甘いみつ、しみしみ

日本で、夏の暑い時期、食欲のないときに食べたくなるものに「みつ豆」、「あんみつ」があります。スーパーで買って来て冷蔵庫でよく冷やして夕食後や風呂あがりに食べると本当においしい!　（アイスクリームをのっけるとさらに好き!!）
この、いわゆるあんみつなどにはいっている「白みつ」のようなものはないかな・・・と思っていたら、ブルガリアにもありました!!　甘いみつがしみしみのお菓子です。


スーパーなどでよく見てはいたのですが、見た目にはただの小さなパイに見えたので、「どうしてこのパイは、パックにはいって、いつも冷蔵庫の中で売られているのかな?」と思っていました。
料理上手の友人ラディがお手製のこのパイをご馳走してくれたのです。フォークをさすと「しみ～!」とみつが出て来ます。
「これ、なんていうの?」
「バクラーバよ!!」
よく冷えたこのバクラーバはのどごしもよく、甘党には喜ばれそうです。
この甘いみつしみしみのお菓子はほかにもいろいろな種類があります。パイの中にドライフルーツやナッツの入っているもの、クッキーのように中に何もはいっていないもの、見た目にはビーフンが甘いみつに浸かっているようなものもあったり・・・・（いろいろな名前がついているのかもしれません）
このお菓子はブルガリアだけでなく、トルコ、ギリシャなどこのあたりの国どこでも見られるもののようです。
「夏はパイやケーキはのどに詰まる・・・」「生クリームは苦手・・・」という方には、このお菓子はおススメですよ!