今日は、私をこの楽しい落語の世界仁引き込んでくれた、
五郎師匠に会いに、あみだ池寄席へ。
チョット、タイムマシーン仁乗って出掛ける心境です。
まずは・・・・・・・・・如何なものか・・・・・。
あの有名な和光寺。芸名あみだ池に初めて参加。
二階の和室で、ゆったりと座布団が並べており、約80名の大入り。
一、露の団姫・・・・・・・・・・・「平林」
トップバッターは、団姫。あまり「まるこ」と呼び捨てにしないでと。
そう言われても、やはり。「まるこはまるこ」ですな。
でも、デビュー当時より、ふっくら感がとれて愛嬌ある美人顔に。
彦八まつりの御案内。
「平林」へ、いつものごとく、ハキハキと小気味良い。
旦那の雰囲気、上手。逆に定吉の可愛さが薄まっている。
話しが単純だけに、後半盛り上がりなければならないのが、
ペースダウン・・・・。
でも、露の一門のホープ、そしてアイドルですな。
二、露の吉次・・・・・・・・・・・「持参金」
初めての出会い。・・・ハスキーな声。
子供も居てるので、実体験の怪談噺をと言いながら、
クロネコヤマトの宅急便の、何年も前から、聞覚えのある話。
マクラは、吉兆の使い回しではなく、常に新鮮なのを提供して欲しいですな。
話は、「持参金」。噺自体が面白いだけに、もっと笑いがとれるのにと、
不完全燃焼気味、声も小さく、なぜか、人情噺を聴いてるようで・。
次に、期待しまっせ。
三、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・「天王寺参詣り」
繁昌亭ライブでは、良く聴いていましたが、
今日のお目当ての一人。坊枝さん。
生・・・・よろしいな。・・・・小文枝一門、なかなか逸材ぞろいです。
声が大きく、それでいて、急ぐでもなく、遅れるでもなく、
きっちりと、聴きやすく、解り易く、噺をすすめてくれる。
まるで、テレビの天王寺さん特集・・・・・境内の雰囲気にわくわく。
聞くところによると、この「天王寺詣り」坊枝さんにとって
師匠との思い出のネタとか。
ひと月、早いお彼岸さん。
一緒に、故小文枝師匠の、引導鐘、つかしてもらいましたでぇ。
四、露のききょう・・・・・・・「時うどん」
時うどん・・・ほんの何分の何秒という微妙なる間であるが、
次の台詞を思いだす間が・・・サビシイ。
人物になりきっての、活きたセリフがでてこない。
大きな動き、しぐさが有る訳でも無く、
何で笑いをと、期待が大きいだけに、
笑いのサービスを要求してしまう。
五、露の五郎兵衛・・・・・・・「怪談、雨夜の傘」
小春団冶時代に通った実験寄席以来の、40年ぶりの出会い。
兵庫医大からのお誘いで、なかなか高座にあがれず、
イライラしていましたが、今日こうして多くの人の前へ・・。
絞り出すような声に、思わず、聞き耳をたてる。
怪談噺。・・・芝居噺なのか、筋立ての説明で話はすすむ。
眠くは無いが、なぜか、目をつぶって聴いてしまう。
深夜の眠れぬ夜のごとく、目は閉じているが、
意識だけは、冴えわたっている状態。
噺は、悪徳医者が、何人も、最後は妹まで手にかけるという・・。
惨たらしさ。・・・幽霊になってでてくるという前に。
「噺は長く続きますので、本日はこれにてお預かりさせて
いただきます」と、講談の様な、終わり方。
この続きは、次回、あるのか・・・。
おん年、77才。
プロとして、現役の高座、お見事。
普通の仕事では、とっくに、ご隠居さん。
芸術家であるからできる、わざ。
あのピアニスト、ホロヴィッツでさえ、
晩年ミスタッチが目立ったが、
演奏そのものが、パーフェクト。
私を落語の笑いの世界に導いてくださった
ちょっとさびしく、ちょっとほろ苦い・・・。、
五郎兵衛師匠に感謝の一日でした。
第十回・あみだ池寄席
2008年8月31日(日)午後2:00~
阿弥陀池・和光寺
一、露の団姫・・・・・・・・・・・「平林」
二、露の吉次・・・・・・・・・・・「持参金」
三、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・「天王寺参詣り」
中入
四、露のききょう・・・・・・・「時うどん」
