一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「寿限無」
会社が終わって駆けつけると、いつも既に開演中、
入口のカーテンの前で待たされて、中には入れてくれない。
カーテン越しに聞こえる、呂好さん、ラジオから聞こえてくるようで
お客様の笑い声もすごく新鮮。
あと、何年すれば二番手の登場になるのか、呂好さん。
ゆっくり、見たいもんですな。
二、笑福亭喬介・・・・・・・・・「祝いの壺」
「祝いの壺」といえば、吉坊さん。
そこはやはり、喬介さん落語、明るく楽しく漫画チックな爆笑編に。
繁昌亭大賞奨励賞受賞おめでとうございます。
笑いの壺のおさえ方は、天才的というか、計算された努力型か。
いづれにしても、どの噺も喬介ワールドに引きこむ。
暫くは目を離せませんで、喬介さんどの噺も、おもしろおますで。
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「包丁間男」
これまた、今年の独演会用にネタおろししたばかりの「包丁間男」。
でも、凄いですな、もう鶴二さんの十八番といってもいいような出来。
間の小唄も上手いもんですな・・・・。
そして、女房してとの急展開、羨ましい限りですおますな。
でも、その後、辰の兄貴とはどうなったのか気になるところですな。
四、桂壱之輔・・・・・・・・・・・「竹の水仙」
「壺算」か「へっつい盗人」でもしようと思っていたそうですが、
一荷入りの、二荷入りの、壺と、喬介さんの噺とついたので、
急遽、変更「竹の水仙」へ、やはり、中堅、出番が後ろになればなるほど、
ネタの多さ、それも出来の完成度も問われますな。
壱之輔さんの「竹の水仙」、さらりとした上品な仕上がり。
よろしおましたで・・・・。
五、桂小春団治・・・・・・・・・「猿後家」
小春団治さんと言えば、創作というイメージなんですが。
このまえ聴いた「鴻池の犬」、といい、古典も味があって素敵。
特に今日の「猿後家」、御家さんの表情が最高。
落語は話芸ですが、やはり見た目のおもしろさも大事。
亡き師匠の十八番もどんどん高座に掛けて欲しいですな。
「角座月夜はなしの会~大爆笑ラジ関寄席」
2017年11月27日(月)午後6時30分開演
道頓堀・角座
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「寿限無」
二、笑福亭喬介・・・・・・・・・「祝いの壺(家見舞)」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「包丁間男」
仲入り
四、桂壱之輔・・・・・・・・・・・「竹の水仙」
五、桂小春団治・・・・・・・・・「猿後家」