おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

キロ買いの野望・・・きのこ

2005-09-06 06:34:31 | ブログ
5年ほど本州のはしっこの県に住んでいた私にとってきのこ、特にマッシュルームは年に何度かしか買わない特別な食材でした。料理のレシピに書いてあったら、わざわざ買いにいくような感じで、福岡産、中国産のしいたけ、CMの歌がはやったあの会社の「ぶなしめじ」を愛用してました。だって安いですから・・・
mashroom
ところが、ここブルガリアはなんときのこがたくさんしかも安く市場に出回るのです!これは本当にびっくり!しかもジューシーで肉厚、そしておいしい!! 安いときにはマッシュルームが1キロ1.5レバ(約100円!)マッシュルームをキロ買いです!どうしましょう? 日本のみなさん、マッシュルーム、またはきのこの料理ってすぐ思い浮かびますか?
マッシュルームと聞くと、あの白くて丸いきのこを意味すると思いますが、ここではもっと大きくて肉厚です。さらに驚いたことにここの人たち(特にジプシーの人たち)はきのこ狩りをしてとれたものを売っています。
先日買って来たのは日本でいうところの「クリタケ」でした。山育ちの私にとって「クリタケ」は故郷の味です。手打ちうどんと食べるとシャクシャクした歯ごたえがたまりません。うどんはありませんでしたが、すぐににんにく、しょうゆ、バターでいためてみました。うん、おいしい! これはキロ買いではなく300gで2レバでした。

そのほか「なめこ」の大きくなったものや「ハツタケ」「ヒラタケ」のようなきのこなどいろいろです。たまにふと歩道の端や公園の芝生の中に目をやると、いきなり大きなマッシュルームらしきものが「にょっきり」と生えていたりします。
あ~、日本から「きのこの本」を持って来るべきだった! またはもっと故郷できのこ名人に習っておくんだった、と後悔しきりです。
(ちなみに、この前マリナ(頻出同居人)の旦那、コリョと道を歩いていたとき、ちょうど、それらしききのこがあって、彼は「これは、昔じいちゃんととったきのこと同じだから食べられるゾ、知り合いのところで料理してもらおう」と採ったのですが、知り合いから「う~ん、これはわかんないよ、市場で売ってるきのこを食べて死んだ人もいるくらいだから、悪いことは言わない、やめときな。どうしてもいるんなら持って帰ってもいいけど・・・」といわれしょげてました・・・)

アンジェラ(やはり頻出)いわく、
「パンチェレーボ(ソフィア郊外の地名)に行ったら、いっぱいきのこが生えてるわよ、それに野生のマリナ(ラズベリー)やカシスも採り放題よ~」
しえ~っ!!!、本当に日本でもっと勉強しておくんだった、まさかブルガリアできのこ狩りができるとは・・・・

コメント (7)
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