ついに、今年も、あと一日で終わり。
今年も、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて40公演、200の噺。
では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。
東京の噺家さんが、多く入ってきたのは、
上方とは違う演出の変化球に惑わされているような、でも新鮮さはありますな。
2013年・ごまめの落語・・BEST35
1、新治 「井戸の茶碗」(1・17)・・・・江戸の粋と上方の洒落っ気を持ちあわせた絶品落語。
2、喬太郎「ハンバーグのできるまで」(5・22)・・凄い、最高、登場人物が活き活きの一大喜劇。
3、鶴二 「ハンカチ」(10・13)・・新境地、創作落語でも技ありの鶴二さん。
4、一之輔「初天神」(7・7)・・新鮮、今迄の聞いた中で最高の「初天神」。
5、千朝 「鹿政談」(10・12)・・千朝さんの落語、終った後の余韻が最高でおます。
6、正蔵 「幾代餅」(7・21)・・九代目正蔵、良かったですな、本家本元。
7、南光 「小言幸兵衛」(3・17)・・人が好き、話が好き、おなごが好き、南光さんの生き写し。
8、ざこば「文七元結」(3・17)・・関西の薄味に昇華させたざこばさんの「文七元結」。
9、南天 「替り目」(6・2)・・「おかあちゃん、大好き」ほのぼの夫婦に、ほっこり。
10、紅雀 「向う付け」(11・16)・・よろしいな、紅雀さんの「喜ぃさん」 最高。
11、遊喬 「へっつい幽霊」(7・13)・・脳天の熊五郎の博打好きが前面にでて秀逸。
12、文之助「替り目」(10・6)・・上品な文之助落語の開宴ですな。
13、梅團治「不動坊」(7・21)・・濃度高く、凝縮された梅團治落語。
14、三喬 「さぎ取り」(7・7)・・「在りし日のカーネギー・サンダースの一席」。
15、志らく「粗忽長屋」(2・24)・・志らくさんの狂気がチラチラする「粗忽長屋」。
16、三三 「悋気の独楽」(2・2)・・お目当ての三三さん、高座を歩く姿がかっこいい。
17、春若 「三十石」(7・11)・・櫓を漕ぎ方、文枝さんと談志さんの違いを・・・粋ですな。
18、銀瓶 「宿屋仇」(1・27)・・ビジュアル的演出を排除しての「宿屋仇」
19、文太 「鰻の幇間」(11・16)・・文太さん得意の江戸落語、移入シリーズ。
20、米団治「掛け取り」(2・2)・・旧暦の正月でということで「掛け取り」良かったでおます。
21、金時 「浜野矩随」(3・7)・・教育的指導が入ったような噺、江戸らしさいっぱい。
22、市馬 「笠碁」(7・7)・・市馬さんの美声が心地よく響く。
23、談四楼「柳田格之進」(3・25)・・さらりとした大人味の「柳田格之進」
24、伯枝 「遊山船」(6・15)・・六代目の「遊山船」さすが笑福亭の骨太です。
25、春之輔「子は鎹」(4・13)・・言葉少なし、情多し、よろしいな春之輔師匠の「子は鎹」。
26、呂好 「近日息子」(4・20)・・遠征地の武生の街での一席、やはり十八番は強いですな。
27、歌之介「龍馬伝」(5・25)・・何度聞いてもおもしろい、もはや歌之助さんの古典。
28、あやめ「義理ギリコミュニケーション」(6・15)・・マクラが徹子の部屋の鉄板二枚。
29、雀太 「代書」(6・2)・・笑福亭の骨太と枝雀師匠の奇天烈さがMIX。
30、喬介 「天狗刺し」(12・1)・・商売根問いのところ最高。大ネタでも喬介パワー全開。
31、瓶太 「首提灯」(10・13)・・節度ある酔い方の瓶太さんの「首提灯」
32、雀三郎「帰り俥」(10・6)・・あぁ、これが小佐田定雄さんの「帰り俥」。
33、雀々 「がまの油」(7・15)・・猿回しのマクラから大道芸人の「がまの油」へ。
34、春蝶 「山内一豊と千代」(7・15)・・十八番があるのは、春蝶さん、強みですな。
35、たま 「漫談家の幽霊」(9・29)・・地元の岸和田ネタのマクラで、炸裂。
お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。
色物
・のだゆき「音楽パフォーマンス」(5・27)(3・7)・・のだゆきさん目当てに小屋を選んでいます。
・ナオユキ「スタンダップコメディ」(5・10)(12・1)・・いつも新ネタで、得心も感心も感動。
・琴調「お民の度胸」(3・7)・・声の張りといい噺っぷりといい講談に聞き惚れる。
・英華「女道楽」(6・25)・・いつも華やかな英華さん。艶っぽいですな。
一年間、ありがとうございました。
