ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

雑食よみ・日々、是、一冊~伊藤まさこ

2018-10-31 05:05:05 | 本の少し
伊藤まさこの雑食よみ 日々、是、一冊。
クリエーター情報なし
メディアファクトリー

☆☆☆☆


伊藤まさこさん、日々、是、一冊。

本のある生活が自然に、日常を肩を張らずに、存在している。

羨ましい限りの、憧れの一日・・・そんな本の世界へと誘う。

単に、本の紹介だけではなく、それを取り巻く家でのちょっとした時間、
外出先での、ワクワクする新たな空間と時間、

本棚にある本、一冊一冊、確認して、にんまりしてしまう。

“雑食よみ”、よい言葉ですな・・・・
そういう意味では出会いのひろがるセレクト系の街の本屋さん大切ですな。
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手打うどん・だいご・津山~2018.10.30

2018-10-30 22:45:53 | うどん・蕎麦・そうめん
手打うどん・だいご・津山
☆☆☆

お洒落な、佇まい。

近くに、何処にでもあるチェーン店のおうどん屋さんが、
あとから出店・・・・・駐車場もいっぱい・・・・
多少の値段の差か? 半セルフが気楽なのか?

名店探しで、敢て、こちらの店へ。

いつもの、肉うどん。

あっさり目の肉の味つけだが、食べているうちに、
じんわりと、お汁に肉の旨みが滲み出てくる。
肉うどんの、最後にすする、お出汁はいつもながら、美味しいですな。
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呂好一人勉強会

2018-10-29 21:21:21 | 笑福亭呂好
呂好一人勉強会

久しぶりに寄せて頂いた、呂好さんの一人勉強会。
と言いながら、ゲストの南青さんが参加。

堺筋本町・船場寄席

一、笑福亭呂翔・・・・「色事根問」

呂好さんの弟弟子の呂翔さんの登場。
「師匠の呂鶴の呂と、哀川翔さんの翔、日ハムの中田翔さんの翔、大谷翔平さんの翔、
翔で、呂翔・・・今から呂翔のショータイムのはじまりです」と、
キャッチフレーズって大事ですよね。

かつて、「女風呂の呂と、女好きの好で、呂好」というのが呂好さんでしたよね。
これだけでも懐かしいですね。

呂翔さん、初めての出会いですが、なかなかのもの。
声は大きく、言葉もはっきり、急ぐこともなく、よろしおます。

話をきっちりこなすだけで、笑いはきっちり取れると確信のもとでの
高座、呂竹、呂好、呂翔、と一門の匂いができてきましたな。


二、笑福亭呂好・・・・「猫の茶碗(猫の皿)」

弟弟子の高座を見て、自分のことのようにドキドキ、ヒヤヒヤでしたと。
一部詰まりかけてましたが、立派なものと。

自分は、三席なので、ネタおろしはちょっと短めのものを・・・・。
「はてなの茶碗」と思いきや、「猫の皿」、こちらでいう「猫の茶碗」へ。

こんな噺ができるなんて、一般にお茶やお花が普及し、骨董品が流通してたんですな。

人間、一攫千金、欲をかくとあきまへんな。
芸事も同じ、一足飛びはないようで、そういう意味で、
呂好さん、着実に一歩一歩上り詰めてますな。

そういえば、NHKの新人落語大賞の最終選考まで残ったようで、
11月の4日(日)では、午後4時から放映があるようで・・・凄いですな。
贔屓にしている落語家さんが、成長されるのを目の当たりにできるのは嬉しい限りです。

