ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ごまめ自家製そば・875~2023.04.30

2023-04-30 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製そば・875~2023.04.30

“きざみわかめそば”
今日は、おそばを麺つゆ出汁で東京風に仕上げる。そばには少し甘めのお出汁美味しおます。
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第二回・新新作派・動楽亭~2023.04.29

2023-04-29 16:16:16 | 落語

第二回・新新作派・動楽亭~2023.04.29

一時の開場前に着くと既に十人ほどの方が並んでおられて、予約の確認とお支払いを済ませた者から順に、文鹿さんの手づくりの“さわやかおみくじ”を引く。今日は三本の大当たり1000円のキャッシュバックと何本かのシールが当たるそうです。私は27番で「超凡」、超、平凡ということですか、各項目は落語にちなんだお答えが並ぶ。例えば、【願い事】では、お菊の幽霊が温泉で足湯とか、遊び心がいっぱいで開演までの間、楽しませてもらいました。

一、笑福亭智丸・・・「寿限有」
「寿限無」があまりにもご利益がある過ぎて、初代は今や200歳、そのあと170歳、140歳長生きし過ぎて寝たきりの時も長すぎて問題。そこで今度生まれてきた子には限りなく短くなるように、縁起の悪い言葉を並べた名前を「寿限有」。この言葉の選び方に、歌人でも智丸さんのセンスがあふれる。師匠仁智さんの創作のDNAを引き継いでるのは智丸さんではないかと・・・秀逸の「寿限有」でございました。

二、桂春若・・・・・「兵庫船」
今日のゲストの春若師匠の登場。あとで新作をしますので、古典の方が軽くても良いと言われたので「百年目」や「はてなの茶碗」ではなく、前座噺っぽいものでと言いながら、おきまりのショートジョークから「兵庫船」へ。少し脱線しながらもゆったりとした船旅、よろしおますな。

三、春若、文鹿、智丸・・「座談・新作を掘り下げる」
春若さんにとって新作はどんなものかという問いに、昔は今ほど新作演じる人も少なく、4本しか手掛けてないと。
入門当時の上方落語界の状況をあれこれ。そこで出てきたのが、昭和42年頃の梅ヶ枝町の電子ビルでされていた“実験寄席”のはなし。そうなんですこの落語会こそが、私が落語が好きになった原点。(七枚目にその時のパンフレット載せときました、物持ちよろしおますな)
新作に話を戻すと、春若さんは新作はネタを繰ることができないので逆に苦手であると・・・。それを受けて文鹿さんは「新作は毎回、改良と言うか改善というか触っているので、なかなかこれがと固まることがない」と。(クラシックでも昔の作曲家の自作自演のピアノ曲もそうだったようです)
新作も作者が亡くなった後でも演じられたときに「古典」になるとすれば、生前にはどれだけ良い噺でも「古典」にはなり得ず、本人はその評価を得ずして亡くなると・・・。
私なりには、何度聞いても面白く、また他の落語家さんが手がけたくなる噺、これこそ「古典」になる要素でどんどん広く語り継がれて、時が経って気がつけば「古典」になっていると・・・。

四、桂春若・・・・「壬生菜に鴨(小佐田定雄)」
そして、数少ない春若さんの新作。小佐田定雄さんの作で。京都のいまも続いている“名づけ親はあなた”の上方落語勉強会での一席。
新選組の初代局長、芹沢鴨の物語。地語りで進められ、講談噺みたいな一席。初演は調べると2004年3月24日に春若さんで初演・・・。300近い噺をつくられている小佐田さん、鴨は壬生菜ではなくやっぱり葱ですな。

五、桂文鹿・・・・「奈良の男と京都の女」
「東男と、京女」ではなく「奈良男と京女」の合コン。いつの間にやら、奈良と京都の良いとこの競い合い、悪いところのけなし合い。
神戸と大阪、大阪と京都。京都と滋賀。大阪と和歌山。大阪と奈良。和歌山と奈良。この六チーム対抗、おのずからAクラスとBクラスに分かれるようで、取り組み次第では面白い試合になりそうですな。

