今日は、鶴二さんの会で、初めて徳庵の稲田観音禅寺ヘ。
仲の良いMさんご夫婦と一緒に。
360年の歴史ある本堂に、100名弱のお客さま。
お寺での落語会、雰囲気から重みがある。
一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「道具屋」
最初は、会の主任、鶴二さんの登場。
今回で6回目だが、途中から、お寺さんが太鼓を購入。
後ろの方が、聞え難いとスピーカーと
高座あたりが暗いと、照明をつけて、70万の出費。
その度ごとに、お住職のお母様が
「鶴二さん、ホンマに会、続きますのんか・。大丈夫ですか・・。」
と聞かれますが・・・・・・・いやなんとも・・・・。
お客さまが、たよりで、引き続いてのご贔屓よろしくと。
マクラは、偽装問題、だましから、「道具屋」へと。
でも、噺のなかの、偽装は、かわいさいっぱい。
火事場のノコギリ、足の折れたスタンド、木刀、
首の抜けるお雛さんなど、ろくな物は無いが。
縁日での、売り物は、似たり寄ったり。
鶴二さんらしく、さっぱりと表現。
さわやかな、道具屋でした。
二、桂枝曾丸・・・・・・・・・・・・「和歌山弁落語」
和歌山弁落語も、2回目。実に楽しい。
あの、おばちゃんカツラを被った、枝曾丸さん。
あとで、素顔を見たが、別人。
あの姿、おばちゃんのキャラ、そのものがイキイキ。
ある方が、おしゃっていたが、「和歌山弁落語」をされて、
一回りも二回りも大きくなられたとか・・・。
そういう意味では、他の作者に頼む新作より、
ご自分で創り、話を練り、完成、熟成させる過程が大事。
古典の噺も、ご自分のネタにするのも同じ作業か・・・。
枝曾丸さんの話術をもって、古典落語を、ぼとぼち聴いてみたい。
三、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「四人ぐせ」
京都TVで、レギュラー出演中とか。
街中での、OLとか、電車の中での、やーさんの話とか。
日常での何気ない風景も、笑いのネタに。
感受性の豊かさ。
何も無い、見過ごすような事でも、ネタにできるのは
鶴瓶師匠ゆずりか・・。すごい才能ですなぁ。
演目は、「四人ぐせ」。
若さがあって、ビジュアルで、しぐさひとつひとつに笑い。
若さってよろしいな。
落語というのは、年輪、年の重みが大事ですが、
年にあった、落語への接し方があるのだと、教えて頂いた。
若さあふれる、素敵な、四人ぐせ、でした。
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「稽古屋」
鶴二さんの、二席目。オハコの「稽古屋」
最初、色事根問いで、
「一見栄、二男、三金、四芸、五色、六おぼこ
七台詞、八力、九肝、十評判」で
四芸で、「宇治の名物ほたる踊り」を
この芸は、伝統、継承できるのは、
今や、おやじと私の、二人だけ。
おもしろいですなぁ。
いつものように、お師匠さんの艶っぽさ、芸のうまさは絶品。
「清元」のお手本をいつものごとく、えぇお声。
三味線の早川久子さんとの意気もピッタリ。
一緒に行った、友達も、感心、感激。
日頃の、鶴二さんの踊り、謡いのお稽古が
芸の真髄をささえる。
何度聴いても「鶴二さんの稽古屋」は最高。
次回は、12月とか。・・・待ち遠しくなる
たっぷり、二席聴くことのできる観音寄席でした。
第6回・稲田観音落語会
2008年6月28日(土)午後2;00開演
稲田観音禅寺
一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「道具屋」
二、桂枝曾丸・・・・・・・・・・・・「和歌山弁落語」
仲入り
三、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「四人ぐせ」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「稽古屋」
仲の良いMさんご夫婦と一緒に。
360年の歴史ある本堂に、100名弱のお客さま。
お寺での落語会、雰囲気から重みがある。
一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「道具屋」
最初は、会の主任、鶴二さんの登場。
今回で6回目だが、途中から、お寺さんが太鼓を購入。
後ろの方が、聞え難いとスピーカーと
高座あたりが暗いと、照明をつけて、70万の出費。
その度ごとに、お住職のお母様が
「鶴二さん、ホンマに会、続きますのんか・。大丈夫ですか・・。」
と聞かれますが・・・・・・・いやなんとも・・・・。
お客さまが、たよりで、引き続いてのご贔屓よろしくと。
マクラは、偽装問題、だましから、「道具屋」へと。
でも、噺のなかの、偽装は、かわいさいっぱい。
火事場のノコギリ、足の折れたスタンド、木刀、
首の抜けるお雛さんなど、ろくな物は無いが。
縁日での、売り物は、似たり寄ったり。
鶴二さんらしく、さっぱりと表現。
さわやかな、道具屋でした。
二、桂枝曾丸・・・・・・・・・・・・「和歌山弁落語」
和歌山弁落語も、2回目。実に楽しい。
あの、おばちゃんカツラを被った、枝曾丸さん。
あとで、素顔を見たが、別人。
あの姿、おばちゃんのキャラ、そのものがイキイキ。
ある方が、おしゃっていたが、「和歌山弁落語」をされて、
一回りも二回りも大きくなられたとか・・・。
そういう意味では、他の作者に頼む新作より、
ご自分で創り、話を練り、完成、熟成させる過程が大事。
古典の噺も、ご自分のネタにするのも同じ作業か・・・。
枝曾丸さんの話術をもって、古典落語を、ぼとぼち聴いてみたい。
三、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「四人ぐせ」
京都TVで、レギュラー出演中とか。
街中での、OLとか、電車の中での、やーさんの話とか。
日常での何気ない風景も、笑いのネタに。
感受性の豊かさ。
何も無い、見過ごすような事でも、ネタにできるのは
鶴瓶師匠ゆずりか・・。すごい才能ですなぁ。
演目は、「四人ぐせ」。
若さがあって、ビジュアルで、しぐさひとつひとつに笑い。
若さってよろしいな。
落語というのは、年輪、年の重みが大事ですが、
年にあった、落語への接し方があるのだと、教えて頂いた。
若さあふれる、素敵な、四人ぐせ、でした。
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「稽古屋」
鶴二さんの、二席目。オハコの「稽古屋」
最初、色事根問いで、
「一見栄、二男、三金、四芸、五色、六おぼこ
七台詞、八力、九肝、十評判」で
四芸で、「宇治の名物ほたる踊り」を
この芸は、伝統、継承できるのは、
今や、おやじと私の、二人だけ。
おもしろいですなぁ。
いつものように、お師匠さんの艶っぽさ、芸のうまさは絶品。
「清元」のお手本をいつものごとく、えぇお声。
三味線の早川久子さんとの意気もピッタリ。
一緒に行った、友達も、感心、感激。
日頃の、鶴二さんの踊り、謡いのお稽古が
芸の真髄をささえる。
何度聴いても「鶴二さんの稽古屋」は最高。
次回は、12月とか。・・・待ち遠しくなる
たっぷり、二席聴くことのできる観音寄席でした。
第6回・稲田観音落語会
2008年6月28日(土)午後2;00開演
稲田観音禅寺
一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「道具屋」
二、桂枝曾丸・・・・・・・・・・・・「和歌山弁落語」
仲入り
三、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・「四人ぐせ」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「稽古屋」