三、笑福亭呂好・・・・「まめだ

丁度、今の季節柄にぴったりの噺。
落語家さんって、素敵ですね、床の間の掛け軸を替えるように、
四季折々に、時節柄の噺ができるなんて。

落語って、最後のオチを言いたくて、ずっと噺を進めているような・・・

「狸の仲間から、ぎょ~さん香典が届いたがな」

この「まめだ」、まさに、そんな、噺・・・・ですな。

しっとりと、銀杏が敷きつめられた三井寺の境内が浮かぶ、
呂好さんの「まめだ」でおました。


四、旭堂南青・・・・・・「山之内一豊と千代~内助の功」

チラシに、南龍と書いてあるので、はてな、と思いきや。
来月、南龍、二代目旭堂南龍さんを襲名なさるんですね。
講談界では27ぶりの真打誕生とか・・・・。

今、東京の神田松之丞さんで講談が注目ですが、
やはり、スターというか、新しい演者の登場により、業界、
その芸界、そのものが普及、浸透してゆきますな。

今日の講談は。春蝶さんでよく聴く「山之内一豊と千代」、
どちらが原本か解りませんが、まるっきり同じ進め方。

笑いも、動きも、たっぷり、愉しい高座でおました。
ということは、講談も落語も、兄弟の様なよく似た芸。

立て弁と台詞の量の違いぐらいで、赤穂義士伝や軍談に任侠伝など
聞いてみたいものは、ようけあります。

今後は、大阪で活躍される南龍さんに期待して、講談の世界も覗いてみたいですな。


五、笑福亭呂好・・・・「もう半分」

新しいジャンルに挑戦か・・・・気色の悪い噺ですがと断りながら。
少し、証明も落として、怪談風に「もう半分」を。

でも、怪談噺というには、おどおどしさはさほどなく。
声の質、声のトーン、陰気な高座とすべてが違う様な、
恐さも陰気さも「まだ半分」というところ。

先程の南青さんの講談での落語と講談の間の噺というのでは、
この「もう半分」、もっと講談寄りの噺なんでしょうな。
来年の夏あたりには、ヒンヤリと冷房代りの語り期待しております。

たっぷり5席、充実の呂好さんの勉強会でおましたで。


呂好一人勉強会
2018年10月29日(月)19:00開演
堺筋本町・船場寄席

一、笑福亭呂翔・・・・「色事根問」
二、笑福亭呂好・・・・「猫の茶碗(猫の皿)」
三、笑福亭呂好・・・・「まめだ」
四、旭堂南青・・・・・・「山之内一豊と千代~内助の功」
仲入り
 五、笑福亭呂好・・・・「もう半分」

次回、呂好一人勉強会は、12月28日(金)開演19時でおます。

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はじめての上方落語寄席

2018-10-27 20:58:47 | 落語

はじめての上方落語寄席



一、桂二乗・・・・・・・・・「子ほめ」

もう、入門して十五年経ったとか、凄いですな。
最初から上手かったですが、米朝正統派の貫禄まででてきたような。

枝雀さんが云う、「演じ手」タイプ。

噺の中の登場人物になって、噺の筋立てだけで、笑わせてくれる。

きっちりとした芸、やはり師匠、そのものですな。


二、桂米紫・・・・・・・・・「真田小僧」

米紫さんは、もう二十五年、若手若手と思っている内に、年数って経つんですな。

米紫さんは、枝雀さんが云う、「はなし手」タイプ。
落語の随所、落語家さん自身のの個性、匂いが、どうしても全面にでてしまう。

かつては、それが個性で、若さと勢いがあって、米紫さんの個性と思っていたんですが、
久しぶりに聴いて、あんこに黒みつ掛けたぐらいのこってり味。

こちらの、体調もあるのか、年を取って、味覚も変わったんでしょうか。


三、桂文之助・・・・・・・「替り目」

今日は、初めて落語を聞く方も多い落語会とあって、
ご自身気象予報士の資格があるんですよと、合格率6%。
難しい資格なんですな。そして、お天気さんで、なぜ前線はできるのかを解り易く説明。

そして、見えない線といえば、男女、夫婦間にもありますな・・・・と。

「替り目」へと、途中までで「酔っぱらい」とかの題で演じられてるんか・・・・。

文之助さんらしい、ほのぼの夫婦のラブラブ感ようでてますな。


四、桂米平・・・・・・・・・「七度狐」

定番中の定番、今日は小学生のお子達もちらほら、その子が笑う笑う。
子供の笑い声も、素直で良いもんですな・・・・。

赤子と子供がでてくる「子ほめ」「真田小僧」、そして、動物のでてくる、「七度狐」。

サゲは、灯明に油と間違って醤油をさして、明かりを消してしまう。
「出た~」「今のはわいや」の半ばで終了、そのあとおさよ後家もでてくるが、
最後までいっても、2度か3度、七度騙されてみたいですな。


五、桂雀三郎・・・・・・・「素人浄瑠璃」

自己紹介を含めて「ヨーデル食べ放題」を歌われる。
本業は歌手で、落語は片手間ですと、・・・・今日のお客さん、本気にしゃはりまっせ。

落語は「寝床」、お題は南光さん、南天さんと同じように「素人浄瑠璃」
あの雀三郎さんのガラガラ声、結構浄瑠璃向きか・・・・。
そんな気がして聞いてましたが、オガオガだけで、ひと節の語りもなし。
もったいない・・・聴きたかったですな。

