいつも来られる、近藤三津枝さん。

憲法を一緒に考えようと、若い女の子目線で紹介。

子供の教育には、お金がかかるでは、
「日本国憲法」第26条と「学校教育法」の第6条が参考に上げられている。

道州制では憲法改正が必要では、
「日本国憲法」の第93条と「地方自治法」第3条の3ヲ参考に。

まあ、「日本国憲法」など目にすることのない日常生活。
この本で、ちょっと身近に感じられるようになりましたかな・・・・。


でも、近藤三津枝さんのご挨拶、お話はキャスター出身だけに、
おじさん達に好評で大変お上手ですよ。



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観音禅寺落語会・打上げ会だけ。

2013-12-07 23:21:08 | 稲田観音落語会

今年もいつものごとく、昼間の落語会には行けず、打上げだけ参加。


いつものメンバーと本日のゲストの都師匠と旦那さんも参加して頂いての会。


美味しいお刺身とてっちり。


今日のゲストの都師匠と旦那様、そして鶴二さん。



持っておられるのが、ご贔屓さんから頂いた「鶴の友」という銘柄のお酒。
ラベルに鶴が二匹あしらわれております。
地元・新潟に愛される樋木酒造のお酒。

さっぱり感があって日本酒苦手の私でも頂けた美味しいお酒。



これもご贔屓さんから頂いた新潟県青木酒造のお酒。
「鶴齢」の名前は、江戸時代の作家で「北越雪譜」の作者である鈴木牧之の命名。


鶴二さんのお母様とご一緒に。


弾けている井上さんと辻さん。



記念撮影・・・・・・・。


玄関のショ―ウインドの中にいる、招き猫。


鶴二さんの実家、北巽の“みさを寿司”

来年は是非、昼間の落語会から参加したいもんですな・・・。




2013年12月7日









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第五回わもん寄席

2013-12-07 23:07:02 | 笑福亭鶴二


2012年の1月に始まった“わもん寄席”も今回で5回目。
今回登場の鶴二さんとわもん寄席の幟。



素敵な会場に82名の大入り満員。
今回のゲストは、ナオユキさんと喬介さん。


席亭の和門なかむらの若旦那。
昭和38年12月1日創業の、50周年を迎える老舗。


一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・「天狗刺し」

最初、「金明竹」を演ろうと思っていたところ、「祝いのし」とつくとのことで、
急遽、「天狗刺し」に変更。

でも、その「天狗刺し」最高・・・・。
特に、あれこれの商売を披露する根問いの様な導入部のところよろしいな。
ほんま無邪気で、「それをあんたに聞きに来た」の科白にはまりますな。

でも、一週間経っても印象に残っているのが、マクラ、秀逸でしたな。
東京でのラッシュアワーの満員電車のハナシと、
松喬師匠の病院でのハナシと、喬介さんのセンスが窺える。
(マクラは演者さんのオリジナルなので、敢て内容の紹介は避けますが
機会があれば、お楽しみに・・・・)

それと、会場の部屋がコンクリートの打ちっぱなしで、
喬介さんの声の大きさにハウリング、でもそんなのお構いなしで、
声量たっぷりで押し通すとこなんぞ、逆にほれぼれしましたで。

「壺算」など新ネタにどんどん挑戦中の喬介さん、
いましばらくは、目が離せませんな。


二、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・「スタンダップコメディ」

最初は、“雨が降ってきたら”“台風の最中”ではじまり、
“街中”OL”“酒”とネタはドンドンとつながる。

でも、いま迄聴いたことのあるのが、ほぼ2割。
芸というのは解っているという安心感でも充分笑えるが、
ナオユキさんの凄さは、笑うツボを客席全員で毎回探しているようで、いつも新鮮。

小さな声で囁くようなボヤキつっこみのネタ、
まだまだ街の中から見つけて来るんでしょうな。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「祝いのし」

「祝いのし」、三代目とはまた違った味で最高。

唄うようで、リズム感とメロディがとっても素敵、
元々は、五代目文枝さんの形とか。

実は、今日がネタおろしとか、それでいて完成度の高いこと、
更に磨きのかかった祝いのし」・・・・楽しみですな。

(来年の1月23日の第13回めざせ!四天王では「祝いのし」ネタ出ししておられます)



特別ゲスト・・・花柳旭叟

花柳流のお師匠さん。
このわもんで舞踊を教えておられ、
この会の世話人の辻さんのお嬢さんも、鶴二さんもお弟子さん。

畳二畳も無い狭い舞台の上で、踊りを披露。
粋で上品、そして色香の漂うこの上ない踊りでおました。


地元のファンの方も増え、わもん寄席も丸二年、五回目と定着してきましたで・・・。



第五回わもん寄席
2013年12月1日(日)午後5:00開演
和門なかむら(若江岩田)

