ピアノ名曲探訪・生演奏でつづる・③~2022.06.30
ショパンⅡ・~「リズム」の楽しみ~
本日はショパンの二回目、本筋のマズルカ、スケルツォ、ワルツ、プレリュード、エチュード、そしてノクターン。
◉さまざまの「舞曲」
・マズルカ、とは地方の民謡の総称で。
「マズル」「オベレク」「クアビロク」の三つの踊りがある。
・ポロネーズとは、ポーランド風のこと。
・ワルツも、ショパンにとっては、「舞曲」は踊り手から聴き手に・・。
◉さまざまの「アクセント」
一拍目だけではなく二拍目三拍目と、踊り手から聴き手に切り離して遊ぶ。
◉演奏曲目
①、マズルカNO5 変ロ長調 op7-1
②、マズルカNO13 イ短調 op17-4
神秘的に「クアビアク」で始まる。
③、ワルツNO1 変ホ長調 op18「華麗なる大円舞曲」
五つの舞曲が混ぜ込みに、そこで大円舞曲と。
④、ワルツNO4 へ長調 op34-3「華麗なるワルツ」
猫のワルツともいわれ、「ニヤーオ」「ひっかく」が音に。
⑤、ワルツNO7 嬰ハ短調 op64-2
三拍目にアクセント。「ワルツ」か「マズルカ」かにしようか迷ったが。
⑥、オギニスキー作曲、「ポロネーズ」
⑦、ポロネーズ、七歳のときの遺作
⑧、ポロネーズNO1 嬰ハ短調 op26-1
⑨、ポロネーゼNO7 変イ長調 op61 「幻想ポロネーズ」
幻想曲、ポロネーズ、どちらにしようかと悩んだ末に・・。
⑩、ギャロップ 「マルキ」遺作
⑪、ワルツNO6 変二長調 op64-1 「子犬のワルツ」
サンクの愛犬「マルキ」の姿を音楽に。
⑫、前奏曲NO7 イ長調 op28-7・・太田胃散のテーマに使われている。
⑬、ポロネーズ、七歳のときの遺作
結論・・ショパンの舞曲では「踊れない」
ピアノ名曲探訪・生演奏でつづる・③
2022年6月30日(木)9:45~11:15
和泉シティプラザ・3階レセプションホール
講師・宮崎剛