師匠の枝雀さんを意識されてるんでしょうが、
オーバーアクションからすべての芸が、はちゃめちゃ感あり、
はじけた、雀三郎さんの一席でおました。


はじめての上方落語寄席
2018年10月27日(土)午後3:00開演
本町・ヴィアーレ大阪

一、桂二乗・・・・・・・・・「子ほめ」
二、桂米紫・・・・・・・・・「真田小僧」
三、桂文之助・・・・・・・「替り目」
仲入り
四、桂米平・・・・・・・・・「七度狐」
五、桂雀三郎・・・・・・・「素人浄瑠璃」
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死ぬほど好きだから死なねーよ~石井僚一

2018-10-25 05:05:05 | 本の少し
歌集 死ぬほど好きだから死なねーよ
クリエーター情報なし
短歌研究社

☆☆☆

短歌を詠んで感想を云う。

素人の私には、なんて難しいことか、
できるのは、その歌が好きか嫌いか、
なんとなく、心に響くか、響かないか、
・・・・・だけである。

ということで、気に入った歌は・・・・・・

何もしたくはない朝コーヒー一杯が冷めるのを待つだけの一日

約束の時間はとうに過ぎたけどそれでもずっと待ち続けている

スーパーに並ぶ無数の缶詰の賞味期限の向こうが未来

言葉なく家族とカレーを食べている この辛さは深刻だと思う

たこ焼きを四と四に分け合うことの幸せを幸せと呼びたい

 少しだけ笑ってほしい 大切なメールは海から送ってほしい
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なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか

2018-10-24 04:05:06 | 本の少し
なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか? (文芸書)
クリエーター情報なし
徳間書店

☆☆☆☆

稲田観音禅寺での、鶴二、さん喬さんの二人会で購入。


なぜ、芸風の違う喬太郎さんがさん喬師匠のお弟子さんなのか・・・・。

不思議な“親子”関係を解き明かす。

答からいうと、お互い芸に対して真摯に向かう姿は同じ、
ただアプローチの仕方が違うだけ、今の喬太郎さんがあるのは、
師匠がさん喬さんであったから、師匠自ら喬太郎さんを潰さないための我慢・・。
常々「俺がお前たちにやれるものは水しかない。肥しはやれない」と弟子全員に言っていると。

さん喬さんが、師匠の小さんの芸を、どうやって誰が継ぐのかという質問に、
「小さんの芸を継ぐ必要はないと思うんですよ。小さんの心を継げばね」と・・・。

まさに、喬太郎さんもさん喬さんの芸を継ぐ必要はない、
さん喬さんの心を継げば良いと・・・・。

東京へ行けば、是非聴きたいと思うお二人の落語。
二卵性双生児というか、一粒で二度美味しい、師弟でございますね。


粋な、さん喬さんの色紙。
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歌集・栴檀の木~下沢風子

2018-10-23 21:13:33 | 本の少し
歌集 栴檀の木
クリエーター情報なし
共同文化社
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さぬきうどん・本町~2018・10・23

2018-10-23 12:45:45 | うどん・蕎麦・そうめん
本場手打・さぬきうどん・本町
☆☆☆
二年前に、私が胃を全摘して初めて外でうどんを食べたお店が
なぜかここ、本町のさぬきうどん。

そのときは、確かきつねうどんを食べ、
うどんの太さに消化が大丈夫かと心配しながら食べたのを思い出します。

肉うどん・お肉は既に煮てあるが、あっさりめの味つけ。

この頃は、肉うどんに凝っていますな。
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天満天神繁昌亭・昼席・(2018・10・21)

2018-10-21 22:19:47 | 笑福亭鶴二

天満天神繁昌亭・昼席・(2018・10・21)


天満天神繁昌亭・昼席・(2018・10・21)トリは、笑福亭鶴二さん。


1週間トリは、笑福亭鶴二さん。


ほぼ、満席の入り。

一、露の新幸・・・・・・・・・「金明竹」

新幸さん、入門丸四年みたいですが、それなりの歳。
人生経験も豊富で、噺にどしいりとした安定感が・・・・。
それでいて、大きな声と元気さは、どんな若手にも負けない勢い。
これからの、一席一席、が楽しみですな。