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・「天狗刺し」
二、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・「スタンダップコメディ」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「祝いのし」
特別ゲスト・・・花柳旭叟(きょくそう)




打上げも32名の参加、賑やかで、楽しくて美味しいお酒いただきました。


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いじわるな天使~穂村弘

2013-12-06 23:18:33 | 本の少し
いじわるな天使 (アスペクト文庫)
クリエーター情報なし
アスペクト

☆☆

大好きな穂村弘さんの本なのに、敢て☆☆に致しました。

「おとなの童話」とありますが、この熟年の私でもわかりにくい童話ばかり。

案外、私は無邪気で青年ままなのか、はたまた大人になりえて無いのか。


20年前に刊行された「いじわるな天使から聞いた不思議な話」の文庫本ですが・・・・。
この本、著者が自費出版の歌集を除くと、初めての本とか。


よく落語で「今日のこの噺、珍しい噺で、される方も少なく、めったに演じられることはありません。
理由は一つ、おもしろくないからです。」と言うのがありますが、

この本も、なかなか文庫化されなかった理由は、失礼ながら
“もひとつ”だなぁという出版社の思惑からでしょうか。



前回の「短歌という爆弾」といい、文庫化を後回しにされた本の購入は要注意でおますな。


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燃える闘魂~稲盛和夫

2013-12-04 00:06:35 | 本の少し
燃える闘魂
クリエーター情報なし
毎日新聞社

☆☆☆

続いて珍しく仕事に関する本を紹介。

年末、そして年初に何かしら仕事のヒントになればと買った本。

稲盛和夫さんの本は、鈴木敏文さんのと共に私の仕事での愛読書でおますが。

あの「日航の奇跡の再建」の後は、日本再生をと熱っぽく説く。

そこには、いまこそ価値観の転換をはからなければ・・・・。
量的な価値から、質的な価値への転換。
高品質の製品とサービスを提供できる「高い付加価値」の創造が必要と。


そして、何が何でもやり遂げるという「闘魂」をもった経営者の存在が不可欠である。

また、利益を得るにしても人間としての正しい道を貫かねばならない。
それは他者を思いやる「利他の心」、人間としての「仁」と「義」、すなわち「徳」である,と。

まさに、美しく高遇な心を羅針盤にして、激しい闘争心をもて。


矛盾する様な命題だが、「京セラ」「KDDI」「日本航空」など
経営の実践者だけに、重みのある言葉ですな・・・・。



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不恰好経営~南場智子

2013-12-02 05:06:13 | 本の少し
不格好経営―チームDeNAの挑戦
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社

☆☆☆☆

あのDeNAの会社の創業者で女社長である南場智子さんの著。

おもしろい、一気に読んでしまった。
実を言うとDeNAって横浜ベイスターズの会社位しか知識がなくて、
実業は何の会社なのか一切知らなかった会社。

1999年創業、「モバオク」「もばげー」でのモバイル事業で一気に拡大。
2012年度には、売上2000億を超える優良企業に・・・。

でも、ここで語られているのは、企業の成功の秘訣ではなく。
仲間と一緒に、そのときそのときに如何に対応したか。
まさに、各プロジェクトごとにヒーローが生まれる。

その紹介される社員のユニークさ、南場は優秀なる人材の共通点を
「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」を上げている。
他人の助言には、オープンに耳を傾ける、しかし人におもねらずに、
自分の仕事に対するオーナーシップと思考の独立性を自然に持ちあわせている、と。


また、ご主人の病の事や、ダイエット競争など、仕事以外も披露しながらハナシは進む。

幼い頃からの厳しい父との確執、事業が危険水域を脱した頃、南場個人の口座はスッカラカン。
実家への送金が滞った時、父は電話で「お金のことでだらしないのはけしからん」と説教。

しかし、しばらくすると父から封筒が届く、中には結構な額の小切手があり、
一緒に入っていた短い手紙が入っていた。

陣中見舞として贈呈
私生活の貧乏は貴重な体験としてプラス思考で真摯に処されたし。
間違ってもお金のことで公私混同しない事。
生き甲斐は処した困難の大きさに比例する。

父より
良いですな。

私もこういう父親になりたいですな。




そして「社長の一番の仕事は意思決定」・・・・・肝に銘じて仕事をせねばでおますな・・・・。



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