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今年も、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて40公演、200の噺。
では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。
東京の噺家さんが、多く入ってきたのは、
上方とは違う演出の変化球に惑わされているような、でも新鮮さはありますな。
2013年・ごまめの落語・・BEST35
1、新治 「井戸の茶碗」(1・17)・・・・江戸の粋と上方の洒落っ気を持ちあわせた絶品落語。
2、喬太郎「ハンバーグのできるまで」(5・22)・・凄い、最高、登場人物が活き活きの一大喜劇。
3、鶴二 「ハンカチ」(10・13)・・新境地、創作落語でも技ありの鶴二さん。
4、一之輔「初天神」(7・7)・・新鮮、今迄の聞いた中で最高の「初天神」。
5、千朝 「鹿政談」(10・12)・・千朝さんの落語、終った後の余韻が最高でおます。
6、正蔵 「幾代餅」(7・21)・・九代目正蔵、良かったですな、本家本元。
7、南光 「小言幸兵衛」(3・17)・・人が好き、話が好き、おなごが好き、南光さんの生き写し。
8、ざこば「文七元結」(3・17)・・関西の薄味に昇華させたざこばさんの「文七元結」。
9、南天 「替り目」(6・2)・・「おかあちゃん、大好き」ほのぼの夫婦に、ほっこり。
10、紅雀 「向う付け」(11・16)・・よろしいな、紅雀さんの「喜ぃさん」 最高。
11、遊喬 「へっつい幽霊」(7・13)・・脳天の熊五郎の博打好きが前面にでて秀逸。
12、文之助「替り目」(10・6)・・上品な文之助落語の開宴ですな。
13、梅團治「不動坊」(7・21)・・濃度高く、凝縮された梅團治落語。
14、三喬 「さぎ取り」(7・7)・・「在りし日のカーネギー・サンダースの一席」。
15、志らく「粗忽長屋」(2・24)・・志らくさんの狂気がチラチラする「粗忽長屋」。
16、三三 「悋気の独楽」(2・2)・・お目当ての三三さん、高座を歩く姿がかっこいい。
17、春若 「三十石」(7・11)・・櫓を漕ぎ方、文枝さんと談志さんの違いを・・・粋ですな。
18、銀瓶 「宿屋仇」(1・27)・・ビジュアル的演出を排除しての「宿屋仇」
19、文太 「鰻の幇間」(11・16)・・文太さん得意の江戸落語、移入シリーズ。
20、米団治「掛け取り」(2・2)・・旧暦の正月でということで「掛け取り」良かったでおます。
21、金時 「浜野矩随」(3・7)・・教育的指導が入ったような噺、江戸らしさいっぱい。
22、市馬 「笠碁」(7・7)・・市馬さんの美声が心地よく響く。
23、談四楼「柳田格之進」(3・25)・・さらりとした大人味の「柳田格之進」
24、伯枝 「遊山船」(6・15)・・六代目の「遊山船」さすが笑福亭の骨太です。
25、春之輔「子は鎹」(4・13)・・言葉少なし、情多し、よろしいな春之輔師匠の「子は鎹」。
26、呂好 「近日息子」(4・20)・・遠征地の武生の街での一席、やはり十八番は強いですな。
27、歌之介「龍馬伝」(5・25)・・何度聞いてもおもしろい、もはや歌之助さんの古典。
28、あやめ「義理ギリコミュニケーション」(6・15)・・マクラが徹子の部屋の鉄板二枚。
29、雀太 「代書」(6・2)・・笑福亭の骨太と枝雀師匠の奇天烈さがMIX。
30、喬介 「天狗刺し」(12・1)・・商売根問いのところ最高。大ネタでも喬介パワー全開。
31、瓶太 「首提灯」(10・13)・・節度ある酔い方の瓶太さんの「首提灯」
32、雀三郎「帰り俥」(10・6)・・あぁ、これが小佐田定雄さんの「帰り俥」。
33、雀々 「がまの油」(7・15)・・猿回しのマクラから大道芸人の「がまの油」へ。
34、春蝶 「山内一豊と千代」(7・15)・・十八番があるのは、春蝶さん、強みですな。
35、たま 「漫談家の幽霊」(9・29)・・地元の岸和田ネタのマクラで、炸裂。
お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。
色物
・のだゆき「音楽パフォーマンス」(5・27)(3・7)・・のだゆきさん目当てに小屋を選んでいます。
・ナオユキ「スタンダップコメディ」(5・10)(12・1)・・いつも新ネタで、得心も感心も感動。
・琴調「お民の度胸」(3・7)・・声の張りといい噺っぷりといい講談に聞き惚れる。
・英華「女道楽」(6・25)・・いつも華やかな英華さん。艶っぽいですな。
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