ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

これはこれはニュースではない~速水建朗

2024-11-21 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

これはこれは、私の住んでいる世界とはちと違う。音楽、映画、ユーチューブ、なんとなく興味あるモノは同じなんですが、生まれた歳が20歳違うと見るものも、感じるものも、まるで違う。繁華街の駅表と駅裏ぐらいの違い。
同じ駅を利用しているのに、遊んでいる場所は違う。

そうなんですな、ヤング、アダルト、シニア、それぞれ生息場所は棲み分けてるんですな。


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図書館は生きている~パク・キスク

2024-11-20 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆

アメリカの公共図書館に勤めた韓国人の司書さんのエッセイ。

図書館の役割と社会的な責任とは何か。司書と利用者の日常はどのようなものか。利用者がどんなふうに図書館に息吹をもたらすのか。図書館の空間はどう進化していくのか・・・。
岸和田の図書館で「図書館友の会」「図書館を考える会」で活動していますが、まさに課題です。

著者が言うように私も、にぎやかな図書館がいい、地域のみんなが楽しく利用してコミュニケーションができる、そして日常と活気を取り戻せるようなそんな図書館に憧れる。

あなたの旅行計画に加えるべき図書館と世界中のが紹介されてますが、訪れるのは到底無理なので、あとがきにある日本の図書館だけ機会があればと明記しときます。

・たつの市立揖保川図書館(兵庫県)・東近江市立永源寺図書館(滋賀県)・水俣市立図書館(熊本県)◎石川県立図書館(石川県)は特にお勧めと。




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対談集・ららら星のかなた~谷川俊太郎・伊藤比呂美

2024-11-19 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆

タメ口のように喋る90代と60代のふたりの詩人。戯言のように語りながら、内容は物事の真髄をついている。

ひとり暮しの愉悦。詩をつくるには五感でとらえ、体内音楽に従う。詩にメッセージは必要か。生きるも死ぬも・・・。老いは進化する。

今一番したいことは何ですか?
私は立ち上がって歩きたい!
        谷川俊太郎



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ぷらっぷらある記~銀色夏生

2024-11-16 08:08:08 | 本の少し
☆☆☆☆

こんな、ぷらっぷらとした、山歩き、街歩き、は良いもんですな。名所、史跡を沢山めぐるのではなく、一つか二つ、その間のぷらっぷらが、なんとも気ままで楽しいことか。まるで子供時代の縁日での食べ歩きみたいなもん。

疲れたら、途中で休む、それ以上疲れたら、その日のぷらっぷらはそこで終了。その、なんとも自由気ままさが、最高におしゃれ。

こんな、街歩き、まずは商店街巡りから始めたいですな・・・。


 
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ごまめ自家製焼きうどん・1280~2024.11.15

2024-11-15 15:15:15 | 本の少し
ごまめ自家製焼きうどん・1280~2024.11.15

“ソース焼きうどん”

美味しくできました。蒲鉾が残っていたのでそれを大きめに切って入れると、食感が良くて最高に旨い。これからは、買ってでも敢えて入れたいぐらい。
そして、いつからか焼きうどんのレシピに加わった、ソースの前に麺つゆでうどんをほぐしながら、軽く炒める。この下味があとでジワリと効いてくる。

ごまめの“ソース焼きうどん”は絶品、美味しおますで・・・。
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孤独ぎらいのひとり好き~田村セツコ

2024-11-14 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆

年取れば、チマチマしたことを気にすることなく、気ままに「孤独」を楽しみなさいと・・。孤独であっても大丈夫なように自分をしつけなさいと・・。

孤独のいいところは、静かに落ち着く、ってとこです。
私は孤独は嫌いだけど好き、と。

ひとり元気のでるお気に入りの言葉と、
・しあわせ感は揮発性だ ・「スマイル」 ・もう一人の自分になる ・贅沢貧乏でいきましょう ・今日は明日の前の日 ・捨てないで ・日常の些事に命あれ ・集中するときにリラックス ・天使のように大胆に 悪魔のように細心に ・やっぱり発想力だ ・ウェルカム トラブル ・第三の目で自分を見る ・不幸になるのは易しいが、幸福になるのは難しい ・考え込むな 手を動かせ ・にもかかわらず ・人生は予期してなかったプレゼント ・大事なことは目に見えないんだよ ・体という財産をもっている ・人と一緒にいるときが、最も孤独な時だ。



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アジフライの正しい食べ方~浅田次郎

2024-11-12 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

浅田次郎さんのこのシリーズ、これほどつまらなったんでしょうか。本来JALの機内誌に載ったエッセイなんだが、この2020年から2023年にかけてはコロナ禍で外出もままならなくてお家の中からの過去を振り返っての執筆が主。どこか新鮮味に欠けて、ワクワク感が薄し。

本の題目になっている「アジフライの正しい食べ方」では、フライに掛けるのは、醤油、ソース、タルタルソースで悩む。私はウスターソース、トンカツで言えばとんかつソースにからし、そしてキャベツもドレッシングではなくとんかつソースを少し落とします、そのキャベツも千切りより角切りの方が好きです。
まあ、食べ方には、人それぞれのこだわりありますな・・・・。


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老いの上機嫌~樋口恵子

2024-11-11 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

91歳の樋口恵子さんのエッセイ。人生100年時代をまさに実践中の樋口さん。でもその人生はまさに女子に差別的時代を乗り越えての作家人生。戦前、戦中、戦後と、この前NHKの朝ドラであった日本最初の弁護士、判事、裁判所長の三淵嘉子さんと同じ、自らその世界の開拓者として切り開いてきた。