次回の「新新作派」はゲストが桂三象さんで9月13日(水)18:30開演でおます。
 
第二回・新新作派~ゲストに桂春若師を迎えて
2023年4月29日(土・祝)午後1:30
動楽亭
 
一、笑福亭智丸・・・「寿限有」
二、桂春若・・・・・「兵庫船」
三、春若、文鹿、智丸・・「座談・新作を掘り下げる」
仲入り
四、桂春若・・・・「壬生菜に鴨(小佐田定雄)」
五、桂文鹿・・・・「奈良の男と京都の女」

①、動楽亭・小雨が降り出したので早めに開場を。
②、新新作派・智丸さん際立ってきましたな。
③、さわやかおみくじ・超凡とは
④、座談・春若さんにとって新作とは。
⑤、昔の上方落語事情を語る春若師匠。
⑥、聞きたいことは山ほどありながら、遠慮がちの智丸さん
⑦、実験寄席のパンフレット・私の落語の原点(1967年)
⑧、本日の演目

①、動楽亭・小雨が降り出したので早めに開場を。
②、新新作派・智丸さん際立ってきましたな。
③、さわやかおみくじ・超凡とは
④、座談・春若さんにとって新作とは。
⑤、昔の上方落語事情を語る春若師匠。
⑥、聞きたいことは山ほどありながら、遠慮がちの智丸さん
⑦、実験寄席のパンプレット・私の落語の原点(1967年)
⑧、本日の演目
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みらいめがね2・苦手科目は「人生」です~荻上チキ・ヨシタケシンスケ

2023-04-29 09:09:09 | 本の少し

 

☆☆☆☆

みらいめがねの第二弾。副題として、苦手科目は「人生」です、と。
ご本人がうつ病である事を正面から捉え付き合い方を告白。抑うvつ感と不安感の高まり。不眠の悪化とパニック症状の頻発。そこである医者に出会って、その主治医の傾聴態度が自分にとてもマッチしていて救われたと・・・と。
簡素だけど、こちらの「症状」だけではなく「つらさ」に対応しようとし、一緒に困ってみせた上で、改善策を提示してくれる。上から目線でなく、「困りごとの解決同盟」という感じがして、大変に居心地がが良いと・・・。

なぜこんなところが気になると言えば、この頃なぜかイライラしている自分に気付く、妻の何気ない一言についムッとしたりする。「なぜそんなことを言うのか」「幸せを提供できてないことを非難されてるのか」「抗議に感じる」、まだ自覚症状と感じているのは軽症だが・・要注意、この本の中「つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた」伊藤絵美さんの本が推薦されているので、一度目を通してみようと・・・。

早速、図書館で探してみよう・・・でおます。

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ごまめ自家製うどん・874~2023.04.28

2023-04-28 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・874~2023.04.28

“きつねわかめうどん”
久しぶりのきつねとわかめのうどん。あっさり目の出汁に、甘いきつねは美味し、わかめもたっぷり食べれてよろしおます。
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みらいめがね・それでは息がつまるので~萩上チキ・ヨシタケシンスケ

2023-04-28 08:08:08 | 本の少し

 

☆☆☆☆☆

色めがねって悪い言葉のようですが、私は小学校四年生ぐらいからずっとめがねのお世話になっています。めがねって大事、これがなければ何も見えません、それも一つあれば何でも見れるというわけではなく、遠近、中近、読書用の老眼、日射しのきつい時のサングラスなど、おしゃれも兼ねて、7つの眼鏡を使い分けています。めがねによって、世の中の見え方、それに伴う考え方も変わるというのがこの本。