それにしても、今の落語家さん上手いですな。、


二、月亭八斗・・・・・・・・・「饅頭こわい」

饅頭こわい、あのどんどんでてくる饅頭を食べるところ。
そばの落語で蕎麦が食べたくなるように、
饅頭食べたくなりたいですな・・・。

冬になると、私は喜八州の“酒饅頭”好きですな。
それと、やはり大阪みやげにもなっている、“551の蓬莱の豚まん”ですな。


三、桂三若・・・・・・・・・・・「妻の旅行」

今、東京を拠点にして活動している、三若さん。

得意の三枝さん作の「妻の旅行」。

夫婦というのは、居なければ淋しいし、居てたら居てるで鼻につくし。
お互い、没頭できる趣味でもあると良いんですが・・・・。

私もこれから、リタイヤでもしようとする時期が近づいているだけに、
夫婦の距離感って、気つかいますな・・・・今から、練習、練習。


四、豊来家玉之助・・・・・「大神楽」

大神楽・・・今、豊来家さん何人、居られるんでしょうか。
調べると、大好きなラッキー舞さんも、豊莱家なんですね。

でも、玉之助さん、小手調べの様なバランスと傘の芸。

ハラハラ、ヒヤヒヤ、もっとみたいですな。


五、笑福亭右喬・・・・・・・「平の陰」

松喬一門の秘密兵器、右喬さん。

得意の「平の陰」、一時の絞り出すような語りは無くなって、
聞きやすい話しっぷりに・・・・。


六、桂小春団治・・・・・・・「冷蔵庫哀詩」

小春団治さんの創作の中では一番のお気に入りの「冷蔵庫哀詩」。
冷蔵庫の中の、人間模様、いや食品模様には、ペーソスを感じる。

ある人、曰く、すべてのものに心が宿ると・・・・。
ものを、粗末にしてはイケないと、大事にそれぞれに宿るいのちを大切に。

なかなか、ものを捨てられない、ごまめのつぶやきでおます。


七、ナオユキ・・・・・・・・「スタンダップ・コメディ」

素晴らしい、一年ぶりぐらいの、出会いですが。

前回、聴いたのとは、一つとしてダブルものはなし。

手ぶり、素ぶり、顔の表情、も一時に比べて豊かに。

そのぶん、陰気さも無くなったが・・・テンポも増して笑いの量も増量。

いつ聴いても、期待以上の高座でおますな。


八、笑福亭竹林・・・・・・・「まめだ」

笑いの少ない噺を・・・・・と、「まめだ」。

丁度、今頃の季節ですな、イチョウが枯葉となって落ちてくる時期。
雨がしょぼしょぼ、降って・・・・ちょっと肌寒い時・・・・。

まめだ、たぬきはきつねと違って、愛嬌ありますな・・・・。


九。笑福亭智之介・・・・・「煮売屋」

喜六、清八、の仲の良い二人連れ。

旅は気心知れたもんどうしがよろしいな。


十、笑福亭鶴二・・・・・・・「御神酒徳利」

最後は、お目当ての、鶴二さんの登場。
一週間のトリ、凄いですな。

本日は、「御神酒徳利」・・・・・・・。
力の抜けた、落語を演じているのを愉しんでいるかの高座。

落語を話すというよりは、噺の中の登場人物になりきったようで、
自由気ままに演じて、お客さんと一緒に愉しんでいるような・・・・。

楽しい、愉しい、たのしい、鶴二さんの「御神酒徳利」の一席でおました。



天満天神繁昌亭・昼席
2018年10月21日(日)午後1:00開演
天満天神繁昌亭

一、露の新幸・・・・・・・・・「金明竹」
二、月亭八斗・・・・・・・・・「饅頭こわい」
三、桂三若・・・・・・・・・・・「妻の旅行」
四、豊来家玉之助・・・・・「大神楽」
五、笑福亭右喬・・・・・・・「平の陰」
六、桂小春団治・・・・・・・「冷蔵庫哀詩」
仲入り
七、ナオユキ
八、笑福亭竹林・・・・・・・「まめだ」
九。笑福亭智之介・・・・・「煮売屋」
十、笑福亭鶴二・・・・・・・「御神酒徳利」
三味線・・・・・・・林家和女
太鼓・・・・・・・・・露の新幸

