ピアノ名曲探訪・生演奏でつづる・⑥
本日は、ベ―トーヴェンの「協奏曲」の世界。私のお気に入りは4番そして2番、3番ですか。何か5番はこってり過ぎて胃にもたれます。交響曲でも、4番、8番、7番が好きでおます。まあ、少しへそ曲がり趣味なんでおますが・・。
協奏曲をピアノ1本での生演奏、初体験、非常に感動致しました。演奏会に出会う機会も少なく、レコードもCDもラジオもない時代、このようにして再現して、人々に広がっていったんでしょうな。
今、グレン・ウールドの弾くSyn・NO6「田園」のピアノ版聴いています。
◉ベートーヴェンは「モチーフ」の職人
ベートーヴェンのモチーフ「断片」は頭に残る覚えやすい。主旋律の音が飛ばない、隣の音とつながってわかりやすいメロディ。
2020年はベートーヴェンの生誕250周年だったが、コロナ禍で世界的に尻すぼみ、残念でした。
◉「充実」と「孤独」
音楽家として致命的な難聴に悩まされ、苦悩、悲愴、の日々を過ごす。
【演奏曲】
①、ピアノソナタ NO8 ハ短調 op13「悲愴」より 1楽章
モチーフの例として、演奏。「運命」と同じ、ハ短調。ベートーヴェンの心情を表す、調性。(悩んでまっせ)
②、ピアノ協奏曲 NO 3 ハ短調 op37より 1楽章
ドミソ ファミレドと、ドミソの和音をモチーフに使う。(トントン隣組)
「休符」、一斉に休む・・考える時間を作る。(緊張と緩和ですな)
「音量の変化」、フォルテピアノが出てきた。(今は、ピアノフォルテ、Pf)
すべてに転換期の音楽。
③、ピアノ協奏曲 NO5 変ホ長調 op73「皇帝」より 1楽章
「皇帝」とあるが後付け、でも援助してくれた「ルドルフ大公」には感謝。
でもこのころは、難聴も進み「苦悩」の真っただ中。ソロからの始まりに注目(なんでも新しいことにはチャレンジ)
「上を向いて歩こう」のフレーズに酷似に注目。
④、ピアノソナタ NO8 ハ短調 op13「悲愴」より 2楽章
少し時間があるので、「悲愴」の第二楽章を・・・。
今日は、ピアノ協奏曲がピアノ一本で聴けて、大感激でおました。
宮崎先生、ありがとうございました。
ピアノ名曲探訪・生演奏でつづる・⑥
ベ―トーヴェン~「協奏曲」の世界~
2022年7月28日(木)9:45~11:15
和泉シティプラザ・3階レセプションホール
講師・宮崎剛
②、和泉シティプラザ
③、ごまめのBeethovenのピアノ協奏曲のCD
お気に入りはグルダのピアノですか。
④、いずみ市民大学