荻上チキさんが文章で、ヨシタケシンスケが絵で、ひとつのテーマにユニークな視点で語る。めがねを掛け替えれば、生活の見え方も随分と変わる。

そんな素敵な本、元々は「暮しの手帖」の2016年初夏号~2019年秋号に連載されてたものです。続いてみらいめがね・2も読みはじめます。

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ごまめ自家製パスタ・873~2023.04.27

2023-04-27 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製パスタ・873~2023.04.27

“カルボラーナスパゲッティ”

カルボラーナを久しぶりに、レトルトのソースが二人分なので三人で分けるには少ないので、卵をふたつ割って、バターとブロッコリを足して、黒胡椒でごまかして食べる。あっさり目のカルボラーナ、まさに卵かけスパゲッティでおます。


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本の雑誌・478号~2023年4月号

2023-04-27 07:07:07 | 本の少し

 

☆☆☆

久しぶりに「本の雑誌」を。特集が「短歌の春!」ということで読みだす。木下龍也さんと東直子さんと穂村弘さんお座談会。百年で一番の「短歌の春」がやってきていると、若い方を中心に気軽に短歌が詠まれてるのではないかと・・・。

かつては、文語表現は思想的なものと結びついてるけど、口語短歌はキラキラした恋愛とか都会生活の軽やかな楽しみといったことを描いているから「この作品には何の思想もないじゃないか」という反発もあったが、その口語短歌も熟した形でそれぞれの方向性が生まれたと。

木下龍也さんも、まったくの嘘、フィクションでは書かないけれど、基本的には自分がどうとかではなく、読んだ人がどう思うかを考えて作ってると、それは、きっかけが投稿であり、毎月出るお題をみて何を書けるのか。作るのが自分だから意識しなくても人生は滲み出るものだと。この頃、歌会でも皆さんとつくるスタンスが違うので悩んでいたので、このお言葉でスッキリいたしました。

いま、初めて短歌を詠む方も多いようですが、初期衝動でつくった短歌は時としてキラキラしているもの、そのあとどうやって短歌とつながるか、結社とか短歌教室とか、雑誌の投稿欄に投稿しつづけるとか・・・その後が大切ですな。

NHK短歌の投稿だけは、続けている“ごまめ”でございます。

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鯨オーケストラ~吉田篤弘

2023-04-26 06:06:06 | 本の少し
☆☆☆
 
読みだすと吉田篤弘さん全開でどれもこれも同じだと思っていると、あの「流星シネマ」の続編みたいな話。昔の面影、音楽、美術、珈琲に食べもの、どれもが懐かしくつながっている。
 
そうこうしている内に、我が家は「断捨離」ばやりでどんどん粗大ごみとして廃棄中。そこで出てきたのが、小学校から中学一年生までの通知表・・懐かしいですね、そこに書かれている担任の先生の所見はこの70年の人生を言い得て妙・・・よく言い当ててますね。
 
鯨オーケストラ、まだまだ続いていきそうです。
 
 
 
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ごまめ自家製冷麺・872~2023.04.25

2023-04-25 13:13:13 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん

ごまめ自家製冷麺・872~2023.04.25

“冷麺”

今年初めての冷麺、いつも食べているメーカーとはちがう名城食品のごまだれ味の冷麺。一口食べて家族の者も「あれっ、違う」と・・・。普段食べ慣れたのとは、麺と言い、スープと言い、違う。冷麺も、今年食べ比べしながら我が家のBEST3を決めなければですな。

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まあまあふうふう。~八千草薫

2023-04-25 05:05:05 | 本の少し

 

☆☆☆☆

あの八千草薫さんがお亡くなりになる少し前に出版されたご本。

いちばん最初に書かかれていることは、「いい加減に生きなさい」と、これは「あざなりにと」という意味ではなくて「良い加減」という意味「いい加減」。ほどよく生きる、ちょうど良く生きる、ということ。中国には“いい加減”という意味のか“馬馬虎虎(まあまあふうふう)”の故事成語があって大切にされてると・・・。