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読むだけで10打縮まるゴルフ思考術~市村操一

2018-10-18 05:05:05 | 本の少し
読むだけで10打縮まるゴルフ思考術 (日経ビジネス人文庫)
クリエーター情報なし
日本経済新聞社

☆☆☆

本を買って、読んだ限りは、何か得ようと思い、
メモ代わりに書いているのが、このブログの“本のすこし”。

大阪人の、もったいないからきていることなんですが、
ビジネス本、ハウツウ本、などは特にでおます。

この本も「読むだけで10打縮まるゴルフ思考術」
ゴルフの上達本、読むだけで10打縮まる、とは魅力的なうたい文句ですな。

まあ、信じて、実行しようとしていることが二つ・・・。

【良い結果を回想せよ】
悪い結果を反省するより、良い結果を回想することに徹せよ。
①、まず、ラウンド中、良いショットだけをカードにメモする。
②、最終ホールをホールアウト後クラブハウスへ引き上げる前に、
すべてのナイスショットを回想し、イメージを浮かべてみる。
③、この習慣を少なくとも3ヶ月、あるいは7~8ラウンド続けてみよう。

リラックスして、無心になるために
【「バック」と「ヒット」を言う】
①、バックスウイングがトップに達したときに「バック」と声をだし、
インパクトのときに、「ヒット」とこれも声を出して言う。
(声を出すことに注意を奪われて、ショットの際に生じるさまざまの
雑念が消えてしまうようでである)

さて、どれだけの効果があるのか・・・・・楽しみですな。
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うた合わせ~北村薫

2018-10-16 05:05:05 | 本の少し
うた合わせ 北村薫の百人一首
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆☆

北村薫の百人一首とあるので、古典の新解説本と思いきや、
現代短歌50組100首を、“うた合わせ”で言葉の糸をときほぐしていく。

“うた合わせ”という言葉を初めて知りました。
本来、歌合(うたあわせ)とは、歌人を左右二組にわけ、
その詠んだ歌を一番ごとに比べて優劣を争う遊び及び文芸批評の会らしいですが、
北村薫さんは、自ら古今東西の短歌を二首選び、その批評を行う。

短歌の良さ、読み手が自由に短歌を味わうことができること、

例えば、 ・つむじ風、ここにあります 菓子パンの袋がそっと教えてくれる (木下龍也)

東直子さんは・・・・・
街の片隅に流れてきた風が、ビルの間でつむじ風となった。
菓子パンを包んでいた薄いビニール袋が、その風で旋回している。・・・と。

北村薫さんは・・・・・
パン屋の店先。大きな窓が明るい。並んだパンの袋。それぞれの形は様々だ。
中の、うずまきパンの袋がそっと囁く。《つむじ風、ここにあります》。・・・・と。

さて、皆さんは、どちらを浮かびますか、短歌だけをみたら、
八割の方は、上の方を感じたのではないでしょうか・・・。

短歌とは、誰でも一人では味わいきれないジャンルって感じがすると、
それだけ、短歌とは、作り手と受け手の共同作業のような作品ということです。

ということは、すべての人に理解されようとするのではなく、
今しばらくは、心のおもむくままに詠んでみようと・・・

本に戻って言えば、
これほど短歌について難しく考えたことはありませんでしたが、難しくとらえるのではなく、
今迄通り気持ちのおもむくままに日記替わりに詠んでみようと・・・。

例によって、気になった歌を

エレベーター待つと並びしハイミスはわが入社時の慕情を知らず (小川太郎)

体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ (穂村弘)

金輪際会わぬと決めたる一人と夢打際で夜毎にまみゆ (道浦母都子)

たっぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり (河野裕子)

はつなつの、うすむらさきの逢瀬なり満開までの日を数へをり (横山未来子)

誤植あり。中野駅徒歩十二年。それでいいかもしれないけど (大松達知)

充実に浸りてまこと孤独なりヘッドホーンにマーラー聴くは (小原紀久子)

夕方は夕方用の地図がありキヨスクなどで売っております (天野慶)

マガジンをまるめて歩くいい日だぜ ときおりぽんと股で鳴らして (加藤治郎)

 本当に愛していたら歌なんて作れないよという説もある (大田美和)

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壷阪寺・(2018・10・14)

2018-10-15 07:07:07 | ご朱印(寺・神社)

