ほのぼの亭、本日の噺家・・・笑福亭鶴二さんと林家染吉さん。
立派な旅館、山下家。
会場前には、レギュラーの方々の顔写真が。
大きな会場に多くのお客様。
司会のウエマツタツヤさん、本職はキングレコードの歌手。
緞帳が上がると、鶴二さん、染吉さん二人揃って高座に、まずは落語の入門編として、小噺を披露。
「鳩がなんか落としたな」「ふーん」、「隣に囲いができた」、「へぇーい」と、先に客席のおばさんからのちょっかいの声。
ざぞかけ、「浦島亀太郎」、「噺家」、なんかをやりながら、客席とのコミュニケーションをはかる。
一、林家染吉・・・・・・・・・・・・・「平林」
「落語を聴く、三つのお願い(笑い編)」のマクラで、手探りしながら客席を温めながら、染吉さんの世界へ導く。
噺は「平林」入ったとたん、初めて落語を聞く方も多いのか、なぜか笑いが硬い。
でも、「ひらりん」とか「いちはちじゅうの、も―くもく」とかで、客席から知ったかぶりのおばさんの声。
文太さんの「落語を聴く、さしすせそ」ように、「さ、差入れをいれる」、「し、知っててても先を言わない」
など落語のルールなにげなく、お知らせする方がいいのでは・・・・
でも、めげずに突進む定吉、いや染吉さん、かっこ良かったでおましたで。
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「餅屋問答」
普段とは違う、リラックスした鶴二さん。
そうそう、落語の聴いた特典を披露・・・朝売っている温泉卵、「ほのぼの亭を見た」といえば、10個入り、800円が11個入りに、
1個のサービス。10箱買えば、11箱に1箱サービス・・・・・・・これはほんまらしい。
気楽な商売はあるかいな・・・動物園か、いや餅屋問答、初めの出だし、仁鶴さんの声のトーンに似て嬉しくなる。
地元には馴染みのある永平寺の愚僧が主人公で、客席の笑いも倍増。
落語ファン以外の方も気楽に覗かれる温泉旅館での、落語。
各噺家さんが、どんな噺をされるのか、演題の選択だけでも楽しくなりますな。
ほのぼの亭・・第一部
2011年10月29日(土)午後5:30開演
大江戸温泉・山下家
一、林家染吉・・・・・・・・・・・・・「平林」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「餅屋問答」
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一、林家染吉・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
国勢調査のマクラで、手ごたえあり、即「金明竹」へ。
染吉さんの定吉、結構間抜けでオッサンへの口の利き方も、ぞんざいであほっぽい。
でも、旦那をさかりのついた猫と同じように云うぐらいですから、こんなもんか。
立て弁もあざやかで、やはり五年目のキャリア、安定感のある、染吉さんでおました。
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「時うどん」&「三味線漫談」
まずは、仕草の紹介から、扇子で、筆、植木挟。手拭で、焼いも。
久しぶりの鶴二さんの「時うどん」。こんな軽い噺を聴けるのも、ほのぼの亭の良さか。
帰りに、お見送りしている鶴二さんに、前のお客様が
「知ってて、解っている噺ですけど・・、愉しめました」と・・・この一言で決まりですな。、
このあと、染吉さんもでてきて、なぞかけを
お題は「抹茶アイスクリーム」、「紅葉」、「笑福亭鶴二」・・・・で染吉さんが。
そして、鶴二さんは、三味線を・・・・。
都々逸で・「火の出るような所帯をしても、火事さえださねば、水いらず」でええ声、披露。
そして、三味線弾きで「狸」を、達者でおましたで、鶴二さん・・・・二部、終了。
ほのぼの亭・・第二部
2011年10月29日(土)午後8:00開演
大江戸温泉・山下家
一、林家染吉・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「時うどん」&「三味線漫談」
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