五、露の五郎兵衛・・・・・・・「怪談、雨夜の傘」
五郎師匠に会いに、あみだ池寄席へ。
チョット、タイムマシーン仁乗って出掛ける心境です。
まずは・・・・・・・・・如何なものか・・・・・。
あの有名な和光寺。芸名あみだ池に初めて参加。
二階の和室で、ゆったりと座布団が並べており、約80名の大入り。
一、露の団姫・・・・・・・・・・・「平林」
トップバッターは、団姫。あまり「まるこ」と呼び捨てにしないでと。
そう言われても、やはり。「まるこはまるこ」ですな。
でも、デビュー当時より、ふっくら感がとれて愛嬌ある美人顔に。
彦八まつりの御案内。
「平林」へ、いつものごとく、ハキハキと小気味良い。
旦那の雰囲気、上手。逆に定吉の可愛さが薄まっている。
話しが単純だけに、後半盛り上がりなければならないのが、
ペースダウン・・・・。
でも、露の一門のホープ、そしてアイドルですな。
二、露の吉次・・・・・・・・・・・「持参金」
初めての出会い。・・・ハスキーな声。
子供も居てるので、実体験の怪談噺をと言いながら、
クロネコヤマトの宅急便の、何年も前から、聞覚えのある話。
マクラは、吉兆の使い回しではなく、常に新鮮なのを提供して欲しいですな。
話は、「持参金」。噺自体が面白いだけに、もっと笑いがとれるのにと、
不完全燃焼気味、声も小さく、なぜか、人情噺を聴いてるようで・。
次に、期待しまっせ。
三、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・「天王寺参詣り」
繁昌亭ライブでは、良く聴いていましたが、
今日のお目当ての一人。坊枝さん。
生・・・・よろしいな。・・・・小文枝一門、なかなか逸材ぞろいです。
声が大きく、それでいて、急ぐでもなく、遅れるでもなく、
きっちりと、聴きやすく、解り易く、噺をすすめてくれる。
まるで、テレビの天王寺さん特集・・・・・境内の雰囲気にわくわく。
聞くところによると、この「天王寺詣り」坊枝さんにとって
師匠との思い出のネタとか。
ひと月、早いお彼岸さん。
一緒に、故小文枝師匠の、引導鐘、つかしてもらいましたでぇ。
四、露のききょう・・・・・・・「時うどん」
時うどん・・・ほんの何分の何秒という微妙なる間であるが、
次の台詞を思いだす間が・・・サビシイ。
人物になりきっての、活きたセリフがでてこない。
大きな動き、しぐさが有る訳でも無く、
何で笑いをと、期待が大きいだけに、
笑いのサービスを要求してしまう。
五、露の五郎兵衛・・・・・・・「怪談、雨夜の傘」
小春団冶時代に通った実験寄席以来の、40年ぶりの出会い。
兵庫医大からのお誘いで、なかなか高座にあがれず、
イライラしていましたが、今日こうして多くの人の前へ・・。
絞り出すような声に、思わず、聞き耳をたてる。
怪談噺。・・・芝居噺なのか、筋立ての説明で話はすすむ。
眠くは無いが、なぜか、目をつぶって聴いてしまう。
深夜の眠れぬ夜のごとく、目は閉じているが、
意識だけは、冴えわたっている状態。
噺は、悪徳医者が、何人も、最後は妹まで手にかけるという・・。
惨たらしさ。・・・幽霊になってでてくるという前に。
「噺は長く続きますので、本日はこれにてお預かりさせて
いただきます」と、講談の様な、終わり方。
この続きは、次回、あるのか・・・。
おん年、77才。
プロとして、現役の高座、お見事。
普通の仕事では、とっくに、ご隠居さん。
芸術家であるからできる、わざ。
あのピアニスト、ホロヴィッツでさえ、
晩年ミスタッチが目立ったが、
演奏そのものが、パーフェクト。
私を落語の笑いの世界に導いてくださった
ちょっとさびしく、ちょっとほろ苦い・・・。、
五郎兵衛師匠に感謝の一日でした。
第十回・あみだ池寄席
2008年8月31日(日)午後2:00~
阿弥陀池・和光寺
一、露の団姫・・・・・・・・・・・「平林」
二、露の吉次・・・・・・・・・・・「持参金」
三、桂坊枝・・・・・・・・・・・・・「天王寺参詣り」
中入
四、露のききょう・・・・・・・「時うどん」
五、露の五郎兵衛・・・・・・・「怪談、雨夜の傘」