長野県の八ヶ岳のふもとの高原の小さなお家での暮らしぶりが、沢山の写真とともに紹介されいる。何もしない自然と触れ合う山の暮らし、体で自然を感じられる風と空気・・自然を味わう生活。

人生、結局、思い通りにいかないものですけど、それが生きるということじゃないかと・・。だからこそ、今・・・その日その日、一日一日、瞬間瞬間を大事に過ごさなければと・・。

あとがきの最後に・・そう思いながら、私は今も、小さなところで、幸せに、楽しく、暮らしています。  それで、充分です。  何か遺書のような言葉で結ばれています。

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ごまめ自家製うどん・871~2024.04.24

2023-04-24 18:18:18 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製うどん・871~2024.04.24

“カレーうどん”

昨晩のおでんを使っての“おでんカレーうどん”、おでんのお出汁をベースに和出汁の元にレトルトかれー、そしてS&Bの赤缶のカレーを足して煮込んでおでんの具に薄揚げ、青ネギを足して最後に片栗粉でとろみを・・旨い、美味しい。この“おでんカレーうどん”好きでおます。

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ごまめ自家製パスタ・870~2023.04.24

2023-04-24 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん

ごまめ自家製パスタ・870~2023.04.24

“茄子のボロネーゼ”

今日はこってり味のパスタが食べたくて、ボロネーゼにベーコン、ナスにしめじを炒めていれる、ナスとトマトソースに相性は抜群、ソースにコクが出て旨い。バターは零ですがカロリーは高そうですが、美味しいのには仕方がないですね。

 

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ボタニカ~朝井まかて

2023-04-24 10:10:10 | 本の少し

 

☆☆☆☆☆

旬って、よろしいな。今まさに旬の「牧野富太郎」氏の物語。朝ドラ「らんまん」が決まってから、我が岸和田藩が二大名著「本朝食鑑」「重訂本草網目啓蒙」の出版に関わったと、2月の講演会からいろんな関連本を読みだし、予約していたこの本「ボタニカ」が30人待ちで回ってきたのが今月。まさにタイムリーとはこのこと、毎朝のテレビを見ながらのこの本、まさに面白い。富太郎氏の奇人、変人ぶりは一般の常識を逸脱している。

さて、ドラマではどのような描き方になるのか楽しみですな。

数珠つなぎで「南方熊楠」さんと、積読の中から朝井まかてさんの「恋歌」でも読んでみようと・・・。

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ごまめ自家製らーめん・869~2023.04.23

2023-04-23 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん

ごまめ自家製らーめん・869~2023.04.23

“もやしらーめん”

今日のメインはラーメンではなく焼めし。ごはんが沢山余っていたので炒飯を。それではさびし野でラーメンを作ってそれを半分ずつに分ける。でも実は焼豚と思っていたのが、炙りベーコンだったので、焼めしは塩味が強いし、らーめんも載せると焼豚の香ばしさがなく失敗、もやしで補う、トッピングのニラを載せるのも忘れて、バタバタの出来。やはり同時に二つの料理を作るのには無理がありますな。

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へたも絵のうち~熊谷守一

2023-04-22 06:06:06 | 本の少し
☆☆☆☆☆
 
おもしろく読んだ一冊。昔は偉人伝とか伝記ものという本、沢山ありましたな。いまやっている朝ドラも植物学者の牧野万太郎の物語、まさにそれを彷彿させる画家・熊谷守一の伝記。
社会人として、世の中の常識とはかけ離れていて、所帯を持っているのに生活的には貧乏の連続、絵の腕は確かで描いて売ればいいのに、なぜか描かない。そして筏師みたいな肉体労働をする。これは」「日経新聞」の「私の履歴書」として連載されたもので、九十一歳の時の記者に向かっての語りで、その語りのなかの即興性みたいな自然な言葉、熊谷守一、本人の飾り気のない自然な心の声を知ることができる。
 
 
 
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