おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリアに「モンタナ」? まだまだ行くゾ!初夏のドライブ

2010-06-10 14:21:45 | まち歩き

最近のソフィア・・・ 「クリザタ」(経済危機)のせいか、いつもの卒業シーズンのバカ騒ぎパーティーの声が少し静かです。EUやIMFがよってたかって援助している(?)あのギリシャにみんな出稼ぎに行くブルガリア人なので、もうマジでお金がなくなってきて「バカ騒ぎ」どころではないのかも・・・

そんな中、ソフィアからモンタナに引っ越した友人が「今度の週末おいでヨ!」とさそってくれました!ちょうどその日曜日はブラッツァ(ソフィア側から行くと一つ手前の町)に用事があったのでその後で寄らせてもらお~っと♪Montanacenteralparkmemorial

Montanacenteralparkfountain  ブラッツァから美しい山と、きれいに耕された広大な畑の間をぬってモンタナへ・・・ でも、ブルガリアにモンタナ? 何でも共産体制化では「ミハイロフグラッド」(数年前まで「地球のXき方」にもそう書いてあった!! ちなみに最近の版はちゃんと「モンタナ」になってますけどね。)だったそうです。ちなみにその前のこの町の名前は「フェルデナンド」。でももっと前のローマ時代の名前にちなんで、今は「モンタナ」・・・ ラテン語の「山」から来てるんだとか。そういえば英語で山は「マウンテン」、そして「モンテカルロ」や「モンブラン」なんかも「山」からきてるんだし・・・(そういえば九州に「ブラックモンブラン」ってアイスがありましたが・・・ それって「黒い白山」!! なんじゃそりゃ?! でも、食べたい・・・)

Montanastreet でも、「山」っぽい名前だけどソフィアよりずいぶん標高が低いっぽい・・・ ゆ~ったりとした柔らかい暖かさが街を包んでいます。それにソフィアと違ってキレイ!!

Fountaininfrontofmarket 街の中心部には緑豊かな公園があって、日曜日の午後、人々がのんびりたたずんでいます。近くにはけっこう大きなパザールもあるらしい。少し行くと大きなダムがあったり、古代ローマの遺跡があったりするんだとか。

友人にこの街の人々の暮らしぶりについて聞くと、「モンバット(車のバッテリー)とか、クロスっていう自転車の工場はあるけど、基本的に経済はタイヘン!! 失業率は30%なんだって!! ほとんどの人々が、家族の誰かが外国に出稼ぎに行ってるって感じね。」 あらら、どこも同じく大変なのね・・・ でも、何かソフィアより明るくて人々もけっこうフレンドリー!! Icecreamstand アイスクリーム・スタンドのプロダバチカ(店員)のモミーチェもにこやかに対応してくれます。見ると外国人は私だけ!? 通り過ぎる人みんなが「あ!! ガイジ~ン!!」的に好奇心に満ちた目を向けてきて・・・ あっら~!私ってけっこうスタアみたい?!(笑) そう思うんなら声をかけて来てくれたらブルガリア語で答えるのに~!! でも、どう見ても外国人だからみんな遠巻きに見てるな・・・

Communismicart この街も共産体制化では重工業の分野で大きな役目を担っていたんでしょう、建物の壁にはその名残か? 何とも「共産アート」チックなものも。そしてコレも!!Slmontanastation  

Slmontanastation1 蒸気機関車!! でもなぜか大砲を載せた貨車と一緒に展示されてる・・・ そしてその横には、この蒸気機関車にも負けないくらい「ボロい」(!?)電車・・・ あ、コレ、昔ペルニックのあたりを走ってたけど、最近はシーメンスの新しい電車に取って代わられちゃったから、もう廃止されて残されてんだろうなあ・・・ と思っていると、数時間後に駅前を通ったときには!! いませんでした!!! エエ~ッ!! まだ現役だったの!?!Montanastation

コメント (5)
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