西国霊場第六番 壷阪寺

高取町の町案山子を見たあと、足を伸ばして、壷阪寺へ。


西国三十三ヶ所観音霊場第六番札所。真言宗。

眼病に霊験あらたかな観音様、目の観音様として広く信仰され、
沢市お里の浄瑠璃「壷阪霊験記」は有名。


大釈迦如来石像「壷阪大佛」

石仏があちらこちらに、全部で18体。


20mもある、天竺渡来・大観音様。


天竺渡来・大涅槃石像。


寝ながら見ておられるのは、広がる奈良盆地。



礼堂(重要文化財)


三重塔(重要文化財)


















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高取かかし祭り・(2018・10・14)

2018-10-14 07:07:07 | 街で

高取かかし祭り・(2018・10・14)

奈良の高取町、土佐街道筋に200体のかかしが・・・・・。


案内板に案山子のおでむかい。

奥の駐車場から順にご紹介・・・・。


ごまめと案山子。


自販機の側にも。


塀の屋根から子供たちが。


くすり資料館・・・この高取町は、薬の町として発展。


置き薬なのか、懐かしさの感じる薬がいっぱい。


薬づくりのかかしさん。


なぜか、トトロも待っているバス停。


衣装がきまってる御百姓さんのかかしは、バッチリ、そのまま。


なぜか、世界首脳が会談」・・・高取サミット。




たくさん集まると、案山子のなかに人が紛れ込む。


みぞやん。


ちびまるこさんの一家。


サザエさん一家。


今日は、だんじりも、豊作の雨願っての傘でのかけごえ。


祭のかかし。


薬問屋さんのお店。


そのなかの風景・・・只今、行商中。



足を伸ばして行った・・・子嶋寺、寂れておりました。


観光客も少なく、ゆっくり探索・・・楽しめましたで。


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手造りうどん・にしかわ・高取町~2018.10.14

2018-10-13 07:07:07 | うどん・蕎麦・そうめん
手造りうどん・にしかわ、高取町
☆☆☆☆

奈良・壺坂山・
土佐街道の町案山子を見に、壺坂山へ・・・
そこで偶然に入ったのが、ミシュランに載った有名店「うどん・にしむら」さん。

天ぷら肉うどん、
麵は細めん、それよりも天ぷらの海老の大きいこと。
海老フライでもこの大きさはなかなかでてこない。

お肉も、あっさりめの味付けで、うどんの出汁が活きる。

メニュ―、お値段は高めだが、それだけの値打ちは充分にある。

注文を聞いてから、茹でるので、15分~20分のお時間頂戴しますと・・・。

私は、あっしー君なので、嫁さんだけがビールを・・・・
その嫁さんが「何か、直ぐにできるものありますか」と聞くと、
「お肉か、きつね、ぐらいしかないですが、・・・・良かったら、前のコンビニで何か」

ミシュランに載るぐらいの味にこだわりのお店なのに、
接客に関しては、いたってお客様の立場でのサービス、凄い、好感度。
「はい、ありがとう、おうどん楽しみに待ちます」と・・・・。

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杏のふむふむ

2018-10-11 05:05:05 | 本の少し
杏のふむふむ (ちくま文庫)
クリエーター情報なし
筑摩書房

☆☆☆☆☆

ようやく、良い本が私の手元に届きました。

本屋に行くと、背表紙ではなく、棚に表表紙を向けて並んでいるのが
多いので気にはなっていたのですが、
遅まきながら、杏さんの「杏のふむふむ」、読んでみて納得、
単にタレントが書いたエッセイ本ではなく、
内容といい、語り口といい、素晴らしい本。

私が評価する、良きエッセイの要、最後の二行・・・・が憎い。
まさに、落語のオチのごとく、ストンと落ちる、憎い、うまい。

それと、内容が良い。

ご自分の仕事に関しては、基本全力投球、最大限の努力を惜しまずやる。

その、精一杯のスタンスが、よき人との出会い、つながりが拡がっていく。

出てきた本も、「こち亀」、「文。堺雅人」、「仏果を得ず」、「深夜特急」、と
私が読んだ本ともダブり、親近感を感じる。

まあ、同じ分野、自分の好みだけではなく、
たっぷり時間をとって、本屋さんで、余裕の中でパラパラと立見をしながら、
本を選ぶこともしないと駄目ですな・・・・・。

まずは、J-WAVE土曜日22:00~の「BOOK BAR」のFM聞いてみます。
(大倉眞一郎さんと杏さんがお薦めの本を週に一冊自由に持ち寄ってのおしゃべり)、

先週楽しみにして、ダイヤル合わせたのですが、
結局、東京だけのONAIRで、聴くことはできませんでした・・・・残念。





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