最後にまとめのような、「老いても上機嫌・7つのヒント」を書いときます。
1・上機嫌に生きる
2・人づきあいはさっぱりと
3・「今日がいちばん若い」の精神で
4・モノは無理に捨てない
5・他人の長所をほめる
6・「老い」をユーモアで笑いとばす
7・誰かの「微助っ人(ビスケット)」になろう



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一箱古本市~2024.11.10

2024-11-10 16:16:16 | 本の少し

一箱古本市~2024.11.10

本日は想いを込めて一箱に詰めた古本を販売するフリーマーケット市
本・人・まち・がつながる「一箱古本市」に参加。

今回で三年連続。しかし今年はお客様の流れも悪く、売上も昨年よりも1000円ダウン。でも多くの人とお話し出来て、楽しい時間過ごせました。


一箱古本市
~岸和田ブックフェスタ2024~
2024年11月10日11時~15時
鶴見橋筋商店街

②、「ごまめ堂」店主、ごまめ。

③、お年寄りが増えて、字の大きな絵本が人気。

④、持って行った3分の2は売れました。

⑤、tetoteyaさんのお二人。

⑥、tetoteyaさんには「リンゴ箱文庫」として常備「ごまめ堂」の本も置いています。
⑦、図書館スタッフさん。

⑧、11のブースが参加


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超訳百人一首 うた恋・3~杉田圭

2024-11-09 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆

簡単そうですぐに読めると思っていたのですが、寝る前に読むんですがなんと一週間もかかってしまいました。「光る君へ」で馴染みがあると思っていたのですが、出てくる歌人が皆同じような名前で、なかなか頭にスッキリ入ってこない。若い時ロシア文学を諦めたときとよくにています。

でも、通い婚の制度、この宮中の中、自由奔放だったんですな、羨ましいようなモテる側になれば良いが、モテない側になったら悲劇ですな。





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お砂糖ひとさじで~松田青子

2024-11-08 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆

人それぞれ、こだわり派なのですが、この作者のこだわりの対象はちと私とは違うみたい。カフェインフリー、ジャンクフード、セルフ缶詰、シルバニア、電動自転車、クリアサングラス、まあこだわりなんですが、女性と男性の違いなんでしょうか・・・サンリオショップのファンシーグッズなど子供時に欲しかったモノがそのまま、憧れのモノに。

おとなのこだわり,大人なのおしゃれ、とはちと次元が違うようで、各エッセイもどこかすれ違いのようでおました・・・残念。





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粗食派の饗宴~大河内昭爾

2024-11-01 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆

文学と食の繋がり、作家の食へのこだわり、でも作家は食以上に酒へのこだわりがあるようだが・・・。でも、東京とか九州のいろんな有名店が出てくるので関西も出てくるのではと期待したが一切なし。食は実際食べてみなければ、味わってみなければ、何の意味も果たさない、そういうことではこの本、興味の外に掘り出されてしまった・・・残念。







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歌集・輪をつくる~竹中優子

2024-10-31 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

一見、私の短歌とお友達と思いながら、大いに違う。
何といっても、ご自分の思いというものは一切詠われない。
ただ目の前の状況を淡々と詠われているだけ、そこには一般的な感情はなく、冷きっているが、逆に祖母や父や母そして妹も家族は多く登場するが、どこか冷めた関係に映る。

覚めている、冷めている、醒めている。大きな目を見開きながら、竹中優子さんはさめている。

例のごとく、気になった短歌は

商談のごとく時折しずまって銀杏並木は葉っぱを落とす
「三十歳(さんじゅう)に見えないです」は誉め言葉、だそうで 髪をひとつに結ぶ
評判のパン屋の話と美緒ちゃんの悪口の間にすっと息を吐く
海の日の工事現場にKOMATSU製ショベルカー一機折り曲がり立つ
強く鳴いてながくしずもる初蝉の雨の少なき梅雨が終わりぬ
紫陽花のにおいかすかに膨らんでひとりで食事するための皿
怒られることは許されること海老天のうどんひたひた輝くばかり
図書館の向かいに駅員食堂ありうどん二百円食べずに過ぎる
人類を森口博子を知る者と知らない者に分けて秋雨
窓があり鍵穴がある生活のイギリスパンは焼き上がりたり







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プレゼントでできている~矢部太郎

2024-10-30 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆

プレゼントって、送るのも、貰うのも嬉しいものだが、案外食べものとかの消えない物以外はかえってどちらも重荷になる。インテリアっぽいもので自分の好みに合わないものは特にそうだ。そういえば、結婚式の引き出物でつかなくて押し入れの奥に溜まっている食器類など。でもこの十年ギフトブックに変わりましたな・・・。

でも、もらって大事に使っているモノもあります、お気に入りがわかってくれてるなんて、それだけでありがたいことです。


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TETOTEYA・りんご箱文庫・読書会~2024.10.29

2024-10-29 22:15:24 | 本の少し
TETOTEYA・りんご箱文庫・読書会~2024.10.29

TETOTEYA・りんご箱文庫
~店主に会える読書会~
2024年10月29日(火)14:00~15:30

今日は、りんご箱文庫の読書会。
飛び入りさんも来られてにぎやかに、本についての思いを自由に。
本を通して皆さんの人となりが見えてくるのが楽しおます。

色んな、自主出版などの本や興味ある絵本なども多く紹介していただき、
手にできるモノは読んでみようと・・・・。

次回は、12月10日(火)14:00~15:30・
TETOTEYAさんにて開催です。



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